令和4年5月9日(月)
五月病
GWが終わり、通常の学校が始まりました。
5月病がちらほら見られる日々でもあります。
ちなみに、金子家は男子のみ(私を除く)が「五月病」を発症。
長男は自主休校。
次男は遅刻。
この男たちはどうやって激動の世の中を生き抜くのか。
ちなみに、女子は大学に通い、小学校1年生を楽しく過ごしているのを見ると、本当に違う生き物だなと実感します。
何だか複雑な生き物なのでしょうか・・・。
まあ、長男は高校生なので休めば単位不認定。留年。
区切りがあるので逆にありがたいです。
中学校の時のように、行く気もないのにずるずると在籍するのもなかなか苦しかったです。
さて、彼はここからどの方向に向かっていくのか・・・。
見守るだけです。
個人チューニング
また、一人一人の演奏を見る時間をとりました。
トランペットは三人とも力があります。
緊張しちゃうとか、音色の感覚(やわらかい音が大好き)が偏るなど。
でも、確実に力は付いてきているのでちょっと安心。
これからガンガンに吹きまくってくれるでしょう。
クラリネットは特に、音色に関して「自分の好み」と実際に鳴っている音のズレがありました。
もっと息を使って、楽器を響かせないとホールでは聞こえません。
この感覚の調整が必要だと思いました。
それでも、2年生3人(全員初心者から始めました)一人一人がしっかりと吹けていた印象。
ちゃんと頑張って練習してきた成果です。
最後にパートリーダーの3年生。
彼女は課題曲でも長~いソロを吹いて、埼玉県を代表する存在になります。
楽しみにしています。
セレクション
6月8日の吹奏楽コンクールのセレクション(55名)に向けて、これから徐々に気合が入っていくことでしょう。
全員がブラインド審査を受けてもらいます。
※1年生は希望者。
顧問だけでなく、生徒も採点します。
その結果を受けて、55名のA部に出場するメンバーを確定させます。
パートによっては、自分は可能性が無いのではないか?と不安になるでしょう。
基本的な編成のバランスはありますが、最終的には「頑張れる」メンバーが一番です。
これから夏に向けてA部は相当にハードな練習になります。
妥協しないで、出来るだけ磨き上げた演奏を作り上げます。
その過程は決して楽なものではありません。
ですから、そんな大変な練習も「絶対できる!」と前向きに頑張ってくれるメンバー構成で臨みます。
とにもかくにも、このメンバーセレクションに取り組むにあたり
自分の成長
に焦点を当て続ける事です。
もちろん結果が欲しい!のは誰でも同じ。
でも結果はコントロールできません。
今、自分に出来ることに集中する。
それは、結果が出るまでの時間を最大限充実させて、自分の実力を最大限伸ばすことです。
その積み重ねが、将来に大きな成果を生み出す土台になります。
結局、行動の背景にあるその人の「思想・哲学」が重要なのです。
自分の「価値観」に従って、自分自身の行動を決定すること。
時には、結果に期待することで気分を盛り上げるのも大切です。
また、思うような結果が出なくてヤサぐれるの良いんです。
一喜一憂は人生の素晴らしいスパイスです。
そして、最も大切なことは
今を充実させること
私の願いは、コンクールを通じて不動岡高校吹奏楽部のみんなが大きく成長してくれることです。
それ以上に価値のあることはありません。
そして、先日の定期演奏会で見せた「火事場の○○力」があれば、本当に何でも出来ます。
この1か月の盛り上がりを楽しみにしています!
当然、結果は出るものと確信しています。
コロナとの闘い
もはや最終盤となったコロナとの闘い。
定期演奏会は何とか乗り切りました。(無傷では決してありません・・・)
次は学校祭。
不動岡高校と同時期に学校祭を開催する春日部高校。
SNSでの署名の呼びかけから、紙面での署名運動も始まったとのこと。
ちなみに、臨時生徒総会で「署名を埼玉県教育委員会へ提出する」ことが決まったと、HPに掲載されていました。(が、現在は見当たらなくなりました・・・。)
この感じは、応援している大人の存在が見え隠れします。
とは言え、生徒の文化祭を思う気持ちが行動として表れているということでしょう。
実は、不動岡高校でも生徒会が春日部高校と連携をとって同様の動きを見せているようです。(小耳にはさんだところ)
ここで、しつこいですが「コロナ」についてデータに基づく理解を確認しましょう。
https://www.mhlw.go.jp/content/000927280.pdf
厚生労働省が発表した最新版のデータに基づいた、コロナに対する理解を深めるためのリーフレットです。(2022年4月版)
注目すべきは3ページ目
2022年1月~2月 10~19歳 (診断した人数対する割合)
重症化率 0・0人
死亡率 0.0人
全くの0人。
ちなみに 50代以下に拡大しても
重症化率 0・03人
死亡率 0.01人
これと、学校活動を制限することによるデメリットは見合っていますでしょうか。
上海ロックダウンと同じ香りを感じます。
あそこまでする必要・・・・。ありますかね?
結構同じ部類です。埼玉県。
もちろん、高齢者、基礎疾患のある方の安全は重要です。
しかし現状は
埼玉県の陽性患者(2022年5月9日公表 埼玉県HPより)
523,286人
入院患者数
417人
そのうち、重症患者数
5人
病床使用率 22.4%は、第5波前の2021年7月の水準。
重症者用病床使用率 2.6%は、第3波頃の2020年8月の水準。
陽性者数はこれだけ出ていても、医療の圧迫は抑えられています。
ワクチン接種の拡大、治療方法の確立などの要因からでしょう。
いやいや、そもそも若年層は重症化、死亡のリスクは相当に低かったのです。最初から。
ですから、「最終局面」と申し上げています。
この段階で、慎重には慎重を重ねて、などと根拠のない「保守的」な判断が、高校生のみならず若者の貴重な経験をどれだけ奪うことになるのか。
この現状を高校生も、保護者の皆さんも、社会の皆さんも理解した上で、思う事を表現して欲しいです。これっておかしいです!
現状で、学校活動を制限する合理的な理由は存在しません。
もう少し、と言われるかもしれませんが、彼らの今は二度と取り戻せません。
今、制限することに賛同している人間はぜひそのことをに対する責任をしっかりと認識して欲しいです。
いったい誰が止めてるんでしょうか。
やっぱり知事ですかね。
最近とんと見ませんけど・・・。
昨年度の学校祭
校内公開だった昨年度の学校祭。
一昨年は生徒がたくさん体育館まで見に来てくれました。
(3年生が企画参加を断念したこともあり、またクラス企画も展示のみと制限されていたため)
昨年度は全クラスが企画参加し、部活の発表も通常通りに実施されました。
その結果どうなったか。
吹奏楽部の公演は開始時間になっても、観客は一人もいませんでした。
ほかの公演も似たようなものでしょう。
あの虚しさ。
二度と味わいたくない経験です。
そして、私には次がありますが、生徒に次はありません。
結局、30名ほどのお客様の前で、100人近くが演奏するコンサートが彼らの文化祭公演でした。
本当にかわいそうです。
誰か、何とかしてください。
心から願っております。
大逆転で、一般公開が認められることを!!
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