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始業式・・・。

吹奏楽
OECDは第2次大戦後マーシャルプランから始まりました。

令和3年1月7日

不動岡高校は7日から3学期が始まりました。

なぜ1日早いのか!?

ちなみにさいたま市の義務教育(小学校・中学校)も7日から。

こちらはなぜ早いのか知りません・・・。

保育園は4日から。

これは保護者のお仕事始めが4日からでしょう。

さて、高校の始まりが7日なのは「調査書の発行」(入学願書に同封)という大切な行事があるからなのです!

近年、多くの大学が1月14日(金)願書受付締め切りとなりました。

というのも、ほとんどの私立大学が1月15日、16日に実施される「大学共通テスト」を利用して受験できるようになっています。

いわゆる「共通テスト利用」の私立大学受験。

ちなみに、私立大学の受験料・共通テスト利用は一般受験よりもお安くなっています。

わが埼玉県が誇る獨協大学の共通テスト利用2志願目まで17,000円は格安。なんと!3志願目以降は8,500円!(何とかショッピングみたいですが・・・)

一般的には15,000~8000円ほど。

いずれにせよ、安くはないですよね。

そして、一般受験は1校36,000円が相場です。

またまた獨協大学ですが、何と2志願目以降は10,000円!!

価格競争ですね・・・。
「受験料を抑えたい!」というのは親の本音でもあり・・・。ありがたいですね。価格競争。

ちなみに、金子家は子供一人当たり10万円給付が受験料になる予定です。

さて、話が横路にそれましたが、私立大学はできるだけ多くの学生に共通テスト利用を出してほしい

そのために、受験する前に願書を締め切るのです。

中には、一般受験と併願する場合は一緒に願書提出なんていう、何とかして受験料を集めようというあこぎな・・・おっと失礼。

というのも、共通テストが終わった後に自己採点をして、予備校にデータを提出すると私立大学の合格判定が出ます。

これを受けて、一般受験の出願校を調整するのです。

共通テスト利用で合格できそうならば、一般受験は減らせます。1校でも大きな負担減です。

大学側はこの削減を防ぐために、願書を共通テスト利用・一般を同時に出させるわけです。

ということで、多くの生徒が1月14日締め切りの願書提出なわけです。

となると、1月11日(火)に調査書を発行して、その後出願となると本当にギリギリになってしまいます。

少しでも余裕を持たせるために、7日に3学期が始まるのです。

ということで、朝から結構大忙し。

何とかほとんどの生徒に発行することが出来ました。

約500通。

1通が最大36,000円・・・。

衝撃の金額になりますね。
割引などはあっても、最終的には1、000万円ほどになるのでしょうか。

とても大切な書類ですので、間違いが無いように生徒の皆さんにも協力してもらって作成しました。

この量を一人でやってミスしない自信がありません。

しかも、全く生産性のないお仕事。

年末に2時間以上印鑑を押し続けて私は思いました。

OECDデータ

2020年 日本の労働生産性 5,086円/時間

OECD加盟国 28位/38

G7の中では最下位。

しかも50年連続・・・。ダントツの最下位って感じですね。

国民一人当たりの国内総生産(国内総生産/人口)

1位 ルクセンブルク 118,726ドル(約1,221万円)

2位 アイルランド 95,513ドル(約982万円)

3位 スイス 71,705ドル(約737万円)

日本

23位 41,775ドル(約430万円)

ちなみにG7の国家は

米国 5位

ドイツ 12位

カナダ 15位

フランス 16位

英国 17位

イタリア 22位

堂々の最下位です。まあ、イタリアとほぼ一緒。

ちなみにアジアでは韓国が19位。

まあ、あくまでGDPの金額という一つの指標ではありますが・・・。

とにかく、マンパワーで乗り切るというこの慣習。

変えましょう。

じゃないと、日本は貧困な国になってしまいます。

幸福度

いやいや、貧困でも国民の幸福度が高ければ良いのです。

これは価値観の問題です。

世界幸福度ランキング

国連の「持続可能な開発ソリューションネットワーク」が、3月20日「国際幸福デー」に合わせて発表しています。

2012年から毎年発表されています。

今年の日本は

56位!!(2020年 62位 から6位UP!)

1位 はフィンランド

149位 はアフガニスタン

主観的な質問、経済指標などを組み合わせてポイント化しています。

もちろん、「幸福」というテーマだけに、一概にこれで幸せな国、不幸せな国などと言えるはずもありません。

しかし、指標としてはいろいろと見えてくる面もあります。

非常に単純に考えると、労働生産性の低さ=マンパワーで時間をかけて売り上げを出す

世界トップレベルの売上だが、国民の幸福度はどうやらトップレベルではない。

これは、経済指標だけが「幸福」に関係しているわけではないといことも言えるでしょう。

とにかく止めてもいいものはやめて、価値のあるもの(生産性が高いというだけでなく)に時間をかけたいです。

少なくとも、印鑑を押すのに1日の労働時間の1/4を使うなんてアホなことはやめるべきです。

無駄な会議も同様。

話し合いは大切。

でも時間はもっと大切。

学校であれば、生徒に直接的に関係することに費やす時間、授業などの準備の時間、教員としてのスキルアップにつながる時間こそ価値があります。

印鑑を押したり、封筒に書類を入れたり。

生産性0ですから・・・。

早急に業務改善がなされることが期待されます。

切実です。

午前中は授業・午後は練習

SNSを見ると「冬季演奏会に向けてホール練習です!」な~んて投稿が散見されます。

本校は1,2年生は課題考査。

3年生は授業です。

私もばっちり授業。9組はやり残しがあったので、普通に授業をやりました。

3組は演習。

共通テストに向けた緊張感のある授業・・・だったかな。

そして始業式。

放送で校長講和(5分ほど)で終了。

今年度も体育館に集まるのは難しいですかね~。

あっという間に終わりました。

そして練習!

本来は5時完全下校なのですが、さすがにそれではまずいので延長練習をお願いしました。

セクション練習を入れて、課題曲を丁寧に確認しました。

やればやるほど、課題が見えてきて深い森に入っていくようです。

それでも、一歩ずつ進んでいます。

あとは時間との戦いです。

合奏はたったの40分。

それでも成長した部分も見えました。そして課題もさらに見つかります。

その繰り返しですね。

自己ベストを更新し続けるしかありません。

まさに、自分と向き合う、そんな練習の日々です。

また明日も頑張りましょう!

あ、明日は土曜授業ですよ~。

練習は午後のみ。

限られた時間だからこそ、集中してやれます。

「生産性」の最大化には欠かせない要素です!

「時間」こそ最も大切な、価値のあるものであるという認識を持ちましょう。

また明日!

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