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大人の吹奏楽。

吹奏楽
栃木は遠かった・・・。

令和4年6月26日(日)

本日は部活はお休み。

怒涛の6月でした。

第1週 4日、5日は文化祭。

第2週 12日はフライングカープウィンドオーケストラの定期演奏会にゲスト出演。

第3週 3年ぶりの東部支部吹奏楽研究発表会。

ということで、第4週の日曜日はやっとお休みになりました。
※第1~3週は月曜日がOFF。ちょっと足りないですね。

とは言え、7月は期末考査で半分は部活が出来ません。

そして、あっという間にコンクールです。(D部は12日後・・・)

このメンバーで演奏できる時間も、どんどん少なくなってきました。
切羽詰まってきましたね~。

どんなに頑張っても10月まで。最短だと8月初旬。

そして、8月10日以降はA部は3時間の練習です。

すでにそうでしょうが、3年生のメインは「お勉強」になります(よね!?)から、やっぱり今が一番いい時という6月だったのではないでしょうか。

この2年間は本当に空虚な感じの6月でしたから、やっと心地よい忙しさが戻ってきました。

もちろん、現役生徒にとっては初めての経験で青色吐息かもしれませんけど、これを乗り越えて強くなります。頑張れ~!

3年ぶりの野球応援もあるしね!(テスト期間に・・・)

スコア・リーディング

さて、午前中は課題曲5番とにらめっこ。

小節数は少ないんですけどね・・・。
音数は非常に多いですね。

う~んまだ方向性が見えてこないんですよね・・・。
期末考査期間に方針を決めなくては。

自由曲もまだまだ譜読みが足りないので、ここからしっかり頭に入れていきます。

どちらの曲も「ユニゾン」が鍵ということは良く分かりました。

音をしっかり合わせる。
これが最終的な課題ですね。(う~ん。明るく、前向きに頑張りましょう!)

まあ、焦らず丁寧にやっていきます。

一般バンドの定期演奏会

いつもお世話になっている、黒川先生が指揮をなさるということではるか遠く

栃木県まで行ってまいりました。

とはいえ、加須からは結構近いですね・・・。いや・・・。加須が遠いのか。

パストラルかぞの8割程度の大きさで、まだ新しい雰囲気の音楽ホールでした。

この団体の演奏会は初めて、というより一般団体の演奏会は一体いつ以来でしょうか・・・。

いわゆるコンクールバンドということで、音楽を専門的に学んだ人も多く所属しているとのことでした。

演奏会はコロナの影響もあって、正味1時間半の短いものでした。

でも、十分にお腹いっぱいになりました・・・。

第1部が課題曲特集だったから?

オープニングの音楽祭のプレリュードから風紋まで。名曲、今年度の課題曲など盛りだくさん。

第2部は「亡き王女のためのパヴァーヌ」(黒川先生編曲初演)など、アレンジ作品もありましたが・・・。

演奏は整っていました。

多分、正確に音を並べる、音程を揃える、ということを普段から丁寧にやっていることが想像されました。

いわゆる、ちゃんとした演奏に私個人の感想としては、そのきっちりが少し「硬さ」に感じられました。

テンポ

実は一番気になったのがこの点。

指揮者への反応(これは指示に対してのみでなく、指示が無い場合も含めて)です。

いい意味でも、悪い意味でも「指揮者へのリスペクト」が強すぎるのではないかと感じました。

ま~よく指揮を見ているなと!

あんなに見られるとドキドキしちゃいますね。

よく、中学生、高校生の演奏でもひと時も先生から目を離さない!という団体を見る事があります。
「指揮を見て!」と言われているんだろうな~。

でも、黒川先生はそこまで要求していないはず・・・。

多分このバンドの文化なのでしょう。

ちなみに指揮者が少し流そうとしたり、動かそうとすると、一気に音楽も停滞、混乱してしまいました。

そこまで指揮を尊重しなくても・・・。
基本的には「対等」だと私は理解しています。
音を出すのは演奏者ですし。それは高校生も一緒です。

とにかく、もっと自由に演奏していいのでは?
大人なんだし。

という印象でした。

黒川先生も気を遣って、いつも以上に疲れたのではないでしょうか。

指揮者と演奏者

やはり人間関係と一緒で、時間をかけて関係を作り上げるものなのでしょう。

特にアマチュアの場合はその面が大きいです。

もちかしたら指揮者とまだまだ距離感がある、遠慮のある関係なのかもしれません。

私自身、初対面で合奏指導する経験は日本では数回、海外ではたくさんありますが、演奏会をフルでやるとなれば話は違います。

それも時間が解決するのだと思います。

これから黒川先生と時間と回数を重ね、コミュニケーションが深まれば間違いなく新たな一面が見えてくるでしょう。どちらかというと、私はそっちの面が楽しみです。

これだけ上手なのですから、自由に、解き放たれた演奏は圧倒的でしょう。

いずれにせよ、これから暑い、熱い夏のコンクールに向けて練習が始まります。

高校生とは違うので、お身体に配慮しつつ、音楽を楽しんで頂きたいです。

ということで、久しぶりに大人のコンクール・バンドを聴いて、とても参考になりました。

また、演奏のみならず様々な点で異なる文化に触れられました。
コンサートミストレス、チューニング、その他コンサートの進行が全て新鮮でした。

それから、とっても高い演奏技術を持っている方がたくさんいらっしゃいました。
オーボエ、クラリネット、テナーサックス、テューバは相当な腕前です。

いわゆる「全国バンド」。
隣で一緒に鑑賞したオーボエ奏者の先生と意見交換をしながら、多くの気づきがある時間でした。

全国大会!
指揮者つながりで、結構近い加須から応援しております!

KFWO

ちなみに夜は加須市フライングカープウィンドオーケストラの練習でした。

いや~全然雰囲気が違って、これまた面白い。

皆さん本当に自由。
多分最後まで整い切らないでしょうけど、気持ちよさそうに吹いていました。
それもありかな~と思った次第です。

どんな演奏しても、聴くのは審査員じゃありません。
まずは、演奏者自身が楽しまないと。もったいないですよね。

ということで、休みなく吹きっぱなしの練習です。
それはそれで大変そうですが・・・。

また、それなりに腕に覚えアリの方が多いから、実は高い要求もしちゃいます。

ちなみに、12月に開催する第5回定期演奏会で取り上げる、ドビュッシーの「ラプソディー」(アルト・サキソフォンのソロ)が大変な作品だということは理解できました。

いや~これは大変だ・・・。
私もしっかりと勉強しないと。

どちらも吹奏楽の楽しみ方です。

そんな日曜日でした。

結局、吹奏楽の一日。
子供も習い事、お友達が来て、私と遊んでくれなくなりました・・・。
音楽があって良かったです。

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