令和7年9月14日(日)
前日の中学校B部門の結果は、久喜市立太東中学校が見事に東日本大会へ進出を決めました。
また、かつて娘がお世話になった先生が率いる伊奈中学校も代表。
皆さん、本当に素晴らしい!
中学校はガイドラインが定着し、その運用は市町村単位でかなり幅があります。
色々な難しさが学校ごとに異なる中で、できる限りの取り組みを積み重ねてここまでの結果を出されています。
見事です。
第31回西関東吹奏楽コンクール
ホテルの朝食は充実していて、思わず食べ過ぎてしまいました。
まあ、こういう時くらいある程度好きに食べないと勿体無いですからね。
とはいえ、お弁当も若者向けのメニューで連日カロリーオーバーです。
いけませんね~。
出発時間ぴったりに全員揃って、無事に練習会場へ移動できました。
ギリギリだったので、もしや?と不安になりましたが、なんとか全員集合できました。
オンタイムで行動は、以前の学校の頃を思い出しました。
うるさく言われなくても、自分からできますね。
バスでの様子を見ていると少し緊張感がありましたが、いつも通りの雰囲気でスタートできました。
今日も朝から弥彦村です。
前回は弥彦神社にもお参りして、練習、本番でした。
今回はそういう余裕もなく、しっかりと練習して本番となりました。
練習させていただいた多目的ホールは天井が高く、残響も適度にあって倍音を聴きやすい会場でした。
自分たちの音が豊かになった!?と勘違いするくらい、倍音が良く聞こえて幸せでした。
天井が高いといいですね~。
ということで、ばっちりリハーサルしてから昼食はバスで移動中に食べて、コンクール会場「りゅーとぴあ」へ。
本当に素晴らしい会場です。
ちなみに移動中に事務局長からお電話が・・・。嫌な予感。
事前に副顧問の先生からも、申し込みの人数が27人ですが・・・と言われて、そんなはずはないんですけどね~とやり取りがあったので、もしや。
どうも私のミス(申し込み用のExcelファイルの保護を壊してしまったようで・・・)で多方面にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。ご配慮いただきなんとか無事に出場させていただけてよかったです。
今後はしっかり確認します・・・。はい。
演奏終了後は別室で理事長から説諭。
とても優しく、丁寧に、しっかりとご指導賜りました。
人格者の言葉は心に響きますね。
いずれにせよ、西関東の会場では緊張しきりでした・・・。
次は必ずしっかりやります!(といつも思っています・・・!)
演奏
とにかく楽器下ろしから色々とバタバタして、やっと集合場所へ。
ここからは予定通りに進めることができて、私も生徒の皆さんも落ち着きを取り戻しました。
リハーサル室が4階でちょっと疲れましたが、良い運動になりました!(テューバやコントラバスはそんな悠長なことは言ってられなかったですよね)
舞台裏は壁に過去の出演者によるサインが所狭しと書かれているのですが、それを楽しむ余裕もなくあっという間に本番になりました。
打楽器にはいつもの落合さんがついていてくれて本当に助かりました。
成長してきているとはいえ、1年生だけの打楽器パート。
スペシャルゲストパートリーダー(コンミスみたい!)として、地区大会から助けてもらっています。遠く新潟まできてくれて、本当に助かりました。
そして!
セッティングは大失敗。
打楽器本来置く場所と違うところにセッティングしてしまい、他がちゃんと置けないという・・・。もうこれまた恥ずかしい。
なんでこうなったかというと、直前にしっかりと確認しなかったからですね。
セッティング表を全員で確認すべきでした・・・。
地区大会・県大会はやったのに。
指導者の責任です。
しかもフルートの椅子、譜面台が足りなくて、追加でお願いするという。
これはよくある現象なのですが、ステージ上には数通りに置いてあったのですが、上手に寄っておかれていて、その周辺の生徒が「余ってます!」と言って係に持って行ってもらうという、よくあるミスです。
これも、セッティング係がしっかりと把握できていればこのようなことはありませんでした。
全ては準備不足。
なんとかなるかな〜という詰めの甘さ。
私の責任です。
次はこういうことがないようにします。
ああ。
ここまでセッティングでてんやわんやするとは・・・。
今日一番の反省です。
演奏(始まってから)
さて、演奏は!?
