PR
スポンサーリンク

ジョイントコンサート2025、熱いステージの舞台裏!

スポンサーリンク

令和7年5月31日(土)

本日は、学校をお休みさせていただきました。
各方面にご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした・・・。

なぜかというと、おおみや市民吹奏楽団のジョイントコンサートに出演するためです。
演奏者としてはあまり役に立てない私ですが、指揮者としての役割もありまして……。
さすがにそこは穴を開けられませんでした。


浦和高校との共演:受け継がれる吹奏楽の縁

今回の「おおみや市民吹奏楽団ジョイントコンサート2025」は、久しぶりに高校生を招いての開催となりました。コロナ禍前以来、一体いつぶりだったでしょうか。

過去には、大宮光陵高校、久喜高校、不動岡高校とご一緒させていただき、そのご縁で卒業生が入団してくれたこともあります。

コンクールに出場しない一般吹奏楽団は、どうしても知名度が低く、選択肢に入りにくいのが現実です。だからこそ、こういった繋がりは本当に大切だと改めて感じています。

そして、今回のゲストはなんと埼玉県立浦和高校の男子諸君でした!
ご縁があって、出演していただけたこと、本当に嬉しく思います。


朝から大混乱!?RaiBoCホールの洗礼

ゲストもいるということで、午前中からバタバタでした。
9時に開館、9時20分からリハーサル開始というタイトなスケジュールでしたが、まさかの「搬入口が使えません!」という浦和高校からのSOSで大混乱。

事前に申請していないと搬入口すら使えないというRaiBoCホール……いやはや、すごいですね! 今までの会館の常識が通用しないことを痛感しました。

リハーサルは大幅に押してしまいましたが、何とか無事に終了。
実は、私自身が少し緊張していました。


コンクール以上の緊張感!先生方が見守る指揮台

客席には武田先生、舞台袖には秋山先生。
お二人が見守る中、「バンドワゴン」「眩い星座になるために」、そして「パッサカリア」を指揮するのは、かなりの緊張感がありました。

私にとってはまるでコンクールのよう。いや、コンクール本番よりも緊張したかもしれません!

不安の残る演奏でしたが、大人のバンドのリハーサルはこんなものです。
リハーサルでは本気を出さないですからね!


開演!浦和高校の情熱的なステージ

いよいよ開演! 第1部は浦和高校の演奏でした。
一階席がほぼいっぱいで、私は2階席で聞かせていただきました。
課題曲から始まり、自由曲という流れでした。

毎年のことながら、課題曲は大変ですね……。
去年も今年も全く課題曲を聴いていないので、浦島太郎状態でした。

演奏されたのはマーチでしたが、「マーチ……って感じの曲」で、落とし穴がたくさんありそうだなと感じました。

これからそれを一生懸命避ける練習が続くんだろうなと、聴きながら思いました。
まさに夏の始まりを感じさせる一曲でしたね。

自由曲はなんと委嘱作品! 打楽器が大活躍で、男全開!という感じの作品でした。
かなり難しい曲ですが、これをどう聴かせるのか、特にさいたま市文化センターの2階席にどう届けるのかを意識して、楽曲の構成を考える必要があると感じました。

しかしながら、3月末に伺った時とは比べ物にならない成長を見せてくれました。
アドバイスさせていただいた基礎練習、High Fまでのロングトーンをずっと取り組んでくださっているとのこと。

やはり効果は絶大ですね! 開智未来もやります!

何としても県大会、そして西関東と突き抜けていってください! 応援しています!


市民吹奏楽団の挑戦:それぞれの想いを乗せて

いよいよ私たち、おおみや市民吹奏楽団の出番です。

「バンドワゴン」を指揮する直前に、「あれ?何か忘れ物が……」と思ったら、控室に持っていったマウスピースを忘れてしまいました。

ということで、演奏中に取りに行ってもらうという失態から始まりました。
バンドワゴンは少しマイルドなテンポでしたが、オープニングにふさわしく軽快に演奏することができました。

秋山先生の「主よ人の望みの喜びを」は、気持ちを込めて演奏しました。先生が感じている音楽を、少しでも音で表現できるように頑張りました。感動しました。

「眩い星座になるために」は、若々しく、吹奏楽らしい、そしておおみや市吹では馴染みのない作品でした。若い団員やお客様(少ないですが……)には喜んでいただけたのではないでしょうか。気持ちよく演奏していただけたと思います。


「パッサカリア」に込めた思い:高校時代を重ねて

私のメインは「パッサカリア」。
名曲中の名曲です。この作品と真摯に向き合うことができて、本当に幸せでした。
高校生時代に演奏したことを思い出しながら、今の自分と重ね合わせて指揮台に立っていました。

どの部分も喜びが詰まっていました。
緊張感のある部分も多かったですが、団員の皆さんが素晴らしい演奏を披露してくださいました。本当にありがとうございました!

秋山先生からの指定課題曲でしたが、ちゃんと合格点はいただけたかな……?


音楽の喜びを分かち合う:武田先生のタクトのもと

さて、抜け殻のようになった私ですが、武田先生の指揮で二曲。
やはり、ジルーは大好きです。

「Fantasy in French」はフランスの作曲家の有名作品を見事にコラージュしてあります。とても魅力的な作品で、演奏していてとても幸せでした。フルートのソロも見事でしたね。

最後の作品は「喜びの国」セレクション。コンクールでも多く演奏される人気作品です。
美しい旋律が詰まった、最初から最後まで名曲のメドレー。

武田先生の柔らかいタクトさばきにピッタリな作品でした。
最後ということもあり、随分気持ちもリラックスして解放感あふれる演奏になりました。

オーケストラ編曲作品を取り上げることは大切ですね。
喜びが大きいうえに学びも大きいです。
おおみや市民吹奏楽団としても、この演奏を通じて貴重な経験を積むことができたと思います。


フィナーレ!合同演奏で大盛り上がり!

最後は合同演奏でした。秋山先生の「ラデツキー行進曲」、岡田先生の「銀河鉄道999」、武田先生の「五月の風」。そして最後に定番の秋山先生による「木陰の散歩道」でした。

「銀河鉄道999」の楽譜が見当たらず……。隣にいる高校生に見せてもらおうとしたら、「僕も持ってません!」。

ということで、仙波君から楽譜を奪って仲良く2人で見ながら演奏しました。

秋山先生の「木陰の散歩道」は、永遠に続きそうで危なかったですね……!
とりあえず3回で終えられて良かったです。先生はもっとやりたかったようですが……。
時間も押してしまっていたので、3回で勘弁してください!


感動の終演、そして打ち上げへ!

ということで、無事に終演となりました!

久しぶりに打ち上げにも参加することができ、団員の皆さんとたくさんお話できました。土曜日だと打ち上げに出られるのですが、今後は土曜日は出勤日なのでお仕事を休まないといけません……。

日曜日の演奏会にしていただけると嬉しいなと思っております。夜は加須の練習がありますが、やっぱり打ち上げは出たいですね〜。


感謝を込めて

とにかく、運営を頑張ってくださった皆様、団員の皆様、そして秋山先生、武田先生、さらにゲストの浦和高校の皆様。本当にありがとうございました! 素晴らしいコンサートでした。

ぜひ、また来年もよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました