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第137回入学式。

令和4年4月7日

入学式。

まずは始業式から始まりました。

今年は3年ぶりに2年生、3年生の2学年が体育館に集まって始業式が出来ました。

これだけの生徒が集まるのは本当に久しぶりです。

ちょっとうれしくなりました。

コロナについて

結局、副反応が大変という影響か、3回目の接種率は2回目ほどはスピードアップしていません。

本格的に接種が進んでから2か月たってもまだ44%。

そして、ワクチン接種がそれほど進んでいない若年層への感染拡大が広がっています。

データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-

厚生労働省のデータによると、4月5日現在で10代以下の重傷者数は

5名

現在までの10代以下の累計死者数は

5名

この事実はどのようにとらえるのでしょうか?

さらに分かりやすい数値にすると重症化率は

5名(これまでの10代の死者数)/1,751,089人(10代の累計感染者数)

死亡率は

0.00000286

つまり

0.000286%

季節性インフルエンザの死亡率は一般的に

0.1%

どちらが危険でしょうか?

この状態で、教育活動を止める理由は「安全」でしょうか?

正確に言えば「高齢者、基礎疾患のある方々」の「安全」ですね。

そこで、もう一度考えるべきではないでしょうか。

10代までの子供、若者の大切な学び、経験を止める事の影響がどれほど大きいのか。

全員を完璧に守る、なんてことはそもそも存在しえない幻想です。

コロナとの闘いも3年目。

そろそろ、対応についての方向性は見えてきています。

高齢者、基礎疾患のある方はワクチン接種を今後も定期的に実施。

若者は感染しても、様子をみながら通常の活動を進める。

もはや、濃厚接触者でもないのに感染者が出ると活動停止は科学的でもなく、いまだに感染初期のヒステリックな対応のようにしか思えません。

また、陽性者が出るとすべてが止まります。

そもそも、陽性者になってもほぼ自宅待機です。

与えられるのは解熱剤。

ほかの病気と何が違うのでしょうか?

考え方を柔軟に、物事の優先順位を見誤ることには歴史的にも定評のある日本。

これはまず、市民から、現場から柔軟な対応をしていくべきではないでしょうか。

ルールを作っている側は何も知りません。

現場の、生徒たち、子供たちの苦しみを。

最後の大会、演奏会を危険性の低い感染症を理由に止められることを自分事として想像してみて欲しいです。

敢えて言います。

10代の若者にとって、コロナ感染症は危険な感染症ではありません。

政治を決定する国家権力に近い人間(議員をなど権力者)はそれを認識したうえで、教育活動を制限しているということを自覚してください。

そして、結果を検証して必ず責任を取る。

コロナから守るために、犠牲になった若者の失われた時間に対して贖罪の日々を過ごす覚悟。

あんまり期待はしていませんが。

そんなことを思わずにいられない、新学期のスタートです。

ウクライナ戦争

新しいフェーズに入ってきました。

解放されたキエフ(キーウ)州の諸地域で、ロシア兵によるとされる市民虐殺の映像が世界中に拡散しています。

もちろん、この情報は反ロシアを広めるという意図を感じます。

とは言え、事実であることは間違いないようです。

ロシア側の「全てフェイクニュース。ウクライナ兵が起こした殺戮。」というのはかなり無理があります。

しかも、小出しにアメリカから衛星画像による動かぬ証拠がだされています。

さて、この状況は何を生み出すのか。

1 市民虐殺の証拠があるが、米国、NATOの軍事介入は無い。

2 NATO、G7は「核兵器」、「大量破壊兵器」の使用は重大な結果を招くという警告を出した。

3 日本は「外交官など」(8名 と限られた人数ですが)の国外退去を命じた。

さて、ロシアの次の一手はどうでるでしょうか。。。

特に東部への攻撃強化以外には反応を見せないことが不気味です。

軍事エスカレーション

ロシアに対する軍事エスカレーションは高まる一方という報道もあります。

が、客観的にみると高まらない、というか高めていない。いや、高められない?

ロシアの目標はここから東部2州、クリミア半島をつなぐ諸地域を支配下に置く。

これをウクライナ兵が防ぐ。

その後、ロシアを撃退ともなればプーチン大統領の権力の座も危うくなるでしょう。

絶対にそうならないように、徹底的な軍事的制圧を行う。

その間、キエフ(キーウ)周辺で展開した虐殺を東部でも実施するのでしょう。

一般論として、このような市民虐殺を安全保障理事会常任理事国を務める国家の軍隊が行ったとは信じがたい状況です。

かつて20世紀初の清朝の頃、「義和団事件」において駐留した各国の中でもロシア兵の中国人一般市民への残虐非道な行いが問題になりました。

ちなみに、列強の仲間入りを目指した日本は「規律」を重んじ、近代国家であることを示そうと厳しい綱紀粛正を軍に実施したそうです。

さて、まさかロシア兵がロシア革命を経て、共産主義社会、その後ロシア連邦となった今日でも、100年以上前と変わらない軍隊ということも無いとは思いますが・・・。

しかしながら、西側の報道はロシア兵は残虐非道の一色。

少し前は、ロシア兵は徴用兵(18歳~27歳の男性。1年間春と秋に分けて徴兵される。前線には送られないということになっていた。)が多く、だまされて戦地に送られて指揮が低いという報道が見られました。

同じ兵士がやったことには思えません。

さて、国際世論は「ロシア=悪」で染まりつつあります。

これまで、ロシアと反米ということで結束していた中国、中立(非同盟諸国連合のリーダー)を重視するインドの3大国の連携が存在していました。

さすがにこの状況では、中国、インドもうかつにロシアのフェイクニュースを全面的に支援しずらくなってきています。

ああ、これが西側諸国の狙いでしょう。

となれば、孤立化したロシアはどのような行動にでるのでしょうか。

これはプーチン大統領の思惑一つで、何とも言えません。しかし予想するに、

1 戦果なく引き下がれない。

2 対米、NATOの対応次第では躊躇なく核兵器、大量破壊兵器を使用する。
  →ロシアには「軍事エスカレーション」を落ち着かせるための「核使用」が論じられて久しいです。

3 日本も含めた周辺各国の動向に神経をとがらせている。
  → 偶発的軍事衝突が起こりやすい状況。

さらに、チェコスロバキアから戦闘車両が10台ほどウクライナに提供されたそうです。

これで、とうとうプーチン大統領が警告し続けてきた「敵対行為とみなす」軍事支援が実行されました。

チェコスロバキア、10台(全く不足の台数)

これが、ロシアの動きを見るためのジャブであることは間違いありません。

もうすでに核兵器を巡る「チキンレース(我慢比べ)」は始まってしまったのかもしれません。

残念ながら、最悪のシナリオが次々と更新されているのが現状です。

入学式

初々しい1年生たちがせめてもの救いです。

まだまだ制限はありますが、それでも随分通常に近づいてきています。

今年度入学生は、第137回生です。

駐車場の誘導をしていると、何人も保護者の方にお声がけを頂きました。

卒業生の弟、妹がたくさん入学してくれています。

とてもうれしいです。

兄、姉が楽しい、充実した高校生活を送っていたからこそ、不動岡高校を選んでくれたのだと思います。

ぜひ、入学後はお姉さん、お兄さんのように不動岡高校での生活を楽しんでほしいです!

さ~新年度が始まりました!

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