令和4年1月31日
家に帰るとドタドタと賑やか。
長女(高3受験生)と次女(5歳)がエクササイズ。
そう言えば昨日も2階でうるさかったな・・・。
女子二人はとにかく元気。
男子は押され気味です。
世の中全般に言える事なのでしょうか。
とにかく、金子家は今日も賑やか。
コロナによる分断
部活動は週2日間。90分まで。
厳しいですね・・・。
ちなみに、越谷の中学校では分散登校が今週から始まったそうです。
次女の保育園も登園自粛要請で、2週間登園できません。
最後の保育園生活だったのですが、ちょっとかわいそうですね。
卒園式も保護者は入れるのかな・・・。
日程は知らないけど・・・。それはいけませんね。
若年層への拡大が心配されています。
まずは家庭内感染、そこから学校での拡大という経路です。
この記事の通り、飲食店への制限のみという国の対策はズレているのかもしれません。
しかし!
授業をリモートにする、分散登校にする、部活を禁止する。
これで、どれだけ生徒たちに影響があるのか、成長の機会が奪われているのかもしっかり議論していただきたいです。
政治的決断に犠牲はつきもの。
でも、その大きさをしっかりと受け止めたうえでの決断であってほしいです。
政府は経済を重視する方針で、出来るだけ「緊急事態宣言」を出したくないとのこと。
教育も同様に重視していただきたいのですが・・・。
1月31日 日本全国の重症者数 783人(新規感染者 60,838人)
※過去最多は2021年9月4日 2223人(新規感染者 16,014人→ ピークアウトして減少局面に入っていました)
今後ピークアウトして、減少局面に入るころに重症者数もピークになることが予想されます。
それを現在の医療体制で受け止められるのか。
東京都では重症者数 26人(1月31日)
第5波9月のピークが重症者数 300人。
この数字だけを見ると、緊急事態宣言の発出は見送られるのかと思われます。
「ゼロ・コロナ政策」
ちなみに北京オリンピックに沸く(?)お隣の中国。
これが経済に大打撃を与えています。
とにかく、感染者が出た地域を徹底したロックダウンで封じ込める。
どうやって流失したのか、西安(私が20年前に旅行した古都です!)で封鎖対象の建物から出てきた男性を当局の職員(と思われる)がリンチにしているシーン。
非常に衝撃的です。
もちろん感染症。
重症化すれば恐ろしいコロナ。
でも、その対策としてリンチは無いですよね。
ウイグル族、モンゴル、チベットと支配地域内の少数民族への弾圧が非難されている中国。
同じ漢民族でも「コロナ対策」という正義があると、ここまで行ってしまうのでしょうか。
これを対岸の火事と思ってはいけません。
私たち日本でも同じように、正義を振りかざして、正義による人権侵害は起こっているのですから・・・。
この書籍についてはまた後日。
本当に、自分がいかに無知だったのか、国家権力の恐ろしさ、マスコミの現実を思い知らされます。
この書籍を読めば、中国の人権侵害を批判できる立場にはないと知ることができます。
さてさて。
中国のコロナ対策。
現場は徹底的な引き締めを実施しています。
しかし、これが急激な経済の落ち込みを生み出しているのです。
習近平国家主席が3期目を目指すなか、コロナ対策と経済成長の両立が非常に難しい局面を迎えているのです。
フランスは厳しい制限、イギリスは早速制限解除。
アメリカは大統領の指示に従わない。ワクチンは打たない。
ちなみに、アメリカのワクチン接種率が上がらない原因には深い闇があるのだそうです。
1997年 ビル・クリントン大統領が公式に謝罪
「タスキギ―梅毒実験」
1932~72 40年にわたり実施された「梅毒」の毒性に関する人体実験。
米国公衆衛生局(Public Health Service: PHS)は梅毒が感染後どのような影響があるのか、感染させた被験者の観察する人体実験を実施しました。
末期の梅毒罹患者399名、健康な201名を比較対象として選別。
この対象者は貧しい黒人に実施され、手当て、食事などを理由に人体実験に参加させました。
しかも、「梅毒」の人体実験については一切知らされていなかったのです。
また、投薬など新薬の研究ではなく、ただただ「梅毒」による経過を観察するためだけの非人道的な実験でした。
何だかこの作品を思い出してしまいました。
731部隊の世にもおぞましい人体実験。
これが明るみに出ると、黒人を中心としたアメリカ国民の激しい批判が起こります。
そして、現在も黒人、その他有色人種のアメリカ国民の中にある政府への不信感の原因になっているのです。
これが、現在アメリカ合衆国のワクチン接種が進まない理由の一つだそうです。
なかなか衝撃的な事実です。
バイデン大統領が「アメリカのリーダー」と宣言して、国民の統合を自らの使命としています。
でも、トランプ大統領以前からアメリカ合衆国の分断は存在しているのです。
彼の国のリーダーは想像以上に大変そうです・・・。
日本の対策
ワクチン接種率(ブースター接種=3回目)
3.5%
これまたすんごいスピードで進み始めています。
昨日1日で70万件ほどの接種のようです。
でも2か月はかかるでしょうね・・・。
イギリスはブースター接種が60%超えていますからね。
でも全て規制解除はすごいですね・・・。
今後も国民の努力、耐え忍ぶしか手はないんでしょうか。
しかし、第7波がくるかもしれません。
いや、来ると思って準備していなかった結果が今の状況なのです。
ですから、ブースター接種を進めるしかありません。
もう3回、4回と打っていくのでしょう・・・。
とにもかくにも、反省会はしっかりとしてほしいです。
責任者の皆様。
ちなみに、新型インフルエンザの経験はしっかりと検証されていたそうです。
相当な予算をかけて。
しかし、実際の動きまで落とし込まれていなかった。
さらに、訓練も行ってこなかった。
これが、現状で右往左往する原因だとのことです。
※鈴木亘 学習院大学経済学部教授による。
また、教育に与えた政策決定の影響についても検証してほしいです。
そして、今後の政策決定に関わる判断材料における「教育」の重みを持たせる内容になって欲しいです。
一生懸命に頑張っている人同士が、コロナの影響で分断されています。
ルールを出す側の責任。
受け取る側の理解。
ここには当然ずれが生じます。
日本の場合は「空気を読む」文化ですので、ここに大きなストレスを感じながらもうまくやるんです。
でも、それが世界幸福度ランキング
56位!
あくまで一つの指標ですが・・・。
これにつながっているのではないでしょうか。
ちなみに「世界幸福ランキング」については以前にも触れましたね。
他国に比較してダントツで日本の得点が低い項目は
「他者への寛容さ」
はい。来ました。
本当にそう思います。
これも、『生涯弁護人』の内容に通じると思いました。
自分自身にも自戒の念をもって受け止めたいと思います。
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