不動岡高校吹奏楽部第42回定期演奏会が開催されました。
私にとって初めての定期演奏会ということでしたが、課題曲3番と「第6の幸福をもたらす宿」を指揮いたしました。
着任して間もない私の指揮や合奏に、一生懸命についてきてくれた生徒の皆さんに心から感謝します。ステージでは結構音楽を楽しむ余裕を持つ事が出来て、とっても幸せな気分で演奏をすることができました。これまた感謝です。
演奏会自体は3時間に及ぶ長大なコンサートでしたが(想定外にでしたが・・・・)、私自身はたったの2曲だけだったのでとっても楽させて頂きました。これは久喜へ転勤した1年目と同じかな。途中からはお客さんとして楽しみました。
第2部の小長谷先生のステージはどの曲も大変魅力的でした。素晴らしい!さすがですね~。お話も楽しく聞かせて頂きました。
それにしても生徒達は開演前のアンサンブル演奏から、20曲近くの演奏をしっかりとやり遂げました。いや~本当に素晴らしい。この体力があれば何でもできるね。これからの夏に向けての練習が楽しみです!
第3部はかなりの時間をかけて準備したポップス、創作劇ステージ。
演技も随分と板に着いてきて、見ている人にもしっかりと伝わるものになりました。基本的にはナンセンス劇ですが、でも笑いだけでなく、感動あり、愛ありって感じで楽しんでいただけたのではないでしょうか。
ダンスで登場した1年生はたったの5日ほどでのステージ。本当に大変だったことでしょう。でも指導している上級生の真剣な姿勢に入りたての1年生も精一杯応えてくれていました。これまた素晴らしい!
毎年不動岡高校吹奏楽部の定期演奏会最後に演奏されるのは「飛翔」。
これは樽屋雅徳さんに委嘱して出来あがった、校歌をモチーフにした作品です。途中に部長のあいさつが入りました。これも例年の事だそうですが、とっても感動的です。これを聞いて吹奏楽部へ、不動岡高校へ来たいと思う中学生も多いのではないでしょうか。
それにしても部長は特にこの4月からの葛藤に苦しんでいたようです。そりゃそうだよね~。でも前向きに受け止めてしっかりと前進して来てくれましたね。ありがたい。これは本当に。私がびっくりするぐらいに、真剣に正面から受け止めてくれます。日々感動です。
終了後の打ち上げでは、大勢の卒業生が集まってくれてレセプションをセッティングしてくれました。ちなみに最後の後始末までやってくれました。やはり伝統を感じる一コマでした。ここまで卒業生が演奏会、打ち上げと手伝ってくれるとは。驚きとともに、うらやましく思われました。
そうそう。
打ち上げの余興は、上級生による様々なものまね。顧問は基本的にここでおもちゃになるわけです。いや~思わず笑ってしまいましたが。これも伝統だそうで、わずか1ヶ月足らずの私もネタにしてくれて、ありがとうございました。
生徒達の個性も見えた時間で、あっと言う間に過ぎ去りました。
1年生達は仮入部のまま定期演奏会を迎えたような気分でしょうが、顧問の私も仮入部期間だったような気分。ぶわ~っと過ぎ去った1ヶ月でした。先月からの2ヶ月間は本当に濃密だったな。たぶん今までの人生の中でも最高に。
ということでまた一歩不動岡高校吹奏楽部の一員になる経験を積むことが出来ました。とにかく楽しかった!
さ~これから学校祭。
東部支部研究発表会。それからコンクール。まさに怒濤。たぶんこの状態が1年間続くんだろうな~。
明日はOFF。ちなみにゴールデンウィークもOFF。これって教員人生でも初かな。家族に驚かれました~。ということで皆さんしっかりリフレッシュしてください!
また2日からエンジン全開ですよ~。
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