令和4年8月6日(土)
県大会へ向けた練習も熱が入ってきました。
今日は一日ホール練習でした。
いつもお世話になっているパストラルかぞ。
午前中の短い時間でしたが、地元の中学校と一緒に練習しました。
中学校
地元の中学校が県大会へ進出する、ということは本当に素晴らしいことです。
どの学校もそれぞれの環境で、本当に顧問の先生方、生徒の皆さんが一生懸命に頑張っています。
それは、先日中学校のコンクールで役員をさせて頂いたときにも実感しました。
コロナの影響、部活動への風当たりの強さ、吹奏楽部をやり玉にあげる風潮。
そんな逆風の中でも、「音楽を楽しむ」ことに没頭するのは素晴らしい時間だと思っています。
今回、見事に地区予選を突破なさった地元の中学校。
短時間でしたが、課題曲、自由曲を聞かせて頂きました。
とにかく先生が一番元気。
「マイク使いますか?」って聞くと、「いりません!」ってでっかい声。
もうテンションが高くて、生徒もそれの巻き込まれている感じ。
こんな先生が中学校の時に教えてくれていたら、本当に音楽も先生も大好きになっていたでしょうね。
私の中学校時代は先生が毎年変わる、結構苦しい展開の中学校時代でした・・・。
B編成で地区大会銅賞(何年ぶりか?)ですごく喜んだのを思い出します。
とにかく、先生の元気が音楽にも出ていて、とっても明るくて、エネルギッシュな演奏が印象的でした。
演奏する課題曲「ブルー・スプリング」(青春)にぴったりな部活だと思います。
少しだけアドバイスをさせてもらいましたが、驚くべきことに彼らはアドバイスを受けると「さっと」次には改善します。
この反応スピードは不動岡生にも匹敵します。
いや~中学生すごい!
技術的に突出したプレイヤーもちらほら見受けられましたし、やっぱり県大会へ出場する実力は、並大抵のものではないのですね。
ぜひ、明日の県大会では「元気なサウンド」をさいたま市文化センターに響かせてきて欲しいです。
ちなみに演奏とは全く関係ないのですが、
中学生は体操着で部活をしているようです。
ホールにも半袖、短パンで来ていました。
制服を着ていると中学生も少し大人っぽく見えるんだな~と感じました。
それに比べて、同じTシャツ、ハーフパンツ(だったり、制服だったり、基本的に自由)の不動岡生が随分しっかりとして見えました。
やっぱり高校生と中学生は違いますね。
当たり前ですけど。
でも、普段は高校生しか見ていないので、なんだか「幼いな~」と思う事ばかりなのですが・・・。
とにかく明るい中学生の皆さん!
「加油!!(頑張れ!!)」
不動岡高校
さて、昼から夕方までぶっ通しの合奏。
さすがに演奏者も指導者もへとへとに疲れました。
しかし!出てますよ~!「火事場の○○力」が!!
聴いていて驚きます。
あれ?さっきと全然違うね!って箇所がどんどん増えてきています。
もうすでに、地区大会とは比べ物にならない演奏になっています。
正直、手ごたえ十分です。
最後の通しで、あれ?こんなに素晴らしい演奏って今まで経験したかな?って思いました。
本番は演奏中に冷静さを失わないように気を付けます。
でも、純粋に自分たちが作り上げた音楽に感動できる。
これ以上の幸せがあるのでしょうか。
ただ、自己満足で終わってはいけないので最後まで冷静に、客観的にチェックを重ねていきましょう。
まだまだ詰めるべき個所は山積みです。
課題曲は後半がまだまだ未整理。
すっきり、曲のストーリーを明確にするためには、後半の要素をちゃんと伝わるように交通整理することが不可欠です。
あともう一歩、「憂い」の表現を磨きましょう。
自由曲「バッハの名による幻想曲とフーガ」は、最初から大好きでしたが、もはやあまりにいい曲なので演奏を聴いていて感動してしまいます。
しかしながら・・・。
どちらの作品も難しいので全くゴールは見えません・・・。
でも、飽きる事もありません。
やっぱりコンクールで一番の敵は「マンネリ」だと思います。
これだけ難しい曲で無いと、私も生徒も飽きちゃうでしょうね・・・。
ということで、今から本番が楽しみで仕方がありません。
演奏順も「大トリ」です!
いや~満席の観客を前に演奏できるだけでもワクワクしてきます。
間違いなく、演奏が終わった瞬間はかなり長い静寂に包まれるはずです。
ぜひ、関係者の皆様はその余韻もお楽しみください。
間違ってもかぶり気味の拍手はなさいませんように。
不動岡生は本当にすごい力があります。
それをまざまざと見せつけられる日々です。
この最高の日々も残りわずか。
しっかりと味わいながら、楽しみながら、生徒と音楽と向き合っていきたいと思います。
吹奏楽は楽しい!!
また明日も頑張りましょう~!!
コメント