令和3年4月18日(日)
埼玉県立不動岡高校吹奏楽部が初めてジョイフルフェスティバル2021に出演してきました。
埼玉県のトップバンドが出場するコンサート。
とても高い敷居の会でしたが、何とか無事にやり切る事が出来ました。
所沢市民文化センター
朝集合して、短時間の音出し、基礎合奏、そして合奏。
コンクール当日のような緊張感。これは一体いつ以来でしょうか。
そう、3年前になるのでしょうか。随分遠い日の事のように思い出されます。
なかなかの緊張感で、いい雰囲気になってきました。
やっぱり本番が一番成長できると確信しました。
移動はバス。
これまた久しぶりの経験です。西関東大会以来かな・・・?
そして、久しぶりのミューズ(所沢市民文化センター)でした。
響きのある、演奏していてとても心地の良い会場です。
何度も演奏したことがありましたが、あまりに久しぶりで会場の中を物珍しく見まわしてしまいました。
何より、満席の会場で演奏できたことがうれしかったです。
万雷の拍手を頂いたのは一体いつ以来だったか・・・。
ステージ上から客席を見ると、知っているお顔もあったりしてちょっと気分がほぐれました。
そして、司会の方に「金子ヒデアキ」と紹介されて、思いっきりずっこけてしまいました・・・。
人生で初めて名前を間違えられました。
直前に舞台袖で「簡単な名前なので、今まで一度も間違えられたことはありません。」とお話して、のこの間違い・・・。びっくりしましたが、ちょっと和みました。あれでちょっとほぐれたかもしれません。
2年生は初めての経験ばかり。
とにかく舞台経験の少ないこの代は、一回一回の本番が貴重な成長の場になります。
バスでの移動も初めて、コンサート会場でリハーサル、セッティング、そして演奏。
緊張の連続だったことでしょう。そして、この経験が大きな成長につながります。
実は、3年生も色々と久しぶり。
懐かしい緊張感の中で、人にはあまり言えないけどとってもドキドキしていたことでしょう。
僕らのインベンション
緊張しました・・・。
ちょっと振り方がいつもと変わってしまいました。反省。
よくもこの難曲を、こんな短時間で発表できるところまで持っていけました。
やっぱり「火事場の○○力」は健在のようです。
とにかく、素晴らしい曲なのですが、とてつもなく難しい・・・。
各音楽のスタイル(様式)をしっかりと理解しないと、この音楽は表現しきる事は難しいことでしょう。コンクールではやりません・・・・。
英雄の証
最初のトランペットがイメージ通りに入ると、この音楽の世界がホール中に広がりました。
気持ちよく最後まで演奏する事が出来ました。
結構危うかったのが、本番はしっかりとバランスを意識して演奏してくれました。
そして、ホールの残響が助けてくれるのって、本当に素晴らしい事です。
助かりました!
会場のウケも良かったようで、この作品が一番インパクトを残したようです。
やっぱり「モンスターハンター」は人気なのですね~。
今度自分でもゲームをやってみたいです。
レ・ミゼラブル
演奏時間の都合でカット版。
かなりのカットでちょっと残念。ぜひ全曲版の演奏はパストラルかぞにて、第51回定期演奏会でお聴きください!
直前のオーボエ、コールアングレの調整が功を奏して、それぞれのソロがばっちりでした。
2人ともとっても緊張していましたが、しっかりと吹き切りました。
これで修羅場を一つ乗り切りましたね!
それにしても、金管群の安定感がグッと増した気がします。
トランペットは安定してハイノートを出してくれるようになりました。
トロンボーンは元々上手でしたので、全体の底上げが進んだ気がします。
やっぱり部長の復活が大きいです。
なんだかんだ言って大黒柱です。
ホルンも3年生に2年生がレベルアップしてついていったことにより、パートとしてのまとまりがグッと上がりました。
この調子で、全体的にもうワンステップ、ツーステップ上げていましょう!
とにかく、感動が満載のこの作品。
どうぞ第51回定期演奏会でもお楽しみください!
ディープパープル・メドレー
FWOの十八番。
スタンドプレーもばっちり決めて、会場全体が盛り上がりました。
やっぱりDPは盛り上がりますね~。
演奏者もテンション高めで、しっかりと思いは伝わったことでしょう。
大変大勢のお客様が手拍子、拍手を下さって本当に演奏者一同心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
埼玉指揮法研究会
演奏が終わるとさっと着替えて学校へ戻る準備。
早く戻って、ラヴェル作「マ・メールロア」のレッスンを受けなければなりませんでした。
ラヴェルは天才です。
とても繊細で、線が細い印象。傷つきやすく、はかない印象を持ちます。
全く新たな音楽との出会いでした。
これまた、こんなに素晴らしい音楽があるなんて知りませんでした。
毎回そうなんですが・・・。
今回は「振らない指揮」を学びました。これを実現すべく頑張ります!
とにかく、この指揮法研究会を通じて「音楽」そのものを学ぶことが出来る、貴重な機会になっています。
生徒から「なんで指揮法の講座なんか受けるんですか?」と聞かれて、
「より良い活動のためには、自己研鑽が必要不可欠」と答えます。
先日も、「効率の良い活動にするためには?」という話題になりました。
答えは「指揮者が勉強する」。これ以上にインパクトのあるものはありません。
なかなか厳しい日程でしたが、久しぶりの指揮法を心から楽しむ事が出来ました。
もっと勉強して、生徒も音楽の勉強をして。
そうすれば、演奏者と指揮者が同じイメージを持つことができます。
素晴らしいですね!早く続きのレッスンをやりたい!!
素晴らしい時間でした。
フライングカープウィンドオーケストラ
最後はフライングカープウィンドオーケストラ。
最近入団者が増えて、何と今日はトランペットが6人!
いや~素晴らしい!!
やっぱりトランペットがバリバリ吹いてくれると、カッコいいですね~。
トロンボーンも3人いたし、後はホルンとユーフォニアム・テューバです。
ぜひ興味のある方は練習にお越しください!
前日にルミナスの皆さんの練習で合奏を指揮させてもらいました。
やはり、団体のカラーがあると実感しました。
フライングカープウィンドオーケストラは団員の年齢層も幅広いので、やっぱり落ち着きのある大人のバンドという印象です。
ちなみにルミナスは若い!高校の部活のような雰囲気でした。
次回はその2つの団体が初の合同練習です。
今からちょっと楽しみです。
ということで、とっても充実した日曜日でした。
とてつもなく疲れました、最高に充実した一日でした!
さ~次は定期演奏会!!
頑張るぞ!!
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