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楽曲研修会!

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 とうとうこの日がやって参りました。
 ここまでの道のりはあっと言う間の時間で、いつも経験する事ですが時間の経過は止まらないんだな~と実感。

 朝は一度学校で楽器を積み込み、それから戸田へ。高速道路を使用すると40分で戸田へ到着。あんなにさいたま市文化センターから近いなんて~。びっくりしました。

 さて。
 控室で準備を進めた後、ホールにて栄高校のリハーサルを見学。どれだけ響くホールなのかな?と心配したのですが、思った以上に響きの少ないホールで、ホールに助けてもらいたいという思いは砕かれました。

 それにしても栄高校の演奏する「魔王」とJ・ジルーの交響曲第4番は本当に難曲。朝一で音だしもままならない中、よくここまで演奏するんだなと。これも全員が「何とかする!」という思いを強く持っている事の表れではないでしょうか。やるしかない!という決断。これが大切なんです。

 さて、練習室でいつものように音だし、チューニング、基礎合奏。本番前は極力ルーティンを淡々とこなし、落ち着いて本番へと向かいます。リハーサルは結構押していたのですが、不動岡高校は練習室での音だしが長目に取れて良かったです。たった5分が大切。

 さて最初から分かっていたことですが、本番前のステージリハーサルが公開リハーサルでした。これがやりにくい。。。当たり前ですが。中学生が大勢見ている中で、修正箇所をさらし、繰り返すというのは・・・。これも貴重な経験ですね。

 そしてなんだかバタバタしている中で本番となりました。

 1曲目のスミスは緊張していましたね!でもしっかりと最後まで吹ききりました。これが大切。実際にステージで演奏してみると、これはやはり良い曲だな~と実感。ぜひ取り上げてもらいたい作品です。

 2曲目の北天の陽は、歌い上げるメロディが印象的な作品。どれだけお客様に伝わったのか、感想が聞きたいところです。それほど技術的に難しくなく、でも簡単には聞こえない!といういわゆる聴き映えのする作品でした。

 3曲目はメリーウィドー。
 本当に良い曲です。ワルツは気持ちよく演奏させてもらいました。ぜひこの気持ちよさを皆さんにも味わってもらいたいです。そしてこの曲を通じてたくさん勉強する事が出来ました。
 
 その後に素晴らしいバンドの演奏が続き、毎年の事ですがおなかいっぱいになる午後になりました。それでも会場は常に満席。勉強しよう!という高い意識が伝わってくる、素晴らしい空間でした。

 とにかく不動岡高校吹奏楽部として、今できるベストの演奏をする事が出来ました。応援してくださった皆様、御協力くださった保護者の皆様に本当に心より感謝申し上げます。

 そしてこのような機会を与えてくださった、春日部共栄高校の都賀先生をはじめ、多くの先生方に心より感謝申し上げます。このご恩は、必ず夏にお返しいたします!

 今回の楽曲研修会を通じて、部員の皆さんは多くの学びを得る事が出来ました。その中でも一番の学びは、「チャンスは環境が整った状態で訪れない」ということ。「やれる!」と確信をもった状態で訪れるチャンスは大した物ではありません。やっぱり大きなチャンスは「やれるんだろうか・・・。」と不安になるようなものです。

 自分たちの現実とは違う世界から「チャンス」はやってきます。ですから当然「不安」でいっぱい。ここで足がすくんでしまえばそのままです。この時に必要なのが「勇気」。とにかくやってみよう!というリスクをとれる「勇気」こそ、「チャンス」をつかみ大きく飛躍するために不可欠な要素なのです。

 今回不動岡高校吹奏楽部はその「チャンス」をつかむ一歩を踏み出しました。もちろんその一歩がどれほどのものだったのか、はこれから反省をして改善していく必要があります。でも一番重要な事は、「私達は一歩を踏み出した」という事実です。

 あんなすごい学校ばかりが演奏する舞台で、しかもCDになって発売されるなんて!と足がすくんだことでしょう。実は私もです。え~~!って思いましたよ正直。でも!ってことは、これは間違い無く「チャンス」だ!と思いました。経験上。

 不動岡高校吹奏楽部の皆さんはまだ実感が湧いていないと思いますが、この本番を通じて私達は大きく変わりました。それは周りの人たちの見る目も含めて。もう誰も知らない学校ではなくなったのです。自信とプライドを持って、そしてさらに高い基準を作って音楽をしましょう。

 本当にみなさんよく頑張りました!
 お疲れ様!!
 明日のOFFはしっかりと休み、しっかりと勉強してください。よろしく。

 ではまた明後日!!

※写真は某高校のリハーサルです。
 

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