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2021 埼玉県吹奏楽コンクール 終わる。

吹奏楽
いつもありがとうございます!

令和3年8月28日

本日はホール練習。

本来はここで西関東大会へ向けた熱のこもった練習をしているはずでした・・・。

「もうキャンセルしようかな~。」

と思っていたのですが、なんだか気持ちの整理がつかずにそのままにしていました。

さすがにキャンセル出来ない日程になったので、「通常の練習をやっちゃえばいいか。」と思いホール練習となりました。

58代 最後のステージ

「55人全員で演奏したい!」

と3年生から要望がありました。

残念ながら本番当日に演奏できなかった生徒がいました。
やっぱり全員そろって初めて完成です。

私もそれがずっとひかかっていました。

すぐにでも!と思っていたのですが、コロナの関係もあってのびのびになりました。

すると、この28日のホール練習がちょうどいい!ということになりました。

最初の1時間を3年生のラストステージにしましょう!ということになりました。

8月も末で、しかも県大会が終わってから20日余り。
3年生も忙しいだろうから、どれくらい集まるのかな~と思っていました。

全員参加。

何だかそれだけでちょっとウルっと・・・。
やっぱり強い思いがありましたね。

とにかく、涙腺をきっちりしめて楽しもう!と決断して指揮台に上りました。

ちなみに、全員ステージ衣装。

えっと・・・。
私は部T(部で毎年作っているTシャツ)と短パンです。

非常に浮いてしまいましたが、実は前日に「もしかして・・・」と思って長ズボンは用意しようと思ってはいたのです・・・。

朝にはすっかり忘れていました。
申し訳ありません。

課題曲、自由曲の演奏。

思っていた以上に吹けましたね。
特に金管はすっかり疲労も無く、思い切りのびやかに吹けていました。

やはり休息はとても大切。
20日も休んであれだけふけるんですからね。
ま、まさか受験生が自主練習をしていたなんて・・・。ないですよね?

最後のディープパープル・メドレーは58代・59代全員で。

ノリノリで終える事が出来ました。

「引退ミニコンサート。」

コンクールの時は「これで終わる」なんて、一ミリも思っていないのに終わったしまいます。
毎年。

でも、引退コンサートは「これで最後だな」と心の準備をしながら演奏する事が出来ます。

やっぱりコンクールが最後よりも、演奏会が最後の方が幸せですね。

来年もやろう!と思いました。
新たな伝統です。

最後は部長の「した!」で締まりました。
さすが3年生。

見ていた2年生、会場で見守った1年生にも「思い」は引き継がれたことでしょう。

この「継承」がとても大切です。
コロナによってズタズタになりましたが、また一つつなげることが出来ました。

第58代はコロナによって奪われたモノを一つ一つ取り戻そうともがく1年でした。

結局、取り戻せないものも多く、「今できる事」に置き換えて常に新たなチャレンジをし続けて今日を迎えました。

出来ない事、失ったことを振り返っても仕方がありません。
今できる事に集中する。

本当に大切な事を教えてもらいました。

これで一区切り。

保護者会長の言葉で涙腺が危うくなり、その後の挨拶もまともにできず・・・。
やっぱり年を取りましたかね。
まあ、言葉が全てではないとは思います。

最早、58代の皆さんとの時間を言葉でまとめる必要はないでしょう。

素晴らしい1年間でした。

ありがとうございました!

合奏の嵐

さて、最初から盛り上がりまくりのホール練習。

その後は、59代・60代の出番です。

最初は基礎合奏。

さ~ここからどんどん成長していきますよ!

「ブリュッセルレクイエム」

試奏しました。

ぜひ、演奏者の皆さんはベルギーの歴史、イスラム国の事、テロリズムなどを学んだうえで、自分なりの考えを持って演奏して欲しいです。

カッコいい、美しい、それだけではもったいないです。

19世紀 ベルギーはイギリスに次いで産業革命を達成した先進国

そして、いち早くアフリカに進出してコンゴを支配して、アフリカ植民地化の先駆者。

その後、植民地の処理で混乱して「コンゴ動乱」、さらには「ルワンダの虐殺」などを生み出すことになります。

そのような流れで、国際紛争には積極的に軍事協力をしてきました。

そして、イスラム国のヨーロッパ連続テロです。(2016年)

なぜテロは起きるのか。
その標的になった理由は何か。

そして、これから私たち日本人はどうすべきなのか。

そんなことを思っている演奏者の「ブリュッセルレクイエム」は、必ず聴衆に何かを伝えると思います。

ちなみにテロリズムの重要な背景は「貧困」です。

これはかつて植民地支配した欧州各国の責任でもあります。
もちろん日本も東アジア、東南アジアに対してある程度責任があります。

ちょっと話が広がりますが、日本の植民地支配は欧州各国とは明らかに異なりました。

植民地の開発、教育など、まるで自国のように湯水のごとく資本を投下しました。
これは英仏など欧州各国が世界で展開した植民地政策とは明らかに異なります。

だからと言って帝国主義を正当化するわけではありません。

日本が進出した朝鮮、台湾、中国、東南アジアの諸地域。
欧米のアフリカ、中央アジア、南アジア、中南米 と比較すると面白いと思います。

そろそろこういうテーマもタブー視しないで、客観的に、学術的に自由に研究されても良い時代だと思います。

そのような客観的な検証が、将来の道しるべになるのです。

ローマの祭り

こちらも「世界史」のテーマ。

古代ローマ帝国。
キリスト教の迫害について。

これについてはユダヤ教から生まれたキリスト教について
迫害について
公認、国教化について

など。

円形闘技場で残酷に処刑されていくキリスト教徒たち。

また、キリスト教徒の祈り。
「カタコンベ」で歌われているのではないか、なんて想像してしまいます。

それにしても・・・・。
難しい!!!

あとマンドリンのソロをどうしましょうかね~。
ぜひ入れて、全曲演奏したいんです。

課題曲

生徒の上げた候補曲から上位3曲を試奏して決めました。

1 「プロヴァンスの風」2015

2 「さくらのうた」2012

3 「ブルースカイ」2007

でした。

びっくりするのが、生徒が生まれて間もないころ、生まれる前の課題曲だということ。

どれも記憶に新しいのですが・・・。

結果は

「プロヴァンスの風」に決定。

ああ、これって色々と難しい曲なんでした。
合奏してみて思い出しました・・・。

やっぱり曲の力って大切。
来年度の課題曲5番は大丈夫でしょうか・・・。

最後の課題曲五番ですしね。

とにかく、「プロヴァンスの風」をきっちりコンクール仕様で仕上げて行きましょう。
昨年は中止になった新人戦。

今年は何としても実施しますよ!
ちなみに私は新人戦の事務局長だそうです・・・。要項を作ったり、募集したり、色々と頑張ります。

最後にポップスの定番曲「宝島」と「ディープパープル・メドレー」

今のうちにきっちり仕上げておきましょう。
やっぱり吹き方、スタイルがまだまだ入っていませんね。

何度も演奏するのですから、大切に仕上げましょう~。

ということで今日も充実でした。
最後は楽器を片付けメンバーと一緒にローソンでアイス。
アイスでここまで喜んでくれるのも高校生までですね。

さ~夏休みもおしまい!
新学期は分散登校とか、授業のライブ配信とか・・・。

なかなかエキサイティングですが、柔軟に出来る事をさぐりながら乗り切りましょう~。

あ、大学入試問題分析・・・。
終わってなかった。

皆さんと一緒に、夏休みの宿題がんばりま~す。

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