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誕生日。

吹奏楽
自分で言うのもなんですが・・・。

令和4年2月27日(日)

誕生日を迎えました。

46歳です。

ここまで元気で、楽しい人生を送れてきたことに感謝します。

遠くウクライナでは、ロシアによる軍事侵攻が起こっています。

歴史に残る日々で、無事に幸せな一日を過ごさせていただきました。

加須市フライングカープウィンドオーケストラ

今日も定期演奏会に向けて練習しました。

アメイジング・グレイス 編曲 八木澤教司

アメリカの第二の国歌と言われるほど、国民に親しまれている聖歌です。

作曲者は未詳で、アイルランド民謡、スコットランド民謡からとられているという説などいろいろあるそうです。

作詞は ジョン・ニュートン 1725~1807

1755年に牧師となり、1772年に作詞されました。

1776年 アメリカ独立宣言

まさに「13の植民地」と呼ばれた英国の植民地が、アメリカ合衆国に生まれ変わる時期にできた作品です。

ちなみにニュートン氏は元々「奴隷貿易」に携わっていた過去があり、その罪を悔いる思いが込められた歌詞になっています。

Amazing grace
how sweet the sound
That saved a wretch like me

I once was lost
but now am found
Was blind but now I see

驚きの神の恵み
何と美しい響き
私までも救ってくださる

かつて道に迷った私を
神は見つけてくださった
かつては見えなかったが
今は見える

‘Twas grace that taught
my heart to fear
And grace my fears relieved

How precious did
that grace appear
The hour I first believed

神の恵みこそ
私の恐れる心と
恐れから
私の心を解き放ってくださる

信じ始めた時の
恵みは何と尊いことか

Through many dangers
toils and snares
I have already come

‘Tis grace hath brought me
safe thus far
And grace will lead me home.

あまたの危機や苦しみ
誘惑を越えて
私は神の御許にたどり着いた

恵みが私を許し
恵みが私を御許に導いた

The Lord has
promised good to me,
His Word my hope secures

He will my shield
and portion be
As long as life endures.

神は私に約束された
神の言葉は
私の願いとなった

神は私の盾となり
私の一部となった
命の限り

Yes,when this heart
and flesh shall fail
And mortal life shall cease

I shall possess within the vail
A life of joy and peace

そうだ この心と体が衰えて
命が止むとき

私はベールに包まれ
人生の喜びと安らぎのを
手に入れるのだ

The earth shall soon
dissolve like snow
The sun forbear to shine

But God, Who
called me here below
Will be forever mine

大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても

私を導きたもう神は
永遠に私のもの

When we’ve been there
ten thousand years
Bright shining as the sun

We’ve no less days
to sing God’s praise
Than when we’d first begun

何万年過ぎても
太陽のように光り輝き

神の恵みを歌い始めたころのように
神を讃え続けることだろう

今、ウクライナでもロシアでも「音楽」を楽しむような余裕は無いのかもしれません。

ロシア国民は、これまで政治とできるだけ距離をとってきたのでしょう。

正確に言えば、「プーチン大統領から距離をとって身を守る」でしょう。

しかし、この暴挙を止められるのは外からの力よりも国民の力でしょう。

「アメイジング・グレイス」にある、悔い改める思想。

これは、同じキリスト教であるロシア正教でも通じるでしょう。

何とかして、戦争を止めて欲しい。

ロシア・ウクライナ戦争

プーチン大統領は「核兵器の利用」についても言及しています。

そして、核抑止という点で唯一ロシアに対抗できるアメリカ合衆国 バイデン大統領は

第3次世界大戦。
何とも恐ろしい言葉です。

ドイツは大きな方針転換を決定しました。
GDP2%以上の軍事費に拡大するという方針です。(これまで1.5%)

日本はどうするのか?
台湾有事は?

