6,7時間目に電通の濱口さんという方をお招きして講演会が行われました。この方電通のスポーツエンターテイメント部門がご専門ということで、サッカー関係のお仕事を長らく勤められたそうです。
なんと言っても日本サッカー協会に出向して、日韓ワールドカップの招致運動や小倉会長のFIFA理事選挙など、日本サッカー界における重要案件を中心的に仕切ってきた方ということ。いや~すごい人に来ていただきました。
お話は多岐にわたり、特に100カ国以上を訪問しているという国際経験からのお話が大変興味深かったです。中でも日本女子サッカーがワールドカップで優勝したことが、アジア各国に大きな影響を与えているというお話には驚きました。
敬虔なイスラーム国のサウジアラビアやイランでは女子サッカーに力を入れ始めているそうです。厳しい戒律のため女性のスポーツ活動は著しく制限されてきたそうですが、そこに大きな変化が現れているとのことです。それが「なでしこ」の活躍による、とのことでした。
日本にできるなら!というアジア諸国への希望を与える話は、まさに近現代史においてかつて国家レベルで日本が果たした役割でもあります。唯一産業革命を達成した日本は、アジア諸国から多くの留学生を受け入れる目標の国だったのです。しかしながらその後日本は尊敬の対象から転がり落ちてしまいましたが・・・。
とにかくスポーツの世界がどれほど世界を変えているのか、ということが本当に実感できるお話でした。これからは戦争ではなく、平和的な「戦い」によって世界がひとつにつながっていくのでしょうか。
ワールドカップブラジル大会。
今から本当に楽しみです。女子と並んで優勝したら!!すっごく盛り上がるだろうな~~。
そうそう。
FIFAの一番大きなスポンサー権利料金は4年で140億。南アフリカ大会のTV放送権料は大体3000億円だそうです。ボールを蹴る遊びがそこまでとは・・・。イギリスの農村が発祥だそうですが、こんなことになるとは思わなかったでしょうね。
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