令和3年12月19日(日)
本日は共通テスト演習会の2日目。
音を出す部活は迷惑になるので、音が漏れないように気を遣いながらの活動でした。
ということで、ほぼ一日不動岡ホールで合奏。
いや~お互いに疲れましたね。
クリスマスコンサートの曲、アンダーソン・セカンダリー・スクールとの曲があったので、気分的にはあっという間でしたが。
テキストメッセージの限界。
シンガポールのバンド・ディレクターであり、出版社を経営しているビジネスマンでもあるレスターさん。
バンド指導に人生をささげるかの如く、情熱を注がれている先生です。
これまで日本、シンガポールと何度もお会いして、交流を深めてきました。
以前は、4日ほど我が家に滞在して毎晩遅くまで熱く語り合いました。
実は定期演奏会がある1週間だったので、睡眠不足はなかなかきつかったですが。。。
さて、先日2年生が修学旅行中に1年生とアンダーソン・セカンダリー・スクールの皆さんがオンラインで国際交流を持ちました。
その打ち合わせの過程で、「オンラインのクリスマスコンサートもやるよ!」とおっしゃっていました。
いいね~!と答えましたが、その後待てど暮らせど具体的な話が無く日々が過ぎました。
さすがに「クリスマスコンサート」と銘打って、クリスマスを大幅に過ぎてはいかがなものかと心配になり、メッセンジャーでのやり取りとなりました。
わたしのつたない英語力、そしてシンガポーリアンには珍しく「察してほしい」タイプのレスターさん。
かみ合わないやり取りを心配した黒川圭一さんが、テレビ会議にしましょう!と助け船をだしてくださいました。
実は、その段階で私は分かった気持ちになっていたので、「今更必要かな~!?」なんて思っていたら・・・。
実際に顔を見て話し始めると、おいおい話が違うよ~!!って事だらけでびっくりしました。
実は最初のやり取りののちに、大量の楽譜が送られてきました。
前回の演奏旅行でも、これ全部やるの!?って楽譜が送られてきたので、またこれか~と思いました。
合同演奏の曲なんだろうと思って(普通思いますよね?)すぐに生徒に配布しました。(自分たちの本番前に5曲も配る、しかも謎の作品たちを受け取る生徒たちの冷たい視線を感じながら・・・)
マルチグレード、フレキシブル(編成が自由に組める)の作品、そして3種類のグレードの楽譜。
もはや、何をどうすればいいのかわからなくてメッセンジャーでのやり取りとなりました。
結果として
Ode to Joy(「歓喜の歌」 ベートーヴェンの交響曲第9番の合唱)グレード1~3をそれぞれ。
エバーグリーン序曲 広瀬勇人さんのマルチグレードの作品。
シーフロント・マーチ シンガポーリアンのジョセフ・リム氏の作品。日本の課題曲に大きな影響を受けていると思われる作品。
これが合同で、それぞれ録音してほしいとなりました。(私の理解)
そして、テレビ電話で黒川圭一さんの助けが入ったら、レスターさんは全く異なる構想をお持ちだったことが判明。
合同演奏は「Ode to Joy」のみ。
一人一人が演奏を録画して、顔を画面中に並べているイメージだったそうです・・・。
100人くらいになっちゃいますがな・・・・。
もはや画面の顔は誰かもわからないくらいちっさくなるんで、交渉してFWOはバンドの録画となりました。
あれ?残りの曲は?
1曲は「それはやる可能性がほとんどないからいい。」とのこと。
じゃ~送らないでよ~。
残りの曲はアンダーソン・セカンダリー・スクールの皆さんが勉強のために録画をしてほしいとのこと。
できればパート毎に・・・。
う~大変だこりゃ。
いろいろと大変さを訴えましたが、そこはシンガポーリアン。
はっきりとNGと言わない限りは、自分の主張は通します。
初めてのシンガポール旅行で、高熱を発した状態で35度以上の街並みを2時間ほど連れまわされた記憶がよみがえりました。
あの時も「大丈夫か?」と聞かれて、「多分大丈夫。」と答えたのが運の尽き。
これはつまり「大丈夫!」と認識されたわけです。
さすがに夕方に倒れました・・・。マリーナベイサンズの照明を見上げながら。
寝ながら見るんだよ!って言われて、ライティングを見るためではなく、発熱のため倒れました。
帰りも「熱がある時は辛い物を食べるんだ!」と言われて、「Noと言えない日本人・・・。」
まったく胃にやさしくない食べ物にやられました・・・。
ということで、外国人と交渉する際は「明確さ」は重要です。
特に言語の壁が高い場合は一層。
あと、相手にもよりますね。
いや~今回も勉強になりました。
黒川さん!本当にありがとうございました~!!
結局、
12月23日 クリスマスコンサートの演奏を録音して送る
※ライブ配信もあるのでよろしくお願いします!
翌日にエバーグリーン序曲、シーフロントマーチをパート毎に録音。(生徒のスマホで)
それをGoogleドライブで共有ということになりました。
いや~今年も最後の最後まで頑張ります!
久しぶりの長時間合奏
長い時間とはいえ、前述のシンガポールとのクリスマスコンサートの作品
FWOのクリスマスコンサートの作品
そして、冬期演奏会(新人戦)の課題曲、自由曲
ともりだくさん。
クリスマスコンサートの曲は20分ほどで仕上げていったので、もうさ~っと終了。
Ode to Joy
ベートーヴェンの音楽に触れられた素晴らしい時間になりました。
やはり、ベートーヴェン。
その音楽の素晴らしさに、改めて感動しました。
いつか3番以降のシンフォニーを指揮したいです。
オーケストラはもちろん、吹奏楽では需要がないでしょうか・・・。
クリスマス・ソング
生徒たちも大好きな作品のようですが、冬の冷え込む中での切なく歌い上げる作品。
それが、どうしても元気いっぱいに・・・。
これも「音楽の理解」です。
感情を乗せる習慣をつけていく必要があります。
クラシック音楽、ポピュラー音楽問わず。
ポピュラー音楽の方が身近なだけに、音楽の勉強をしやすいかもしれません。
実際に、理解がぐっと早いですし。
知っているもの、好きなものは何でも理解が早いです。
クリスマスコンサート。
楽しく演奏したいですね!
クリスマス気分を盛り上げていきましょう~。
加須市フライングカープウィンドオーケストラ
先週に第3回定期演奏会を終えて。
翌週には第4回のプログラムを早速演奏。
そのあとは試奏大会。
何とトランペットが全員欠席・・・。
なんだよ~。残念!!
ということで重要なパートがいませんでしたが、圧倒的多数で
スターウォーズではなく
レ・ミゼラブル を演奏することになりました。
何度演奏しても素晴らしい!
小説のイメージが重なって、場面ごとのストーリーがよみがえります。
大人のバンドで指揮をするのは初めてなので、人生経験を積んだ深みが音楽に出ることを楽しみにしています。
いや~本当に楽しかった。
第4回定期演奏会も楽しみです!!
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