という議論が、今後必ず盛り上がるはずです。

もちろんロシア、朝鮮半島、中国 という核保有国であり、独裁者が君臨している国家が隣接している日本。

しかし、ウクライナと日本は同じ側面もありますが、異なる面もあります。

例えば、日本は日米安保条約により、アメリカ合衆国の核の傘のもとに保護されています。

核抑止という点では担保されている。

逆に、ウクライナは旧ソ連の構成国家ではロシアの核の傘のもとにいました。
1917 ロシア革命 により、ロシアで始めたての共産主義革命が達成されてたのです。

つまり、時代の最先端を行っていたのは、間違いなくロシアである!という自覚がありました。

しかし、1989年 東西冷戦終結、1991年 ソヴィエト連邦崩壊でその関係性は一変します。

その後、混乱の10年を収集したのがプーチン大統領です。
プーチン大統領がどこまでかつてのロシアを取り戻そう!と考えているのかは不明です。
あくまで個人の思想信条ですので、これについてああだこうだ言っても科学的ではありません。

まずは事実だけをしっかりと捉えて、歴史を見据える必要があります。

2010年以降ロシアとウクライナの関係が悪化すると、ウクライナはロシアの影響を脱してEU、NATOとアメリカの核の傘へ入ろうと画策します。

これが今回の戦争の背景と言われていますが、まだまだ今後明らかになることも多いのではないでしょうか。

ですから、このトラブルには最初から「核戦争」が延長線上にありました。

日本の場合はいきなり「核戦争」はありません。
しかしウクライナは?

プーチン大統領がスイッチを押せない、自分に向かっている核兵器が無いのです。

これは事実として、非常に恐ろしい現実です。

これまで核保有国と非核保有国(同盟国を持たず)が全面戦争を実施した前例がありません。

核兵器の小型化

実は、1960年代より核兵器の小型化の研究は進められていました。

威力を抑えて小型化し、素早く落とす場所へ運搬、使用できる「核兵器」です。

そして、ロシアの軍事教書では「地域紛争」などでの使用を想定した、小型核兵器の開発を進めるとありました。

さて・・・。

もしや開発にめどがついていれば、どこかで使用しなければ「抑止力」として意味が出ません。

広島・長崎のように。

これがウクライナで使用されない、という保証はどこにもないのです。

プーチン大統領の見込み違い

プーチン大統領のシナリオは首都キエフを1日で陥落させ、ゼレンスキー大統領を失脚させて政権を交代させる。

どうもこれが用意周到に計画されたロシアのストーリーのようです。

しかし、多くの誤算がありました

ゼレンスキー大統領のリーダーシップ

政治経験の無い、若干44歳の元コメディアン。

年末には支持率40%台を割り込んでいましたが、ロシア侵攻が発生すると91%に跳ね上がりました。

マスメディアではなく、SNSを用いて時には自撮りの動画をアップしています。

外圧がかかると、それまでバラバラだった国民が一つにまとまる。

プーチン大統領の侵略が、ウクライナを一層国家として結束力を高めたのではないでしょうか。

そして、予想外の強い抵抗を生み出しました。

プーチン大統領に屈しない政治家。
これが思わぬ展開を生み出したのかもしれません。

キエフ陥落せず

ウクライナの首都キエフは、比較的ベラルーシの国境寄りにあります。

ゼレンスキー大統領のリーダーシップもあり、ウクライナ軍の抵抗は予想を越えていたようです。

さらに

欧米の軍事支援

EU

EUが紛争地域へ初の武器購入のための資金供与を決定しました。

4億5千万ユーロ(約580億円)

米国は軍事支援(追加支援)

3億5千万ドル(約400億円)

2014年 クリミア、ウクライナ東部侵攻以来

25億ドル(約2890億円)を支援してきました。

ドイツ

さらに、ドイツが第2次世界大戦以降初めて他国へ軍事支援に踏み切りました。

対戦車砲 1000門

スティンガーミサイル 500基

をウクライナへ送ることを決めました。

アメリカ製 携帯式防空ミサイルシステム。
対空設備が初期に破壊されましたが、これを利用してロシアのヘリコプターなどを撃墜できます。
低空飛行であれば戦闘機にも使用できるとのこと。
これで、ロシアの航空支援がさえぎられている可能性があります。

