行田市立忍中学校

今年は4校の小学校で演奏させていただきましたが、いずれも単学級の小規模校で全校生徒が150名以内という学校ばかりでした。これに対して忍中学校は5クラス、4クラス、4クラスと全校生徒400名を越える中規模校で、大勢の観客の前で演奏できる素晴らしい機会でした。

しかしながら、思春期の中学生。しかも卒業式の準備まっただ中でビシバシ式典練習をした後の芸術鑑賞会。最初から気持ちが乗らない生徒もいたのことでしょう。オープニングにチャイコフスキーの交響曲第4番終楽章をえんそうしたのですが、大音量にびっくりしたのでしょうか演奏中におしゃべりが聞こえてきて、なかなか演奏している方も不安になるスタート。私は背中を向けていたので見えませんでしたが、先生方によるご指導によって何とか静かになったそうです。演奏している部員たちはその様子がきになったのでしょう、なかなかの低いテンションになっていってしまいました。

その後、ディズニーセレブレーション、フローズン（アナ雪のセレクション）、千と千尋の神隠し、英雄の証、セプテンバー、ディープパープルメドレーと続き、アンコールはラブピでした。怒涛の1時間でしたが、最後は観客の皆さんも一緒にラブピに参加してくれました。案内を担当してくれた生徒会の1年生に感想を聞いてみると、「とても楽しかったです！」と言ってくれたので、全員とは言いませんが楽しんでくれた生徒も多くいたと信じたい・・・。

なかなか、中学校での演奏会は難しい！ということを再確認しました。もし来年にチャンスを頂けるのであれば、もっともっと中学生が喜んでくれる曲、演出を考えてもっともっと盛り上がるコンサートをできるように努力してまいります。今回はおよびいただき本当にありがとうございました。

ちなみに学校に戻ってからは練習。
やっぱりみんな精神的に披露したのでしょう。私自身が一番かも・・・。なかなか集中力を発揮するのが難しかったようです。まだまだ課題は山積み。一つ一つ丁寧に改善していきましょう。