令和3年6月27日(日)
加須市フライングカープウィンドオーケストラの第2回定期演奏会が無事終演いたしました。
会場には予想よりも多く・・・、と言っても若干寂しい人数ですがお客様にお越しいただきました。
ちなみに私は家族で6人、友人3名と9人程集客に貢献!
次回はもっと呼びましょう!!
リハーサル
今回はルミナス吹奏楽団の皆さんをゲストにお迎えしお互ました。
それぞれの単独演奏、そして合同演奏という構成の演奏会でした。
2団体、指揮者も3名となると、練習の段取りが結構複雑で大変です。
スタッフの方々が苦心してスケジュールを組み、やっと本番のステージリハとなりました、
少し押し気味なりましたが私も、黒川先生も、うまく端折って無事にオンタイム進に巻きなおしました。
これまでの経験で大人の吹奏楽団は、リハーサルは力を温存するというイメージだったのですが、今回はどちらのメンバーも朝からバンバン吹きっぱなし。本番は大丈夫!?と心配になるほどでした。
若さ、そして違う団体が一緒のステージで演奏する刺激がそうさせたのでしょうか。
ま~若い!と思いました。
指揮者がそれぞれ一曲づつゲストコンダクターを務めました。
黒川先生はフライングカープウィンドオーケストラで「風紋」を指揮していただきました。
私は「美女と野獣」メドレーでルミナス吹奏団を指揮しました。
やはり団体が違うと、色々と新鮮ですね。
これも楽しかったです。
第1部 フライングカープウィンドオーケストラ
オープニングは福島弘和作曲「祈りは時の流れに輝く」から。
これも何度も演奏したことがあり、不動岡では着任して2年目か3年目にやりましたね。
その頃の記憶はほとんどありませんが・・・。
2曲目の「風紋」は黒川先生の指揮。
やはりいつもと違う指揮者ということで緊張感があり、出てくる音も普段とは違いました。
指揮者で音楽が変わる、という事を目の当たりにして、音楽のすばらしさを実感しました。
難曲を何とか大事故もなく、気持ちよく歌い上げるように演奏していました。
3曲目は「星の船」
これは一時期新1年生に、入部直後の保護者会で演奏してもらっていました。
ロマンティックで、吸い込まれそうな美しいメロディが魅力的です。
繊細で、演奏者にとっては緊張感が最後の最後まで続くしんどい作品です。
しかしながら、とても素晴らしい集中力で、聞いている側が現実に引き戻されるような事はほぼなかったと思います。
気持ちよく演奏する事が出来ました。
元々はおおみや市吹で演奏して出会った作品で、思い入れの深い作品なので取り上げる事が出来て本当に良かったです。
4曲目は「Official髭男dismメドレー」
ま~大曲でした。
よく吹き切りましたね。リズムも難しいし。
でもいい曲ばかりなので、演奏していてとっても楽しかったです。
ちょっとハラハラドキドキしましたが・・・。
5曲目 トリは「オーメンズ・オブ・ラブ」
吹奏楽の定番作品。
それでも演奏するのはとってもキツイ・・・。
特にトランペットはきっつい音域で同じことの繰り返しという、なかなかの作品です。
それでも、しっかりと助けいながら最後まで吹き切る事が出来ました。
単独ステージを楽しく演奏できました。
第2部 ルミナス吹奏団
リハーサルが、写真撮影が挟まれていた関係でドレスリハーサルとなりました。
これが結構大変。
汗をたくさんかいてしまって、本番前に汗だくでした。
ということで、第2部の前には再び着替え、休憩。
でも「美女と野獣」を指揮するので、あんまり気を抜くことはできません。
プログラムは「美中の美」から。
力強いマーチで始まり、団員作のオリジナル作品。「明日へ咲く花」
これが結構難曲。
そして、定番の「宝島」。
若々しいノリの良さで、しっかり会場も盛り上げていました。
出番の「美女と野獣」
美しく、明るく、そしてハッピーエンドの音楽。
ルミナス吹奏団の皆さんが持つ、華やかさ、元気の良さがあふれる素晴らしい演奏でした。
とても楽しい時間になりました。
トリは「LJK」
これまた団員、しかも団長の上田さん作曲のオリジナル作品。
ノリノリのポップスチューンでした。
実はこの作品に歌詞があった(上田氏作詞)のは、後程の打ち上げで明らかになりました。
※本人が絶唱。
第3部 合同演奏
オープニングは「エルカミーノレアル」から。
合同演奏で人数も十分。
リード・メモリアルにふさわしい、ド派手な「エルカミ」になったと思います。
指揮者も演奏者も気分が乗ってきて、最後はスリリングなスピード感で駆け抜けました。
本当にこのような素晴らしい機会を頂けたことを、心より感謝いたします。
終わった時の、演奏者の皆さんが「満足!」って顔に書いてあったのが見られて幸せでした。
このメンバーでまた演奏したいですね!
ここでぐったり疲れ切って、給水、着替えのために休憩。
控室、舞台袖で聴いていましたが、本当に最後まで吹きまくっていましたね。
センチュリア、世界初演の上田さん作曲「ファントム」、そして「セプテンバー」。
なかなか体力を奪うプログラムですが、最後に「ジャパニーズグラフィティⅫ ~銀河鉄道999~」でした。
これは、かつておおみや市吹で毎年「JR大宮工場鉄道祭り」で演奏してきた作品でした。
ほぼ頭に入っている作品で、演奏者全体を感じながら気持ちよく演奏する事が出来ました。
これでメインプログラムは終了。
しかし!
アンコール1曲目は、黒川先生作曲の「KFWO」
「鯉のぼり」のメロディと、実は不動岡高校の校歌をちりばめて(分かりましたか?!)作曲してくださいました。
JazzWaltsあり、アフロキューバンあり、となかなか賑やかな作品でした。
とても大切な作品として、これからもKFWOの演奏会で演奏させていただきます。
我が家の晴乃ちゃんも、楽しく歌ったそうです。
黒川先生ありがとうございました!
オオトリは「星条旗よ永遠なれ」で〆。
これで終わり!ってこともあって、なかなか派手に吹きまくってくださいました。
もちろん体力の限界もあったでしょうが、最後まで楽しむのが大人のバンド。
とっても楽しい「星条旗」になりました。
ここまで楽しい演奏会になるとは!
良い意味で予想を大幅に裏切る、素晴らしいコンサートでした。
参加してくださった両団体の皆様、中心となって動いてくれたスタッフの皆さん、そしてお手伝いの皆様、会場にお越しくださいました皆様。
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
次回、12月12日にパストラルかぞでお会いしましょう~!
アンサンブルステージ、「鬼滅の刃」メドレー、ロサンゼルス・オリンピック・ファンファーレとテーマなど。
次回も盛りだくさんです。
どうぞお楽しみに!!
コメント