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高等学校音楽祭

令和5年1月25日(水)

今日はとてつもなく寒い!

風が強くて、寒さも倍増でした・・・。

東部地区高等学校音楽祭

本日は東部地区高等学校音楽祭が3年振りにリアル開催となりました。

ちなみに前日が「爆破予告」によって、臨時休校となってしまい大混乱。

最後の追い込み練習は出来ないまま当日を迎えました。

いつもは練習後に行う楽器梱包、1階への移動も、大勢朝早くに集まってやっていました。

いつもよりも短時間で出来ていて、あれ?普段もこれくらいの速さで出来るのでは?と思ったりして・・・。

他校の演奏【合唱】

前半はステージ係を担当したので、基本的には舞台袖からの鑑賞になりました。

最初は合唱から始まりました。

4人、8人と少人数の演奏が続きました。

聴いている私にも緊張が伝わってきました。

この大きなホールで1人で歌うのはとっても勇気がいることでしょう。

その緊張を感じならが、だんだんと気持ちよく歌い上げる姿が心に響きました。

やはり「言葉」によるメッセージは大きいと思いました。

また、自分の身体を使って音楽を作るという行為は自然と相手に感動を呼び起こすのだな~と再認識しました。

不動岡高校音楽部以外の合唱を3年ぶりに聴きました。

そして、獨協埼玉、不動岡と20名ほどの合唱も魅力的でした。

器楽とは全く異なる「声」による音楽は、訴えかける力が強いと感じました。

ぜひ、コロナも終わってマスク無しの合唱、そして多くの合唱部員が増える事を願っています。

新年度はマスク無しの合唱で新入生にアピールすれば、またかつてのように「歌っていいな!」と思うはずです。吹奏楽部と喧嘩しないで、仲良くよろしくお願いします。

あ、これは不動岡高校だけのお話ですね。

他校の演奏【吹奏楽】

今日は多くの吹奏楽部が演奏してくれました。

7割ほどが部員数1桁、また10数名という小編成です。

人口の多い越谷は状況が違うのかもしれませんが、一般的に東部地区の北側は少子化の影響(だけではないでしょうが)が現実になっています。

少人数での活動は大変なことも多いでしょう。

でも、その中で仲間たちと密度の濃い活動をして、音楽を通じて自己実現をしようと努力する日々は大編成の学校と何ら変わることはありません。

結局、「自己ベスト」しか出せないのです。

ですから、自分たちの与えられた環境で様々な困難と向かい合いながら頑張る事の価値は計り知れません。

もちろん整った演奏、表現を可能にする技術が伴った演奏はより感動できます。

でもそれは、部活動を「教育活動」として見る場合とは異なった観点です。

少なくとも大人は、他の活動を上手い、下手の尺度だけで評価しないように心がけたいです。

これは結局自分たちの首を絞めることになります。

なぜなら、上には上がいるから、どれだけ頑張っても「もっと頑張る!」となってしまいます。

「自己ベスト」にOKを出しましょう。

ですから、他校の演奏も「自己ベスト」という観点で受け止めてほしいです。

メッセージカード

東部地区高校音楽祭では、他校の演奏を聴いて感想をメッセージカードに記入して交換するという企画を実施しています。

生徒が一生懸命に書いてくれたコメントは、とても励みになります。

今年のメッセージカードには、「コンクール頑張りましょう!」とか、「西関東で会いましょう!」というコメントが多くありました。

いわゆる「ライバル!」という雰囲気を感じました。

そう思ってもらえるのもうれしいですが・・・。

競争、ライバル心というのも「成長」には欠かせない要素です。

確かに一緒に西関東大会へ行きましょう!そして全国大会へ!

今日はライバル校の吹奏楽部の演奏もあって、鑑賞していて刺激を受けたことでしょう。

自己ベスト

それぞれ個人が「自己ベスト」を出せば十分です。

ですから出せる結果はそれぞれ異なります。

他人は、それぞれの出した結果を尊重して、お祝い、応援する以外ありません。

よく「もう少し頑張れた」と後悔するものです。
しかし、私はこういう時「もし」は無いと自分に言い聞かせます。

常に「次は無い」という思いで取り組みます。
そうすると、おのずと「今」を大切にするようになります。

そんな思いで取り組んだ活動は、大変かもしれません。
少しでも昨日よりも一歩すす見続ける事は本当に大変です。

しかし!その「今」は「充実」していることでしょう。

そして、その「充実」こそ「楽しさ」だと私は思っています。

自分の「今」を「充実」させるのは自分自身です。

誰かに「充実」させてもらうものではありません。

もちろん、一人一人が発散するエネルギーは正も負のモノも周囲の人へ大きな影響を与えます。

だから、一人一人の思いが大切
「吹奏楽部の心得」を思い出してほしいです。

ステージではどの学校も輝いていました。

もちろん学校では日々ドラマが起こっているでしょう。

ぜひ、また次のステージに向けて「自己ベスト」を積み重ねていって欲しいです。

私も年齢を重ねてきましたが、「自己ベスト」更新を意識して今日を頑張ります。

それぞれの学校の演奏を聴いて、改めて自分の置かれている環境に感謝し、それを大切に思う気持ちが強くなりました。

不動岡高校での時間をお互いに大切にしていきましょう!

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