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合唱と吹奏楽

吹奏楽
ヴォーカル・アンサンブルコンテストが開催されます。

令和4年1月28日

合唱の魅力

不動岡高校では合唱部が「音楽部」という名称になっています。

まさに、その名前の通り

合唱=音楽

ということを感じました。

1月30日に埼玉県ボーカルアンサンブルコンテストを控えて、通し練習を聴かせて頂きました。

合唱を聴く機会が無い私にとって非常に新鮮な機会となりました。

現在吹奏楽部が取り組んでいる「吹奏楽のためのソルフェージュ」で学んだ内容が、そのままダイレクトに音楽になって届きました。

とにもかくにも、歌詞があると、メッセージ性が信じられないくらい大きくなります。

これは、聴衆だけでなく、歌手自らの感情、記憶、様々な刺激が歌詞によって起こっていると思います。

作品は「讃美歌」をテーマにしたものでしたので、神、イエスなど宗教的なテーマ。

信仰心がある無しに関わらず、普遍的なメッセージが心に伝わります。

吹奏楽の場合、歌詞がある作品の編曲と歌詞の無い作品と様々です。

歌詞がある場合は、実際には言葉を発しませんがその意味を演奏者は感じながら演奏しなければ「音楽」の価値が半減してしまいます。

また、人間の声そのもので音楽を作る。

これも魅力です。

合唱をホールで聴く機会があれば、今後聴いてみたいと思いました。

歌。いいですね!!

演奏者の身体の使い方

またまた山﨑先生のレッスン。

山﨑 朋生| 指導陣紹介 | 洗足学園音楽大学
洗足学園音楽大学は音楽を愛する心を育て、豊かな人間性を養うことを目的とし、音楽全般を幅広く学ぶとともに、それぞれの専門分野を深く掘り下げていきます。

今日はフルートから。

本当は私も見学したかったのですが、他のレッスンの見学もあったりして半分ほどしか見られませんでした。

映像を残しておいたので、こちらでしっかりと勉強します。

クラリネット1

楽器を持つタイプの場合。

腕の力が必要以上に入っていることがある。
肩から腕がぶら下がっている状態(脱力)から、最低限の力で楽器を支える。

これが結構できていない(様々な工夫をしている)場合が見受けられます。

足を固める。

多分息やらなにやら苦して、足を踏ん張っているのです。

そこから股関節も固まり、息をコントールするうえで重要な横隔膜の動きにも影響が出るそうです。

足の使い方(使わない方法?!)は要注意。

脱力できていればどんな状態でもOK。

気を付け!