英・米・エストニア

対戦車砲「ジャベリン」

アメリカ製 対戦車砲「ジャベリン」
命中率 94%
英国製 対戦車砲「ジャベリン」

大量の戦車が投入されているのは、ニュースでも報道されています。

これらに対してウクライナ兵が供与された対戦車砲で応戦している模様です。

これは、かつてスペイン内戦(1936~39)、湾岸戦争(1991)が「新兵器の実験場」になったのと同じ側面もあります。

各国の武器供与とは、最大の実験、PRにつながる「死の商人」たちが暗躍する舞台でもあります。

トルコ

「バイラクタルTB2」(無人ドローン兵器) トルコ・バイカル社製
昨年よりウクライナが導入すを進めていた兵器が供与されています。

ウクライナ、ロシア軍へのドローン攻撃成功と主張
ウクライナ軍はトルコ製ドローン(無人機)によるロシア軍への攻撃が成功したと主張した。

ウクライナ軍によるドローン攻撃がロシア軍を破壊したと報じています。(キエフの北西100キロほど)

ウクライナ国民

何より、ウクライナ国民の士気の高さ。

ウクライナ軍への炊き出し

ロシア工作員が設置した空爆目印の撤去

火炎瓶の作成
これって使うときが来るのでしょうか・・・。
かつての日本の竹やりを思い出してしまいました。

ロシアとは民族的、文化的に近しい関係にもかかわらず、2014年のクリミア、東部侵攻、そして2022年全面侵攻を受けて「ウクライナ人」の反ロシア感情は燃え盛っているのでしょう。

プーチン大統領にとって国民とは、20年にわたってコントロールしてきた自負があります。

現在でも、これだけのことをやってもロシア国民にはプーチン大統領を支持する人がいるのです。
プロパガンダ(主にテレビ)による扇動かもしれません。
でも、それに国民が付いて行ってしまえばそれは国家としての行動になるのです。

もしかすると、ウクライナ国民の事も支配下に置くことは容易であると考えていたのかもしれません。

独裁者の長期政権は晩年このように、おごり、高ぶりによる判断ミス、政治的混乱を生み出すこと多くの先例があります。

それこそ、ソ連のスターリンの恐怖政治。

中国の毛沢東の文化大革命。

紛争の結末

すでに、ウクライナ側の死者は200人、300人と続々と増えいていく報道がされいます。

そして、ロシア側は情報を隠蔽する意図もあると思われますが

ロシア側からの発表はなく、ウクライナ大統領府からの発表では

3500人死亡

200人の捕虜

とあります。

ロシア側にも甚大な被害が出ているのです。

ちなみにロシア国防省が正式にロシア側の死者が出たことを認めたのは27日の記者会見

情報統制とは本当に恐ろしいものです。

かつての「大本営発表」は、戦争時には一般的ということでしょう。

ロシア兵の士気が下がっている?

ロシア兵に詰め寄るウクライナ人の女性。

翻訳では分かりませんが、ロシア兵は「敬語」を使っているそうです。

この戦争に対する思いがにじみ出ているのではないでしょうか。

『進撃の巨人』で、さかに「相手は悪魔!」と言い続けて戦います。(この作品ではユダヤ人迫害と重ねています)

そうでも思わないと、人殺しはできないのでしょう。

ロシア兵の士気が下がっているとの情報もあります。

やはりウクライナの友人を殺害する大義名分は、どう考えても無いのでしょう。

双方に多数の死者が出て、最後に核兵器まで使用されたとしたら・・・。

『進撃の巨人』 リヴァイ・アッカーマンが

「自分の好きな方を選択しろ。それが正しいかどうかなんてわからないのだから。」

その後、エレンは自分の選択を大いに後悔することになります。

この戦争にかかわった人々は、どんな結末になるにせよ「後悔」することになるでしょう。

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