とてつもなく緊張していましたね。
指揮台にいてそれがビンビン伝わってきました。
あっちこっちでポロポロやっていました。
ああ、経験不足だな〜と思いながら、指揮者が随分目立って引っ張ってしまいました。
映像見たくないな・・・。指揮者です!って感じの音楽をじゃましてないか・・・。不安でいっぱいです。
でも、ふらついたのは最初だけで、すぐに落ち着いて良い感じになりました。
県大会は結構な部分までフラフラでしたが、すぐに立ち直ったのは成長の証です。
臆病にならず、自分の力を信じて演奏出来たことが素晴らしいです。
特にパワフルさを求められる部分では、金管が本物らしい音で響かせてくれました。
聞いていて嬉しくなりました。
本番中に何度か「ブラボー」と言葉が出ました。
やっとそういう演奏ができるようになってきました。
ホールの素晴らしい響きにも助けられて、7分間は幸せに満ちた時間になりました。
この空間に戻ってきたな〜と感動を噛み締めながら、指揮台に立っていました。
やっぱりステージに「幸せ」はありました。
結果発表
結果は控え室で1人っきりになって聞くようにしているのですが、今回は勝手が分からないのでロビーで聞きました。
遠く新潟まで応援に来てくださったおおみや市吹のメンバーと一緒に、ドキドキしながら結果を聞きました。
あまりに不安で、トイレで1人で聴きました。
すると金賞!!
いや~これで面目は立ったなと。
一安心。
実は県大会後の練習からなんとなく、山形いけるな〜と思っていました。
実際行きのバスでは、山形の移動(バスか新幹線か)、日程など調べて、新幹線だな〜なんて考えていたりしました。
思えば叶う。
言霊。
実際、一番結果が不安だったのは地区大会だったかもしれません。
よもや、ここで結果が出なかったどうしよう・・・。なんてドキドキしていました。
さて、結果は「代表!」のアナウンス。
ホール中に叫び声が上がっていました。
西関東大会で代表になった経験のある生徒は1人もいません。あ、私もです。
ちなみに、荷物はさっさとバスに積んで帰る準備万端という・・・。
即日販売のCDを購入して、あとは何も持っていない状態で説明の会場へ伺いました。
とにかく、西関東地区でたった3校に与えられたチャンス。
創部4年目の開智未来高校吹奏楽部にとっても、本当に素晴らしいステップとなる結果でした。
思えば4月に着任してから6ヶ月。
怒涛の日々でした。
でも、部員たちは素直に、一生懸命練習に取り組んでくれました。
それがこの結果につながりました。
この土台を築いて下さった、前顧問の蒔田先生。
陰で支えてくれた副顧問の堤先生。
多くの講師の先生方。
全てが激変した令和7年度。
この劇的な変化のタイミングで最高の結果を出せたのは本当にうれしいです。
生徒だけでなく、去年までと全く違う活動を温かく見守って下さっている保護者の皆様、そして学校関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
3年生は「文武一体」を胸に、残り少ない吹奏楽部活動を頑張ってくれるでしょう。
県大会終了後も講習が終わった後の限られた時間で、ここまで成長してくれるとは本当に驚きです。
本気に自信が加わると、無限大の成長につながるのですね。
学習面でも爆発的な成長を期待しています!!
とにかく、最高の西関東吹奏楽コンクールになりました。
山形でも思い切り演奏できるように、練習を積み重ねて参ります。
そして、また2年後に新潟で演奏できるよう、日々努力を重ねてまいります!
本当にありがとうございました!
やった〜!!
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