令和7年8月2日
とても暑い一日でしたが、私は羽生市産業文化ホールで一日過ごしました。
屋内でも暑さを感じるほどの猛暑でしたね。
中学校吹奏楽コンクール
今日は中学校の吹奏楽コンクールのお手伝いに行きました。
これは毎年恒例の活動で、支部長を務めていた頃から、支部のコンクールに顔を出すようになったのがきっかけです 。支部長は交代しましたが、人手があった方が助けになるだろうと思い、現在もお手伝いを続けています 。
会場は羽生市産業文化ホールで、約1か月前には開智未来高等学校吹奏楽部の定期演奏会でお世話になった場所です 。
今日はB部門のコンクールでしたが、大勢の観客が来場し、各校の熱演に耳を傾けていました 。やはり、多くの観客の前で演奏することは、演奏者にとって最大の喜びだと感じます 。
出場校には練習に伺った学校もあったり、顧問の先生方とは役員として知り合っていたりと、東部地区の仲間を応援する気持ちで舞台袖から見守りました 。
最初はC部門から始まりました。
C部門は20名以下の編成で、20人近くから一桁の人数まで幅広かったのが印象的でした 。
ちなみに、久喜高校の卒業生が活躍している姿が見られてうれしかったです 。
それぞれの学校が作り上げた音楽は、様々な観点から評価されますが、ステージ上で表現された音楽の価値はどれも素晴らしいものでした 。これからも、それぞれの学校で、それぞれのペースで音楽を楽しんでほしいと願っております 。
そして午後からはB部門。
B部門になると人数も増え、迫力も増しました 。最近練習に伺った行田市立忍中学校、加須市立昭和中学校の他、鷲宮中学校、春日部飯沼中学校、吉川中学校など、何度か練習に伺った学校の演奏は、舞台袖からドキドキしながら見守りました 。
どの学校も見事な演奏で、心から「ブラボー」を贈りたいです 。
個人的には、演奏順が最後の方だった蓮田南中学校の「メリー・ウィドー」セレクションの演奏がとても印象に残りました 。
音楽的で、美しい旋律と自然なハーモニーに癒される素晴らしい演奏でした 。
コンクールの選曲は非常に難しいと感じています 。邦人作品や現代音楽が主流であることは理解できますし、私自身も邦人作品をよく取り上げています 。
その上で、調性があり、美しいメロディを持つ作品を演奏会やその他の発表会でぜひ取り上げてほしいと強く思いました 。
ただ演奏するだけで幸せを感じられるような美しい作品との出会いは、中高生にとって一生の財産になるはずです 。
支部のベテランとして何ができるのか、ということをたくさん考えさせられる一日でもありました 。
とにかく、夏休み中も朝から、休日も返上して生徒たちと一緒に音楽と向き合い、情熱を注いでくださった顧問の先生方全員に、心より祝福の拍手をお送りしたいと思います 。
そして、ステージで素晴らしい演奏を披露してくれた中学生の皆さん、音楽を表現しようとする思いがホール中に広がっていました。心から「ブラボー!」を贈ります 。
開智未来高等学校吹奏楽部の部活動はお休みでしたが、コンクールのステージを裏から見させていただき、大きなエネルギーをもらいました 。明日からもまた頑張れそうです 。
「夕涼みに行かナイト」で地域との音楽交流
羽生の会場を早めに失礼し、次に向かったのは加須市總願寺です 。こちらも毎年恒例のイベント「夕涼みに行かナイト」に、加須市フライングカープウィンドオーケストラが出演しました 。天候が心配されましたが、雨も降らず、気温も下がり始めて比較的快適に演奏できました 。慣れ親しんだ總願寺での演奏でした 。

プログラムは非常に重厚で、特に「アナと雪の女王2」メドレーはかなりの大作でした 。お客様も驚かれたのではないでしょうか。真夏の夜に「雪の女王」の曲を屋外で聴く機会はなかなかないでしょう 。
演奏者も指揮者も大汗をかきながら、約40分のコンサートを終えました 。
私たちは、音楽を通じて地域の人々と繋がり、地域から愛される市民吹奏楽団を目指しています 。これからも応援をよろしくお願いいたします !
今日はかなりハードな一日でしたが、心が満たされる充実した素晴らしい一日となりました 。
さあ、明日から練習を再開し、県大会に向けてもっともっと素晴らしい音楽に磨きをかけ、基礎力向上を目指して頑張りましょう !
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