令和6年11月28日(木)
先日は第4回冬期演奏会の打ち合わせ抽選会がありました。
今年度は完全裏方。
事前準備をしっかり進めて、実行委員の皆さんにもご協力いただき何とか無事に終える事が出来ました。
打ち合わせ抽選会
事前の実行委員会が1時間程度。
実際の打ち合わせ抽選会は1時間かかりませんでした。
資料は全てデータで事前に配布済み。
提出物もデータ。
本当に楽になりました。
会議の資料もドキュメントだと、修正がその場でできてしまいます。
唯一、アナログだったのは抽選。
昨年はルーレットのアプリケーションを使用しましたが、紙のくじを引いた方が早いと思い変えてみました。
実際にスムーズに進みました。
スプレッドシートに抽選結果を入力すると、すぐに出演順がデータに反映されます。
コンクールやアンサンブル・コンテストで恒例になっている、ペタペタと紙に学校名を張り付けて最後に10分間掲示する(顧問、生徒が写真を撮る)なんて必要もありません。
データの状態でその場で共有ですから、これをコピーして部活のclassroomに貼り付ければ終了。
そもそも要項も部活のclassroomに貼り付けて、「全員熟読するように!」と伝えて終了。
もはや、抽選会もオンラインでやっても良いのかもしれません。
1時間ほどの会議、しかも資料は事前共有、意見、質問が出る場面もありません。
このような会議に、全県から集まるコストをかけるのは見合っているのでしょうか。
移動時間、先生方の時間単価、旅費を考えると、
もちろん顔を合わせて、話し合って伝える必要がある事もあります。
それでも、もうこの技術革新の時代には合わないような気がします。
「今まで通り」をどんどん見直す時期になっています。
会場まで遠い学校の先生方は特に、オンライン開催に賛同していただけるでしょう。
吹奏楽の指導について
今日もたくさん楽器を吹きました。
また、指導についても学びが多くありました。
やはり、指導者は
課題の発見
解決方法の提示(具体的、明確に)
実際に解決方法を体験させる
解決方法を理解するまで説明する
現状の理解とゴールの理解
などを、瞬時に与えられた時間内に計画通りに進める事を求められます。
ただ、これはあくまで合奏で求められる能力です。
個人練習、パート練習、基礎練習、曲の練習、パートレッスンなど練習全体の構造、計画の中で「合奏」の課題を位置づける事も重要です。
「練習の課題」は「曲で求められる課題」と結びついていなければ意味がありません。
指導者は課題の把握も重要ですが、それを普段の練習に落とし込むことが重要です。
ただ「頑張れ!」とか、「練習しておきなさい!」というのは指導ではありません。
まあ、応援も大切ですが・・・。
生徒、演奏者が自分の頭で考える事も大切ですが、まずその「思考」の土台として必要な知識を与える事も大切です。
上級生が十分な技量を持ち、後輩たちにお手本を示すことが出来るようになれば、「自分たちで考える」の質は相当高いものになる事でしょう。
これには長いスパーンでの計画が必要です。
これからの土台の上に、さらに音楽的な力量が求められます。
もちろん、的確な指揮の技術も重要です。
そして、演奏者も観客も熱狂させるカリスマ性も求められます。
これは指導者というよりも、指揮者に求められる部分です。
いや~吹奏楽の指導者って大変ですね。
ゴールはありません。
少しでも高みに進めるように、もっともっと努力しようと思います。
もちろん悲しいくらいに吹けなくなってしまったテューバも。
こちらは少しずつ。
まずは、週末の本番を頑張ります!
先週に引き続き本番ですが、今回は屋内!風は吹かないし、寒くないので環境は万全です!
12月はおおみや市民吹奏楽団、加須市フライングカープウィンドオーケストラ、そして台湾演奏旅行とてんこ盛りです!
よろしくお願いします~!
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