刷り込みで背中をピ~ンと張ってしまう。

これが良くない。

「自分は猫背です。」と言っているのですが、全く猫背にはなっていません。

自分ではわからないのですよね。

背中の緊張、肩の緊張が呼吸をじゃまして、演奏にも大きな影響が出ます。

違和感を受け入れる。

今までの自分の常識に無いことをすると、違和感が生じます。

慣性の法則に逆らうようなものです。

だから、結果が良くなるのであれば「違和感」も歓迎すること。

これって結構難しいですよね。

でも、これをしていかないとせっかくレッスンで教えていただいても、元の習慣に戻るのはあっという間です。

色んなことにも通じる、本質的なお話でした。

クラリネット2

「止める(OFF)」の感覚

息を吸うのが苦しい。
あまり息が入ってこない。

というお悩み。

改善点は

息を吸うときの動作

息を吐くときの動作

それぞれをしっかり把握、理解すること。

息を吸うときに、吐くときの動作をしている。
また、逆も。

アクセルとブレーキを同時に押している状態。

それを、整理するにはしっかりと「やめる(OFFにする)」ことを意識する。

吸ったら、次に吸う動作は「やめる(OFF)」

吐き終わったら、吐く動作を「やめる(OFF)」

この連続をスムーズにできるようにする。

最初は「吸う」動作については、「吐く」動作の「OFF」だけから始める。

口を開けているだけで、自然と空気が入ってくる。

この感覚をしっかりつかむことが大切。

生徒曰く、「吸わなきゃ!という使命感」だそうです。

その「使命感」いりません・・・。

あと、たくさん「吸ってる!」という感覚は間違えていることが多いとのこと。

息を吸う破擦音。

これは抵抗なので、その分吸える息の量が減っています。

また、力みも肺に送り込まれる空気の量を減らす要因です。

頭でわかるってとても大切。

よく、「頭でわかっても・・・」と言いますね。

私は両方重要だと思います。

感覚と理解。
科学的な根拠に基づく研究、改善。

科学とは「再現性のある法則」を導き出すものです。

アレクサンダーテクニークは、まさに「科学的なアプローチ」による、楽器演奏法の研究です。

非常に興味深いレッスンでした。

気合と根性では楽器は上達しません。
本当に。

上達しない原因をしっかりと把握していき、それを適切にアドバイスできるようになりたいと強く思いました。

自分もレッスン受けるかな~。

吹奏楽のソルフェージュ

今日は2度目の「ソルフェージュ」のレッスン。

その前に、黒川先生に「国際音楽祭2022」の曲を合奏していただきました。

Keiichi Kurokawa's Web Site
編曲家、吹奏楽指導者、楽譜浄書家・編集者、その他いろいろ活動している黒川圭一のウェブサイトです

「風はフォルモサを巡り」

オータムコンサートのリベンジです・・・。

とっても久しぶりの合奏。
冬季演奏会以来、まともに合奏が出来ていません。

曲は日々配布していっているんですけどね・・・。
ずっと印刷しています。

そして久しぶりの曲。

もしかして、このメンバーは私以外の指揮者に指揮をしてもらうのは初かもしれません。

そりゃ~緊張もしますよね。

黒川先生も結構ズバッと要求をしてくださって、生徒たちは面食らった様です。

多くの気づきがある、貴重な時間になりました。

演奏者に求められること

指揮者のやっていること

など、もう一度確認しなければならないと思いました。

資料を作って、Googleclassroomで共有しようと思います。

そして、鶴澤先生のソルフェージュ。

鶴澤綾|ユーフォニアム、演奏依頼・演奏家紹介はMudience(ミューディエンス)へ
東邦音楽大学卒業。在学中、第175回定期研究発表会ソロの部、平成25年度卒業代表演奏会出演。第2回JETA主催学生ソロコンクールユーフォニアムシニア部門第3位。第30回ヤマハ管楽器新人演奏会出演。これまでにユーフォニアムを大山智氏、稲川榮一...

とうとう、表現についての話が出てきました。

開口一番。

黒川先生の合奏を聴いていて、ソルフェージュの応用が出来ていない!と思った。

その通りですね。
知っていても、それを自然に行動に出せるようになるには「習慣」にする必要があります。

これは不動岡高校吹奏楽部の「習慣」を変えるということです。

一応、6か月ほどの計画。
半年後が楽しみです!

今日は表現のための選択肢。

テンポ、アーティキュレーション、シラブル を選んで演奏する。

これが「表現」するという事。

演奏者はどのように「表現」するかを考える。

「表現」するための方法を選択する。

ということです。

ああ、これをやってないあ~と実感。

全て指導者が教え込んでるのは、将来につながらない。

そして何より

つまらない!

自分が「音楽を表現」するのが楽しい。

そのための「学び」の時間です。

演奏者の「実力」が上がっていくと期待しています。

3月31日の国際音楽祭2022 の演奏を楽しみにしていてください!

秋山紀夫先生と、FWOがどんな音楽を作り上げるか。

教え込んで、時間をかけて繰り返し練習して覚え込んだ演奏が主流の吹奏楽。

それとは異なる、指揮者とのやりとりがあり、演奏者が主体的に表現する演奏を目指しています。

その方が楽しいですから。

まだまだ始まったばかり!頑張っていきましょう~!

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