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タッド・ウィンドシンフォニー

 3学期が始まって、長い長い1週間が終わりました。とにかくバタバタと時間が過ぎました。あれも、これもと思っているうちに。でもどれも大切な事なので、充実した時間なのですが。
 放課後はまたまたパート毎に練習を見ましたが、どのパートも曲を吹くときに基礎練習の時に使っている神経をどれだけ生かせるか、という課題が見えました。それからタンギング。切るべき時にきれない、なめらかに吹きたくてもなめらかにならない。いかに中途半端に吹いていたのか・・・。やっぱり全体では目立たないんだな~。現状をしっかりと認識する事が出来ました。みんな!!タンギングの練習をしましょう!!!先日のチューナーの見方にしても、細かく練習を見ると発見できる事も多いですね。やっぱりこういう練習は必要ですね。
 さて練習もそこそこに、タッドウィンドシンフォニーのコンサートへ行ってまいりました。とても魅力的なプログラムだったので、最後まで楽しんで聴く事が出来ました。どれも名曲ぞろいでしたが、保科洋・風紋(原典版)、兼田敏・日本民謡組曲”わらべ唄”など、日本の名曲の素晴らしさを再確認しました。またW・シューマン・チェスターやR・ニクソン シャマリータ(チャじゃないそうです・・・。)は吹奏楽作品の古典になっていくのだなと思いました。もっともっと取り上げて良い作品だと思いました。やっぱりそのためには、プロフェッショナルの演奏団体が定期公演を積極的に行い、そこで音楽性の高い作品を何度も取り上げて行く事が必要だと思いました。やっぱりアマチュアがコンクールで盛り上げても、古典は出来あがらないのではないかと思います。
 それにしもこれだけ名曲揃いのプログラムで、何と全て演奏経験があったことに驚きました。これも秋山先生の偉大さを再確認しました。吹奏楽の作品として取り上げるべきである、という確固たる信念で演奏会に取り上げてきて下さいました。本当にありがたい事です。秋山先生にご指導頂けたということは、本当に幸せな事なのだなと実感しました。
 そうそう古典だけではなく、スパークの2008年の作品「ウィークエンド イン ニューヨーク」はスパーク節がたっぷりと楽しめる、金管がド派手な作品。ジャズも取り入れて、ポップな感じに仕上がっています。ま~かっこいいって曲でした。
 それからジュリー・ジロー(これまでジルーと訳されていましたが、プログラムにはジローとなっていました。アメリカではこっちの発音の方が近いのでしょうか。何だか日本人的にはどっちも名前みたい。。。でも女性ですが。)この曲はゆったりと美しい作品で、とっても引き込まれる作品でした。これは「演奏してみたい!」と思った作品。いつ出版されるのかな~。
 とにかく良い充電になりました。
 そうそうたまたま会場でk高校の先生とばったり。一緒に鑑賞して、その後盛り上がって飲み会へ。色々なお話を伺ってこちらも楽しいひと時でした。本当にありがとうございました。
 さあ明日も頑張ろう!!
 タッドで聴いた本物の音。ホルン、トロンボーンが突き抜けるサウンドは体の芯に響きました。いや~あれを目指してがんばるぞ!!

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