令和6年11月16日(土)
前日の夜にはサッカー日本代表がインドネシアに勝利。
見事でした。
それにしてもインドネシア代表選手の先発出場11人のうち、9人が帰化選手という・・・。
オランダ領だったので、ルーツがインドネシアでオランダリーグで活躍中の選手が多くいるそうです。
見た目は・・・。
オランダ代表!?
一人一人が強くて、結構危うい!?と思っていたら、あっという間に4点を取りました。
やっぱり日本代表強い!見ていて楽しい!
次は中国戦!
頑張れニッポン!
男子校へ
午前中は楽譜を読んだりして準備をして過ごしました。
そして午後から某男子高校へ。
基礎合奏、冬季演奏会で演奏する課題曲、自由曲とお腹いっぱいの3時間になりました。
基礎合奏
着実にサウンドは良くなっていました。
次の課題として「音量」を揃える事を伝えました。
全員が同じブレス、響き、音量を感じて演奏することの大切さを説明しました。
聡明な生徒の皆さんですから、しっかりと理解してこれからの練習に活かしてくれるはずです。
ちなみに「音量」を揃えようとすると、発音が乱れます。そして音色、音程も。
mfで吹くというのはそんなに簡単ではないのです。
だから、まずはmfをしっかりと作る。
mfが不安定なのに、ffやppなんか曲に合わせてコントロールできるはずがありません。
この基本のき。
忘れずに続けて欲しいです。
課題曲(マーチ)
やはり課題曲を練習することは大きな意義があります。
一音一音、楽譜、楽曲が要求している事、つまり作曲家が、音楽が求めているものを音にして再現することにこだわるのです。
課題曲だけに、適当は許されません。
そして、そこまでこだわると音楽の持つ魅力が相手に伝わるようになります。
私の目のように乱視でブレブレの世の中を見ていたのが、眼鏡をかけてピントが合ったくらいにクリアになります。
その入り口を少しだけ見る事が出来たと思います。
これを最後まで徹底すること。
気を抜けるスキは一つもありません。
それくらいにこだわって仕上げてください。
トゥーランドット
何度も演奏したトゥーランドット。
昨年も香港で演奏しました!懐かしいな~。
ほぼ初合奏のような状態だったので、伝えたいこと伝えるというかなんというか・・・。
本当に素晴らしい音楽なので、ぜひ、まずはオペラを見て世界観をしっかり理解して、大好きになって演奏して欲しいです。
だって、「誰も寝てはならぬ」の意味も分からないであのメロデイは演奏して欲しくないです・・・。
とにかく、良い音楽でした。
それを一生懸命に演奏する男子たちにエネルギーをもらいました。
私も頑張ります!
おおみや市民吹奏楽団
エネルギーをもらったというか、開放しまくったというか・・・。
結構ヘトヘトになってしまいました。
そして、夜はおおみや市民吹奏楽団の合奏へ。
今日は本番直前、しかも秋山先生の合奏もあるということで、18時から合奏となりました。
分刻みで進めましたが・・・。
一進一退。
焦ってはいけない!
でも、楽曲の完成度にはこだわりたい。
特に自分が指揮する作品については、少しでも感動のある、魅力的な演奏にしたいと思っております。この演奏会で団員の皆さんにも、お客様にも「良い音楽だった!」と感動してもらいたいです。
とはいえ、一歩ずつです。
前回よりも、少し魅力が増したと感じてもらえればそれで十分です。
大人のバンドの成長は、高校生のバンドのそれとは違います。
メンバーの満足度を上げつつ、音楽の魅力を追求する。
いや~鍛えられます。
去年、今年と修行の日々が続きます。
ちょっとは成長してきているのかな~。
いやいや、このプラトー(成長が止まって感じる状態)を愉しむ。
これが達人(マスタリー)への道。
『達人のサイエンス』ジョージ・レナード著の言葉です。
この本、本当に素晴らしい。
ぜひ、この考え方を生徒達にも伝えていこうと思います。
やっぱり本は素晴らしい可能性が詰まっています。
読書しましょう~。
コメント