令和7年9月23日(祝)
本日は祝日。
開智未来高校吹奏楽部もお休みです。
皆さんのんびり過ごしたのでしょうか。
私は午前中に松伏中学校、午後は個別面談、そして夜に埼玉栄高校の秋演(「しゅうえん」と呼ぶのですね!)に行ってまいりました。
松伏中学校
伺い始めてから3年。
3代目となった新体制初の練習にお伺いしました。
最初の1時間は基礎合奏。
基本のきがある程度定着してきているので、しっかりと楽器を鳴らすことが出来るようになっていました。
積み重ねが感じられてとてもうれしかったです。
ここからレベルアップするには、しっかりと課題を認識して、改善していくサイクルを回していく段階です。
頭を使って日々の練習をしていきましょう。
常に課題を明確する。そのためには「言語化」して、周りの人間とコミュニケーションをとりましょう。この練習は何のためにやるのか?(目的)、その結果の判断基準は?そして評価する。
これを一つ一つ丁寧にやっていくことで、着実に楽器演奏の技術は上がります。
また、読譜力を高めるためにもスケール練習をやることを確認しました。
それも出来るだけ全調やること。
これにより、音の幅が頭の中に刻み込まれて、楽曲を演奏するときの当たり前の基準が変わります。
また、半音階で音域を広げる事。
短時間でしたが、たくさんの課題を与える時間になりました。
これまでとは一味違う、次のステップに進む時間になりました。
これからがとっても楽しみですね!
その後、アンサンブルを聞かせてもらいました。
1年生チームと1,2年生混合チーム。
全員で2団体を編成して、全体でアンサンブルコンテストにエントリーするそうです。
本当に素晴らしい取り組みだと思います。
譜読みはまだまだこれからでしたが、多くの学びがある時間になりました。
楽譜をしっかり読むために、『3D』にあるリズム・ソルフェージュが大切だという事を伝えました。
これも日々の積み重ね。
次回がとっても楽しみです。
個別相談
午後は学校で個別相談があったので、早めに松伏中学校を失礼しました。
松伏から北川辺は遠いな~。60㎞近くあります。
それでも何とか間に合って、5名ほど面談させていただきました。
皆さんとっても優秀で、真剣に進学先の事を考えていることが伝わってきました。
ぜひ!開智未来で一緒に音楽しましょう!
何とかして、この学校に吹奏楽をやりたい生徒が集まるようにしなければなりません。
とにもかくにも、人材の確保が至上命題。
来年度はA部門(55人編成)にチャレンジするので、各学年40名近く必要です。
いきなりそこまでは行けませんが、吹奏楽部員が学習面でも学校をけん引するようになって欲しいと思っています。
文武一体。
一歩ずつ目標達成のために進んで参ります。
埼玉栄高校「秋演」
定期演奏会には何度かお邪魔したことがありましたが、「秋演」は初めてでした。
今回は次男と次女を連れて鑑賞させてもらいました。
栄高校という日本を代表する吹奏楽部の演奏会でしたが、部員1人1人に焦点を当てて、メンバーを入れ替えがら1年生もしっかり活躍できる演奏会になっていました。
ともすると、完成度を優先して演奏会を作ってしまいがちですが、栄高校の定期演奏会は教育的で、配慮の行き届いたコンサートでした。
普通の学校がやる取り組みを、ハイレベルで実施しているという印象でした。
歌あり、ダンスあり、そして最後はコンクールの課題曲と自由曲。
このクオリティは圧倒的でした。
来年度からライバル!になれるように頑張ります。
3時間のコンサートでしたが、あっという間に終わってしまいました。
たくさんの感動と刺激を頂けた、貴重なコンサートでした。
素晴らしい演奏会にご招待いただきありがとうございました!
明日から頑張る活力を頂きました!
頑張るぞ!
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