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首都圏学校交歓演奏会

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令和7年3月28日(金)

今年もこの季節がやって参りました。
この行事を迎えると、ああ年度末だな~と実感します。

過去、1度だけこの大会に出演した記憶があります。
本当に随分前のことです。

今や大会は大きく発展をみせており、関東のみならず、石川県からも参加団体があるかなり広域性の高い大会になりました。

とはいえ、実行委員会形式・・・。
運営は本当にぎりっぎりで何とか回していました。

ステージ係

今年は実行委員長、副実行委員長と事前の準備からしっかりと進めてくださって安心した大会運営となりました。

役員は教員が不足しており、不動岡高校の卒業生にも手伝ってもらいました。
駐車場、打楽器、誘導と本当にありがとうございました。
急なお願い、しかもアルバイトとは比べ物にならない薄謝ですみません・・・。

他にも出演団体ではない学校の先生方が多数役員を引き受けてくださって、それでも人員不足で交代や休憩もあまりとれない中で一日を乗り切りました。

さらに、出演団体の先生方も指揮をした後には役員。
本当に大変だったはずです。

元々、新体制の取り組みを発表し合うことで多くの学びを得るための合同演奏会だったのですが、年々規模が大きくなって運営も大変になっています。

とはいえ、参加している生徒の皆さん、指揮者の先生方にとって貴重な経験の場。
少しでも貢献しようと思い頑張りました。

でも疲れた~。

全団体を舞台袖で聴いて

ステージ係を担当したので、ほとんどの団体を舞台袖で聴くことが出来ました。

埼玉県からは西関東大会、そして全国大会へ進むトップバンドが多数出演していました。

ここ二年、まともにこのレベル、そして団体数を聞いていなかったので、大きな刺激を頂くことが出来ました。

グランプリの栄高校や準グランプリの春日部共栄高校とそこに割って入ろうとする叡明高校

これらのバンドの演奏は見事。

その差の根源は個々の技術、そして合奏力。

日々の積み重ねの基準が高く、一日一日の積み上げの差がここまで大きなものになるのでしょう。
「当たり前」が違うのです。

課題曲が始まった瞬間に、他のバンドとサウンドの違いがホールにいる誰でもが認識できるほどです。

発音、タイミング、音量、音色 様々な「当たり前」の質が違います。

何より、低音の豊かなサウンドと音量
全体のリッチなボリューム感はテューバ、コントラバス、そして木管低音によって作られています。

これは、一朝一夕に作り上げられるものではないです。

そして、他県の演奏では石川県代表の2校が印象に強く残りました。

特に金沢学院大学附属高等学校は秀逸でした。

非常に丁寧で、自然な音楽の流れが、聴いていて心地よい演奏でした。

何より、指揮者のバトン裁きが見事。
ここまで音楽を表現しながら、演奏者とコミュニケーションをとり、場面によっては引っ張り、時には任せる事が出来る。

その音楽からも演奏者との信頼関係が見て取れました。

さすがです。

来年度に向けて

まずは、私自身がバンドを率いて冬季演奏会に出演するところから。

冬の時期に積み重ねの方向性、精度、質をトップバンドと比較することは大変貴重です。

演奏者も指導者も学びが多い行事です。

この大会で埼玉県の代表になることは本当に大変なことですが、首都圏学校交歓演奏会に出場できる実力があれば、コンクールでも代表になれる力があるということになります。

ということで、学びの場であり、コンクールの前哨戦です。
あまり「結果」にこだわり過ぎず、模試のような感覚で良いとも思います。

まずは、そのステージに出演者として立てるように頑張ります。

それにしても、ステージ係を担当してくれた叡明高校、花咲徳栄高校の皆さんは頑張ってくれました。

人数の変動幅も大きく、椅子や譜面台を大量に出したりしまったり・・・。
最後まで丁寧にやり切ってくれました。

裏方の先生方、生徒役員の皆さんに心より感謝申し上げます。

そして、出演者の皆様全員にブラボー!をお送りします。

また来年度もよろしくお願いします!

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