令和3年10月31日(日)
昨日のOFFとは打って変わって、大忙しの一日でした。
合奏→講習会→市民バンド
とても充実した、幸せな一日になりました。
午前中は練習
合奏では「ブリュッセル・レクイエム」から。
グレード6です・・・。
毎年新人戦(今年から名称は「冬期演奏会」に変更)では、チャレンジングな作品を取り上げています。
今回の「ブリュッセル・レクイエム」もなかなか。
テーマがベルギーでの爆弾テロなので、非常にシリアスな音楽になっています。
メッセージ性の強い作品なので、演奏者はその点を理解、そして自分なりの主張を持って音楽を奏でてほしいです。
それにしても・・・。
これは大変だ~。
11月21日(日) 第2回オータムコンサートにてお披露目です。
昨年は私が振り間違えて迷惑をかけました・・・。
今年は大丈夫・・・!?
とにかく変拍子の連続。
まあ、指揮者がどんな風に振ってもハイスピードで過ぎ去るとは思いますが・・・。
全く、誰も指揮を見る余裕はありません。
とはいえ、指揮者もスコアから目を離せないのでお互い様。
なかなか・・・。
課題曲5番に手も足も出ないときほどではありませんが、曲になるのか今から不安です。
でも、こういう作品と向き合って成長してきました。
今がまさに成長の時!!
完成を信じて練習あるのみ!!
日本初演!
オータムコンサートでは昨年に引き続き、黒川圭一さん、レスター・リムさん(シンガポール)の設立した
Retsel Mil Japan(レットセル・ミル・ジャパン)
の作品を取り上げます。
今年は
「プラナコーン序曲」
作曲者 ルンラディス・チャンチャンパ
タイ人の方です。
冬のバンコク(と言っても最高気温は32℃!)をイメージして作曲したとのことです。
雰囲気はバーンハウス社のグレード2~3の作品。
でも、6分ほどあるのでいろいろな場面で演奏できます。
中学校ではコンクールなどにも良いと思います。
スウェアリンジェンなど、アメリカ人作曲家の影響があるのかもしれません。
個人的にはあんまり「タイ」を感じる音楽ではない、という印象です。
それでもなかなか、アメリカ、日本、ヨーロッパ人の作品では聞けない音楽です。
もう一曲は
「風はフォルモサを巡り」
作曲 黒川圭一
社長の作曲なさった作品です。
フォルモサは台湾のこと。
ポルトガル語の女性形で「美しい」という意味。
現在でもヨーロッパで使用される、台湾の通り名。
台湾の吹奏楽団からの委嘱作品とのこと。
参考音源の動画は、懐かしい「嘉義音楽祭」でした。
かつて、おおみや市民吹奏楽団で台湾演奏旅行に行った際に参加させていただきました。
ああ、あの台湾演奏旅行。
すっごく楽しかった!!
ちなみに、私のテューバのベルが飛行機で運搬中に凹みました・・・。
ジュピター(楽器制作会社)の工房ですぐに直してもらいました。
懐かしい、悲しい思い出です・・・・。
台湾の民謡、両国にゆかりのある唱歌(「仰げば尊し」など)がメドレーとなっており、アレンジも絶妙で素晴らしいです。
演奏時間が11分30秒と長いのが・・・・。
でも、ぜひ様々な団体に演奏してもらいたい作品です。
高等学校文化連盟吹奏楽専門部会 秋季講習会
午後は春日部高校へ移動。
クラリネット4重奏、サキソフォーン4重奏のゲストをお招きして、
コンサート
公開レッスン
受講生の発表会
という三部構成の講習会でした。
私は参加者以外の合奏をしていてから駆け付けたので少し遅刻。
コンサートはクラリネット4重奏の最後の方、サキソフォーン4重奏は全て聞けました。
本当に素晴らしい演奏で、これを聴けた皆さんは幸せです。
今回、不動岡のサキソフォーン4重奏が公開レッスンを受けさせていただきましたが
デザンクロ作曲「四重奏曲」第3楽章
を演奏するのですが、これを模範演奏としてコンサートのプログラムに入れてくださいました。
やっぱり百聞は一見に如かず。
いくら音源を聴いても、実際の演奏を聴くのとでは次元が違います。
不動岡生にとっては素晴らしい刺激になりました。
その後のレッスンも素晴らしく、今後につながるアドバイスをいただけました。
受講生による演奏発表
細田学園のサキソフォーン4重奏。
ソプラノサックスを中心に、4人でしっかりとまとまっていました。
長生淳作曲「彗星」
何度も取り上げた作品です。
本当にかっこいいんですよね~。
不動岡のサキソフォーン4重奏も堂々と吹いていました!
課題だったノリもよくなっており、フランスの香りが少ししました。(行ったこと無いけど)
あとは和光国際高校のクラリネットアンサンブルが2つ。
全員2年生だそうです・・・。
クラリネットたくさんいてうらやましい~!
このような企画を実施してくださった高等学校文化連盟吹奏楽専門部会の先生方に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
フライングカープウィンドオーケストラ
今日はアンサンブル練習が組まれていました。
第3回定期演奏会ではアンサンブルのステージもあります!
いや~今から楽しみです。
合奏は
ミス・サイゴン
アルセナール
ライオン・キング
鬼滅の刃 メドレー
秋空に
これらの曲を少しずつ仕上げていきました。
もう、思い出せば何とかなるかな~ってくらい仕上がってきました。
あと6回の練習。
指揮者として責任をもって仕上げます~。
それでも、皆さん本当に上手なので助かります。
今日は参加者も多くて、最初の通し練習はとっても楽しかったです。
ここからさらに充実度を上げていきます!
それにしても「秋空に」の楽譜にミスが多くて・・・。
できるだけ合奏の時間を無駄にしないように、事前に確認をしてもらいました。
事前に楽譜を読んでいると、表題の部分に「1976」の数字が。
調べてみると、どうも作曲の年のようです。
これは「毛沢東」、「周恩来」が死んだ年。
そして、私が誕生した年でもあります。
いや~びっくりします。
奇遇だな~。
これもご縁。一生懸命に演奏します!!
この作品は、日本吹奏楽指導者協会「吹奏楽の日」のイベントで、名誉会長秋山紀夫先生がオープニングに指揮をしてくださいます。
いや~今からドキドキします。
講演の後には演奏もありますし。
5月に企画していた秋山先生の企画はつぶされてしまいましたので、この企画は何としても成功させたいと思います。
気合入れていくぞ~!
とにかく今日の練習が楽しくてよかったです。
また来週が楽しみです!練習参加よろしくお願いします~~!!
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