令和3年11月10日(水)
3日連続のアンサンブル・コンテスト。
今日は出演のみだったので、久しぶりのクラスのSHRへ。
ワクチン接種もあって、やっぱり人が少ない教室でした。
3年生は受験に向けて全力を注ぐ時期なのですが、このワクチン接種の影響が出なければ良いのですが・・・。
1年生にも接種が広がってきているようです。
3月から3回目の接種もスタートの模様。
現状の感染状況が続けばよいのですが。
こればかりは祈るしかありません。
木管5重奏
朝6番目の出演順。
ちょっと早いな~と思いましたが、まあこれは仕方がありません。(くじを引いたのは私)
おかげで、朝のSHRをやって、4時間目・5時間目の授業も出来ました。
何だか久しぶりの授業。
月曜・火曜と授業をやっていないだけで、随分授業をやらなかった気分です。
さて、アンサンブル・コンテストの結果は
金賞・代表!!!!
良かったです。
今回は舞台袖で聴きましたが、ちょっと緊張していましたが、しっかりと演奏していました。
これで県大会に行けなかったら・・・。
とも思いましたが、ちゃんと評価していただけたようで良かったです。
メンバー編成
木管5重奏は生徒から「このメンバーで演奏したい」と申し出てきました。
実は、私はもともと違う編成を検討していました。
思い起こすと、彼女たちは定期演奏会で「サザエさん」を演奏していました。
あれは楽しい演奏でした。
そこで、アンサンブル・コンテストもこの編成でチャレンジしたいと思ったようです。
しかし・・・。
木管5重奏という「本物」の編成。
以前、木管3重奏でチャレンジして、かなり良い演奏だったのに地区大会で終わった記憶がよみがえりました。
さらに、フルートのパートリーダー、クラリネットのパートリーダーが抜けてしまうな~とか、いろいろと難しい問題もありました。
でも、結果的にはパートリーダーが抜けたフルート5重奏もクラリネット8重奏も飛躍的に成長してくれました。
ちなみにフルートは初心者から始めた2年生2人、1年生3人で難曲にチャレンジ。
すると予想を上回る成長。
立派に吹けるようなっていて感動しました。
それにしても1年生が全員経験者で、しかも上手で良かったです。
クラリネット8重奏も初心者3名(Esクラ、Altクラ、Ct,Bassクラと特殊管1年はみ~んな初心者1年生!)が頑張りました。
ちょっと無理か?!と心配しました。
しかも選曲も「パーテル・ノステル」という、なかなかの難曲。
でも、明るく前向きに取り組んでくれました。
そして、2年生も全員クラリネット初心者のメンバー。
8人中、中学校でクラリネットを演奏していたのは1年生に1人だけ。
それでもパートリーダーが抜けた穴を、みんなで埋めて頑張ってくれました。
先日のコンテストではフルート、クラリネット両チームが見事に「銀賞」を受賞しました。
これも「結果へのこだわりが中途半端」な面かもしれません。
FWOのアンサンブル編成におけるテーマ
そもそも、アンサンブル・コンテストでの「結果」を意識してアンサンブルを編成していないのです。
編成の基準は「メンバー全体が成長すること」を最優先に編成しています。
特に「2年生の成長」が一番のテーマです。
その結果、チームの実力は平均化します。
それは、部内アンサンブル・コンテストに向けて、どのチームも代表権を競い合えるように、という考えです。
金管アンサンブルも1年生を加えて、どちらもメインになるように配慮しました。
と言っても、加わった1年生が上手で何ら遜色ありませんでしたが・・・。
トランペットはどちらでも1年生がソロを吹いていました。
トロンボーンも大変優秀。
結果はどちらもコンテストで金賞、全体でも上位入賞という秀逸な結果になりました。
金管は1年生にみのチームも素晴らしかったし、金管はとても充実しています。
それでも、アンサンブル・コンテストの結果にこだわれば、最強のチームを1つ作ればよいのです。
でも、それによって成長できない生徒が出てしまうのが残念です。
せっかくのアンサンブルに取り組む時期ですから、全員が成長してほしいのです。
それでも今回はコントラバス3重奏という、アンサンブル・コンテストには出場できない編成が出来てしまいました・・・。
彼女たちは一生懸命に練習してくれたので助かりました。
「なんだよ~」って思っていたでしょうが・・・。
さて。
結果的にサキソフォーン4重奏、打楽器6重奏と木管5重奏は2年生のみのメンバーになりました。
今年は予想以上に選出に悩みました。
結果的にどのチームも飛躍的に成長してくれたので、今年もFWOのアンサンブル・コンテストは大成功だったと思います。
まだ、打楽器の事は引きずっていますが・・・。
ああ・・・。
サキソフォーン4重奏もコンテストでは金賞、しかも上位入賞でした。
結果としてはアンサンブル・コンテストで県大会進出の可能性があるチームがいくつもできたと思っています。
このアンサンブルを通じた部員たちの成長は見事でした。
「オータムコンサート」では、その成長を実感していただけると思います。
部内アンコンの映像と比較していただければ、もうそれは歴然です。
いろいろと考えさせられた今年のアンサンブル・コンテスト地区大会。
結果を受け止めて柔軟に修正すべき点と、継続すべき点。
これをしっかりと見極めて、また頑張って参ります。
オータムコンサート。
座席の人数制限も解除されましたので、ぜひ会場までお越しください!
FWOのメンバーが躍動する姿をどうぞお楽しみください!!
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