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入学式

吹奏楽
学年をまたいで授業を履修できるのが特徴です。

令和4年4月12日

やっと授業が始まりました。

今年度、一緒に世界史を担当してきた大ベテランのN先生がご退職なさいました。

代わりにフレッシュな新任先生が着任しました。

さすがに、最初から3年生の世界史を担当するのは荷が重いということで、今年度は3年生世界史全員を私が担当することになりました。

初めての事ですが、責任をもって最後まで指導してまいります。

気合入れて頑張ります!!

ちなみに、新任先生は昨年度、小学校1年生を担任していたそうです!

このギャップがすごいですね~。

教材研究しているとき、「漢字になれません~」と面白いことを言っていました。

そうですよね。ひらがなですものね。

これから彼と一緒に不動岡高校世界史を支えていきます。

これまで、同学力の学校間では結構いい感じで結果を出してきた世界史。

昨年度と同じようにはいきませんが、新戦力と共に全力で頑張ります!

頑張ります!!

入学式

少し遅れて埼玉県立中央高等学校の単位制定時制部の入学式が執り行われました。

1組AとBという感じで、1クラスが2展開しています。
大きな体育館でした。パイプ椅子が体育館にじかに置いてあってドキドキしてしまいました。
ちなみに、席を間違えて座って迷惑をかけてしまいました・・・。すみません。

長女の大学は入学式は学生のみ。(それでいいと思います。普段から。)

小学校は保護者1名ということで、当然母親が行きます。

高校も制限があると思いきや、何の制限も無いので初めて他校の入学式に行きました。

驚くべきは、1組A・B~7組A・Bまでの14クラス

各クラス7名ほどで、総勢100名以上の入学生がいました。

入試の段階では30名ほどでしたが、その後の2次募集、転編入の関係で増えたようです。

予想以上に多い生徒たちで、まず驚いてしまいました。

そして、各クラスが7名ほどの少人数展開

7名に1人の教諭がつくのは、先日長女が6人に1人教授が付いたという話とデジャヴかと思いました。

何とも手厚い指導体制。

人が多いのが苦手な長男にしてみると、あれだけ余裕のある教室(スッカスカです・・・。)はストレスが少し軽減されるのではないかと期待しています。

また、同じクラスにはご高齢と思われる生徒もいました。(見た目だけの判断でごめんなさい・・・。)

それから、カタカナ表記で多分外国籍と思われる生徒もちらほら見られました。

制服も無いので、自由な服装、髪型も自由!銀髪も金も色とりどりでした。

ちなみに長男は私のスーツを着込んで、見た目が高校生には見えなかったかな~。

まさに、ダイヴァーシティ(多様性)の中で日々を過ごすことになるのでしょう。

ぜひ、中学校では得られなかった他者からの刺激をたくさん受けて、多様性の中から自分を見つめる貴重な時間があればと願います。

新入生代表挨拶。

長男が新入生代表挨拶をする、というのがこの入学式最大のハイライトでした。

ちょっと早口でしたが、一度も嚙むこともなくしっかりと誓いの言葉を言い切りました。

いや~聴いている方が緊張しました。

新たな生活が始まったのだな~と、こういう式典は節目として重要だなと実感しました。

保護者の方々も両親でいらしている方も多く、この学校での船出を家族で応援している雰囲気が溢れていました。

奥様のお話だと、知り合いの方がいてびっくりした!とのこと。

お子様が高校に進学したけど合わなくて中退、そして再度中央高校に入学したそうです。

とても大きな挫折、苦労をして、そしてもう一度高校へ通うという決断は大変だったと思います。

仕切り直して、あまり無理することなく、広い視野で進んで行って欲しいです。

私は、義務教育、そして高等学校において、最も大きな課題は「価値観」の強制をしないという事です。

勉強、大学進学、多くの事で「すべき!」という圧力が生徒にかかります。
かなり偏った価値観の押し付けが、かなりの生徒を苦しめています。

私は教員という立場で思う事が多々ある日々です。
やはり、教師は一定の価値観を生徒に提示(押し付けないようにとは思っていますが・・・)することになります。

例えば「世界史歴史について。

そして「吹奏楽部・音楽」について。

ここで、共通して意識していることは、自分自身が「楽しむ」こと。

結局、行動の源は「好き」、「楽しい」といった前向きな感情だと思います。

もちろん、ネガティブな感情で強制する方法もありますが、それが長期的に良い方向にはつながらない事は間違いありません。

教師自身が「歴史」、「音楽」が大好きで、その思いを共有できるように努力、工夫をする。

それこそが、私たち教員の最も重要なお仕事かなと思っています。

結局、教員は自分自身の個性、価値観をさらけ出すことで、あとはそれを見た生徒たちが「良いな」と思ってくれれば最高です。「嫌だな」と思っても反面教師にはなります・・・。
そうならないように・・・。頑張ります。

ということで、長男の入学式から私が大きな刺激をもらいました。

単位認定について

実は学校のシステムに興味があり、入学式後の説明もじっくりと聞かせて頂きました。

異常な暑さのなか、体育館で、文章の朗読会のような説明会・・・。
苦行でした。

私は休憩時間に勝手に自販機を探し、お茶を買って適当に給水していました。
そうでもないと危険な暑さでした・・・。

赤ちゃんをあやしながら聞いている方もいらっしゃったので、大丈夫かな~と心配になりました。

そんな中でも淡々と進む説明。(読み上げ)

この先生方の授業は大丈夫かな・・・と心配になってしまいましたが、ほとんどが管理職の先生だったので安心・・・。

ちなみに、副校長がスタイリッシュ、お話もちょっとかっこいい感じを意識なさっていて・・・。

勤務校にこのようなタイプの教員がいたことが無いので、とっても新鮮でした。

雰囲気が「半沢直樹」シリーズの黒崎検察官が思い出されました。

いや~雰囲気はかなり近かったです。

ちょっと注目してしまいました。

単位認定について

さて、大宮中央高校は懐かしい「セメスター制」をとっていました。

これは半期単位認定制度

かつて不動岡高校でもやっていました・・・。

これのデメリットは、授業が細切れになること。
例えば前期で「基礎生物」を終えて、後期に「基礎化学」と言う感じで履修します。

すると、ほぼ前期の学習は消え去ります。

学習の継続性が半期単位というのは、学習効果の面で難しかったです。

さらに、欠課時数オーバー(単位不認定)があっという間に来ます。

通年で1単位ならば、週に授業は1回なので8回欠席は2か月かかります。

これが半期だと1単位が週に授業が2回。1か月で欠課時数オーバーで単位不認定となります。

これが結構困りました。

入学したてで、少し新しい環境に慣れないために欠席がかさむと、GW明けには欠課時数オーバーになりました。

セメスターは厳しい!というのが印象でした。

さらに、驚きは「電車の遅延など、偶発的な理由でも欠課時数はカウントされてしまう!」とのこと。

いや~コロナの影響でそこいら辺が相当にあいまいになっている全日制高校・・・。

定時制はここをあいまいにすると大変なことになるんでしょうね。

とにかく、休んだら単位は出ません。

非常にシンプルで良いと思います。

さて、我が家の長男は継続的に通えるのでしょうか・・・・。

友人関係、教員、そして何より授業。

彼の興味を引き付けるものが何かあることを願うばかりです!

子どもも私も、素晴らしい一年になりますように!

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