お陰様で、西関東マーチングコンテストに向けて練習を再開することができました。
開催してくださる西関東吹奏楽連盟、出場を認めてくださった校長先生、その他多くの皆様に感謝申し上げます。
お陰様で練習を3週間ぶりに再開できました。
本当に喜びに満ちた一日になりました!
Covid19の今後【日本版】
コロナ感染症の影響が、2年以上にも及ぶなんて、一体誰が考えたでしょうか。
専門家はその可能性を伝えていましたが・・・。
結局、現在も重要視されている「手洗い」、「うがい」、「マスク着用」。
とはいえ、これらの対策は非常に有効ですが対処療法です。
専門家が初期から言い続けてきた「ワクチン接種」が現状では最も有効な対策のようです。
何より、「治療薬開発」が根本的な解決となるでしょう。

さて、日本の感染状況はどうなのでしょうか。
やはり学校現場で働く私が注目したいのは、若年層の感染です。
出典:国立社会保障・人口問題研究所「新型コロナウィルス感染症について」
コロナ感染症での死者を年代別で見ると (2021/09/13 現在)
10代以下 0人
10代 1人
20代 25人
30代 55人
40代 187人
50代 525人
60代 1,104人
70代 3,156人
80代 5,549人
90代以上 2,769人
出典:厚生労働省「データからわかる-新型コロナウィルス感染症情報-」
感染者数累計
10代以下 83,505人
10代 162,200人
20代 401,703人
30代 263,602人
40代 249,371人
50代 199,284人
60代 98,757人
70代 74,460人
80代 50,961人
90代以上 19,087人
重症化についても
50代以下 0.3%、60代以上 8.5%
出典:2020/10/22 第11回アドバイザリーボード資料(京都大学西浦教授提出資料を基に作成) ちょっとデータが古いですが・・・。
でも、デルタ株による感染大幅拡大においても、重症化、死者に関するデータについて10代・10代以下の数値に変動ありません。
死者1人ですから・・・。
重症化リスク
新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、高齢者と基礎疾患のある方、一部の妊娠後期の方です。
重症化のリスクとなる基礎疾患等には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、
心血管疾患、肥満、喫煙があります。
出典:京都大学西浦教授提供データ及び新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第5.3版に基づき厚生労働省にて作成
これは感染拡大初期から繰り返し説明されていたことです。
実際のデータが、それを証明しています。
明らかに、10代、10代以下は重症化、死亡リスクが低いのです。
さて、ポスト・コロナの道筋は?
「感染しても10代は大丈夫だからフリーに!」とはならないでしょう・・・。
とはいえ、感染しても基本的には大丈夫。
インフルエンザよりも辛くならない人が大多数。
となると、今後の感染症対策の道筋はどうなるのでしょうか。
ワクチン・パスポート
政治家からは「ワクチン・パスポート」の運用について言及されています。
実際にフランスなどで実用化され、効果も一定程度認められています。
そこで考えなければならないのは、若者にワクチンを打つリスク。
やはり、人類史上初の「メッセンジャーRNAワクチン」に対する不安もあります。
DNA情報の書き換え、というものがどこまで影響が出るのか。
非常に興味があるのですが、ちょっと不安も感じてしまいます。
実際に、若者の重症化、死亡のリスクがここまで低いと・・・。
選択の余地が無い、高齢者、基礎疾患のある方々は打つしかないとも思います。
そして、来年度以降は従来型の「不活化ワクチン」もいくつか登場する予定。

ちなみに、我が家の高校生は今月末にワクチン接種を実施予定。
仕方がないかな~。
問題が無い事を願うばかりです。
学校への影響
9月いっぱいは分散登校が継続しています。
また学校行事は見直しが続いています。
秋に体育祭、学校祭がある学校は影響が出ているでしょう。
感染者が出ても気にしない・・・。
って訳にはいかないでしょうか。
家族はワクチン接種が済んでいれば、家庭内感染の可能性は抑えられています。
貴重な若者の学びの場と、感染のリスク。
そろそろ、それを見直しても良い環境が整ってきていると思います。
2学期は徒歩ラリーや、修学旅行と秋は行事が目白押し。
それから授業、補習、そして休日の学校での自習。
ぜひ、若者の日々を大切にしてもらいたいです。
どうか、出来る範囲の可能性を追求する政治でありますように。
願っています!
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