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久しぶりの合奏。

 やっと合奏が出来ました。
 と言っても今日も会議が入って練習に行けたのは5時。1時間で豆まきの新曲3曲を!と思っていましたが、やっぱり2曲目に入って時間切れ・・・。

 「また君に恋してる」では、基本的な歌いかたを確認。それからメロディ、伴奏のバランス。とにかく曲を演奏する上で大切な「テンション」が足りない。もっと楽器は盛り上がって吹かなきゃ!そうでなければ良い音はしないし、音楽も盛り上がらない。

 特に歌謡曲、演歌等、観客の皆さんに馴染みのある音楽を演奏する時は、吹奏楽の曲を演奏する時よりもよく伝わります。だから喜んでもらえる半面、厳しい評価にもないります。イメージ通りの演奏が出来ればとっても感動。でもそれを裏切れば、なんだよってなる訳です。

 普段馴染みの無い音楽だからこそ、丁寧に、そしてテンションを上げて演奏しましょう。二曲目にやった「ズンドコ節」。とにかく元の音源を聴かなきゃ。演奏者として、それが基本的な姿勢です。原曲のイメージを持ってそれを再現する。特に歌謡曲、映画音楽等ある意味「答え」がしっかりとあるものは。

 クラシックでもストーリーのあるものは、そのストーリーを理解しなければ曲を理解できませんね。歌劇でも、シンフォニーでも。音に込められた意味を感じ、それを伝えようとしなければ。不動岡高校吹奏楽部であるならば、それ位のレベルの演奏をしなきゃ。

 最後にやった応援メドレー。ひどかった。。。
 演奏者としてのプライド、テンションを全く感じない演奏でした。ああいう事をしていては、高いレベルへの階段を下りて行くようなものです。

 定期演奏会、コンクールと依頼演奏、校内の演奏といった形で本番の重みが違うのは当然です。しかしどのイベントでも全力で取り組む事、今できる最善の状態で聴いて頂く事を意識しなければなりません。そうした一回一回の努力が大切なのです。

 豆まきの依頼演奏は外での演奏。
 ということで木管の一部は演奏出来ません。でも一緒にステージに立ち、司会や裏方をやってもらいます。不動岡高校吹奏楽部として、みんなでこの本番を成功させるために最善を尽くすのです。

 コンクールでA部門とD部門に分かれます。
 お互いに助け合い、協力して最高の演奏を作り上げます。この時にそれまでの日々の活動、一つ一つの行事でどれだけ最善を尽くしてきたかが出るのです。

 明日は応援部の皆さんとリハーサル。
 私達にとってはリハーサルではありません。外の人に聞いてい頂く機会は全て本番。恥ずかしい演奏は出来ないのです。「これはいいや」という甘さ、そしていい訳。最も怖い事です。

 今日は朝の練習に多くの人が参加していました。素晴らしい事ですね。出来る事を全てやる。大変とか、疲れて、とか結果、過程をやる前から想像すると何も出来ません。大切な事は「やりたい」という気持ち。これって勉強も。

 皆さんが「やりたい」と思えば何でも出来ます。
 「良い演奏がしたい!」
 「美しい音を出したい!」
 「もっと英文を読めるようになりたい!」
 「歴史を知りたい!」
 と思う事。そうすればそのために必要な事がいくらでも見えて来ます。そして後は実行あるのみ。「やりたい!」という強い思いがあれば、過程にある苦労は何でもありません。

 他人から見ると「よくやれるね~」って言われる事が、「え?そうですか?」って言えるようになったら本物。あなたは必ず「やりたい」と思う事を「やれる」人になります。

 不動岡高校吹奏楽部の皆さんには「やれる」人間になってもらいたい。そしてそれがこれからの社会を支えるリーダーになるのです。その自覚を持って。遠慮なくエンジン全開で行きましょう!!

 また明日!!
 

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