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JBAソロコンテスト音源審査第1日目

令和4年12月29日(木)

仕事納めの翌日。

仕事は納まりません。もはやこれは仕事とは思っていません。
とにかく一生懸命にソロへチャレンジした生徒たちのために頑張った一日でした。

とは言え、裏方の役員なので気持ちは少しのんびり。

日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会主催 ソロコンテスト音源審査

朝8時頃に狭山市にある秋草学園へ。

自宅からは道が空いていて50分もかからないで到着。不動岡高校に行くのと変わりません。

すでに日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会部会長の三田村先生のお車は駐車されており、一体何時から準備をなさっていたのか・・・。

献身的な運営に心より感謝申し上げます。

さて、控室に着くとこれまた秋草学園の卒業生で献身的にサポートしているHさんが準備をなさっていました。

卒業してから10年以上に渡って秋草学園を支えていらっしゃいます。

これは間違いありませんが、Hさん無くして秋草学園吹奏楽部は立ち行かないです。
つまり、JBAソロコンテストも彼女無しにはままなりません。

三田村先生ともツーカーで、指示代名詞で物事が通じます。

「あれが、あそこにあるからよろしく。」

的な会話が飛び交います。

長年連れ添ったご夫婦のようですが、それはHさんに申し訳ありませんね。

また、他にも卒業生(3年前の)が二人もこの年末に応援に来てくれていました。
毎年誰かしら卒業生が手伝ってくれます。

本当に有難いことです。

秋草学園吹奏楽部が積み重ねてきたものの重みを感じました。

接待

普段は気遣いの足らない私が接待を任されることはまずありません。

やった記憶がありませんね・・・。長年コンクールの役員はやっていますが。

あと会計。

私はお金の計算が大嫌いです。

紙幣の数え間違い、小銭の数え間違いとか、人生で最も無駄な時間に感じてしまいます。

金融機関の機械で数えてもらうべきものです。

いや、もはや現金など消えてなくなってしまえばいいのです。

ということで、私は基本スマホで支払っています。

現金はタイミングを見て口座にどんどん入れてしまいます。

さて、接待で「コーヒー」か「お茶」を聞いて、結構間違えないでサーブすることが出来ました。

やれば出来るかも。

まあ、一番の問題は「やる気」ですかね。

さて、審査が始まれば講評用紙が集まるまでちょっとのんびり。

その時間を使って1月末の本選会に向けた打ち合わせを少ししたりして。

審査

ということで、審査結果入力、表彰状への印鑑押し、など今までで最も慎重に丁寧にチェックして実施しました。

やる気出しました。(いつも出しているつもりですが・・・)

そしてどっと疲れました。

初日は高校生だったのですが、東部支部の高校からの参加が少ないなと感じました。
ソロにチャレンジして飛躍的に成長して欲しいです。

全体的には西部地区の学校が多い印象です。
中でも山村学園の参加者が本選出場を多数果たしていました。

思い起こせば山村学園のコンクールでの演奏も聴きましたが、超絶技巧の作品をバリバリ吹いていたのを記憶しています。

あれは、個々の高い技術に裏付けられているのだなと理解しました。

不動岡高校も15名がエントリーして、7名が本選会へ進出しました。

本選会への倍率は3倍以上のハイレベルなコンテストでしたので、とても頑張ったと思います。

審査については毎回考えさせられますが、ソロの場合は特にご自身の専門とする楽器に厳しいという方が見受けられました。

実際、吹奏楽コンクールでも専門とする楽器を中心に聴く先生もいます。

今回は4人で一組でしたが上下カット無しでした。

私が個人的にこの生徒は大丈夫だろう、と思っていた生徒が通過しなかったり。

1人厳しいと落ちてしまいます。

これもコンクールなのです。

本人はとても残念でしょう。

これが夏のコンクールだとさらに・・・。

1点差。

今回も次点で代表を逃した不動岡生がいました。
とても頑張っていたので、代表になっていれば本当に自信になったことでしょう。

はっきり言って審査員の先生も、数点の差について根拠を明示することは難しいでしょうね。

私は「審査員の先生方が審査しやすくする」という観点もとても重要だと思っています。

審査員の先生は何でもできるわけではないのです。

それを今回も強く感じました。

ちなみに第2回冬季演奏会のブラインド審査が少し話題のようです。

ブラインドと言っても、演奏前のアナウンスで学校名、指揮者名を言わない事、審査員にはプログラム、学校名を知らせないといういわば半ブラインド審査です。

SNSでは懐疑的なご意見もあるようですが、実はこれは私が提案しました。

1 先入観を持たないで審査してもらう。

2 忖度無しの審査をしてもらう。

3 「知らなかった」という環境が審査員を守ることになる。

これがその根拠です。

そもそも審査員の先生方にとって、1日の審査で得られる報酬は大きいです。

中には夏の間だけでも相当な回数を審査する先生もいらっしゃいます。

つまりビジネスになっているのです。

その中で、東京では某吹奏楽部の大先生がSNSで審査員の名前入りで審査員を講評するようなこともなさっています。

そんなことをされれば、当然「批判されない審査」を考えるわけです。
間違いなく、審査員への圧力です。

誰が考えても当然の流れです。

私は「審査員の先生が思った通りに審査できる環境を整える」事が、参加している生徒にとって公平な審査につながると考えます。

さてさて。

ソロコンテスト第1日目は無事終了。

無事ではなかったですが・・・。

何とか終了。

精神的な疲労と夕食がいつまでたっても出来ないので(8時半を過ぎても・・・)そのまま爆睡。

まあ、昼食が衝撃的な重たさだったのでちょうど良かったです。

初めて見ましたが、ご飯が2か所に盛られているお弁当でした。

会場には役員の卒業生以外、審査員、理事にモリモリ食べる若者はあまり見当たらないのですが・・・。

毎年、この役員で「昼食」がとても印象に残ります。

莫大な量と一面茶色のお弁当・・・。

三田村先生のチョイスだから仕方ないですね。

食べ過ぎに注意な年末年始ですが、滑り出しから失敗しました。

とにかくありがとうございました!
そして、明日もよろしくお願いします!

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