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フライングカープ・ウィンドオーケストラ

 6月から始まった加須市フライングカープ・ウィンドオーケストラ。
 とうとう第1回の演奏会を翌月に迎える事となりました。なんと加須市広報課担当の方がいらして、取材までしてくださいました。加須市、地域との関係も大切にして、県北の音楽文化振興に貢献できればこれほどうれしい事はありません。

 さて、どうしても不足しているパートにはエキストラをお願いして演奏会を迎えることになりました。当初より不足していた金管パートにはトランペット、ホルン、ユーフォニアム、テューバとエキストラをお願いしています。おかげさまで、演奏の完成でもぐっと上がってきました。まだまだ第1歩ではありますが、今のメンバーが「楽しみ」にしつつ、「演奏の完成度」を上げるという練習を頑張っています。

 一般吹奏楽団では、そのバランスが非常に重要です。
 所属しているメンバーの考え方、これをある程度の方向性にまとめて、そして毎回の練習で満足、納得してもらうことが活動の継続性には不可欠です。これはスタッフを中心に、なにより指揮者、指導者が常に意識していくべきポイントになります。もちろん私は教員という立場ですので、ボランティアではありますが、このバランスをしっかりと意識するということは、ある意味「プロフェッショナル」に近い意識が必要だと考えています。

 団員に対するリスペクトを持ちつつ、今後のに向けて着実にステップアップしていく練習にする。そのためのしっかりとした楽曲理解、そして練習の準備。また、団員とのコミュニケーションも不可欠で、こちらの考えと団員の感じ方のギャップをできるだけ少なくする努力が必要です。これが同じメンバーでも年齢、環境によって変わるのが一般吹奏楽団です。大まかな方向性、そして所属団員の考えをある程度把握、そしてバランスを考えた運営。

 いずれもこれまで「おおみや市民吹奏楽団」で培ってきた社会人吹奏楽団運営法です。
 でもこれって本当に難しいと思います。スタッフ、指導者・指揮者、そして団員。本来は「音楽を楽しむ」というシンプルな目標を共有しているのですが、十人十色の価値観があるのでそれらが相反してしまうことはしばしばです。それをおおらかに、時間をかけて進めていく楽しさが社会人吹奏楽団にはあります。これは学校の吹奏楽部には無い魅力でしょう。

 とにかく生まれたばかりの加須市フライングカープ・ウィンドオーケストラ。最初の演奏会はどんな形にせよ、実施することが大きな節目になることは間違いありません。そして、第2回もすでに6月27日に実施することが決まっております。こうやって先の目標をしっかりと定めることで、毎週の練習を充実させられます。これからまだ山も谷も来ていませんが、毎週楽しく練習している加須市フライングカープ・ウィンドオーケストラをよろしくお願いします!ぜひ、会場にお越しください!!

令和2年12月27日(日)13:00開場 13:30開演 15:00終演(予定)
パストラルかぞ大ホール 入場無料

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