令和3年8月4日
地区大会から一夜明けて、県大会へ向けた練習が再開されました。
とうとう不動岡にも押し寄せた新型コロナウィルスの影響。
今できる事は何か。
それを考えさせられる一日になりました。
部長の言葉
第58代の部長は本当に苦労している男です。
でも、着実に成長して今日を迎えました。
地区大会の演奏を聴き、反省会となりました。
そこで、部長から一言。
「3年生はこのコンクールにかけています。色々な思いがあるでしょうが、僕たちのために協力をしてください。」と言って長い時間メンバーに向けて頭を下げました。
ああ、このような日が来るとは。
この言葉を聞いて、部員たちはどのように感じたでしょうか。
同級生、後輩たち。
彼の苦労を1年生から見てきた私としては、グッと来てしまいました。
もしかして一番私が影響を受けたかな?
そして、何としてもこのコンクールで不動岡史上最高の演奏をしよう、と気持ちが高まりました。
残りたったの4日。
何が何でもこの4日を充実させて、最高の時間にします。
とは言え、すでに充実の時間になっています。
本当に素晴らしいコンクールになりました。
何だか、年を取ると涙腺が弱くなるようで、いや~お恥ずかしい。
それでも、今日集まったメンバーたちの思いを受けて、私のギアは確実に上がりました。
もちろん!今までも本気でしたよ。
でも、ここからもっといい時間になります。
この4日間を一緒に過ごせてよかった!と思える時間になります。
必ず!!
セクション練習
とにかく暑いんです・・・。
教室はエアコンが入らないので・・・・。
私も灼熱の中で一緒にいましたが、やっぱり楽器を吹いているときついですね。
熱中症気味になるせいと続出です。
マスクもしてますしね・・・。
明日は対策をとるようにします。
それにしても、エアコンが使えないとは・・・。
もう一度お願いするかな。
不動岡高校。
結構色々と厳しいんですよね。
合奏
なかなか、メンバーがそろわないので変更多数。
こればっかりは仕方がありません。
でも何とかなります!いや、何とかします!
いないメンバーの分をみんなでカバーして、色んな意味で地区大会とは全く違う演奏になりそうです・・・。
でも合奏の質は相当に高い。
この感じは本当に久しぶり。
集中力の高い状態でやる合奏は、どんどん変化していくので楽しいです。
あと3日これを続けられれば、一体どこまでの演奏が出来るようになるか!
とっても楽しみです。
ピンチはチャンス。
なかなかのピンチです。
新型コロナウィルスの不安の中で、どうしても参加できない人もいます。
その中で参加してくれる人もいます。
本番は一体何人で演奏できるのか?
でも、出来る事は山ほどあります。
この、何が出来るのか?とあれこれ対策を考え、改善の行動をする時間こそ「幸せ」な時間です。
この58・59・60代のコンクール
「幻想曲」と「トリトン・エムファシス」
これは、私の経験の中でも史上最高の思い出に残る演奏になるでしょう。
こんな苦労をしているメンバーですから、間違いなく大きく成長しています。
いわゆる「修羅場」です。
やっぱりどれだけ「修羅場」の場数を踏んだかが、その人の人生の深みを決めます。
そもそも、演奏会、コンクールなど中止ばかりで「修羅場」経験が少ないメンバーたち。
定期演奏会で相当に苦労しました。
あれでも大きく成長できました。
そして、ここにきて最大級の「修羅場」を経験しています。
思い切り苦労しています。
そして、それは最高の経験です。
間違いなく、成長の真っ只中にいます。
これこそ「コロナのおかげ」でしょう。
彼ら一人一人が大きく成長し、そして奏でる音楽も劇的に変化します。
今日の練習ですでにその気配が充満していました。
スイッチの入った不動岡生は無敵です。
やっとこの時が来ました。
2年ぶり。
いや~合奏していてワクワクしてきました。
どんだけの演奏になっちゃうの?と期待が膨らみます。
地区大会の演奏を聴いてくださった保護者、関係者の皆様には驚いていただけること間違いなし!
定期演奏会のその1とその2の違いとは比べ物になりませんよ!(あれもなかなかの変化でしたが・・・)
後は、本番のステージで私が泣くのを我慢するだけ。
頑張ろう。自分。
とにかく、58代・59代・60代と音楽できる喜びを感じて、幸せな時間を過ごしています。
本当にありがとう!
あと3日。
一緒に頑張りましょう!
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