令和6年8月21日(水)
本日は高等学校文化連盟吹奏楽専門部会主催の夏季講習会が、埼玉県立越谷南高校で開催されました。
11校、約150名の生徒の皆さんが参加して、大変充実した講習会を開催することが出来ました。
夏季講習会
前年度末の理事会にて、地区ごとに講習会を開催するという以前の方針に戻り、東部地区では夏季講習会を担当しました。
今回は西関東吹奏楽コンクールに向けた準備で本当にお忙しい中、埼玉県立越谷南高校吹奏楽部の皆さんと「一緒にパート練習」が出来る、「顧問の岡田先生のご指導を受けられる」、という内容の講習会を担当してくださいました。
越谷南高校の人気のお陰で本当に多くの生徒が東部地区だけでなく、南部、西部からも集まってくれて大盛況でした。
それにしても、1時間半×2回!の岡田先生のご指導は非常に丁寧で、見学させていただいた私も大変勉強になりました。
これから自分の指導の参考にさせて頂きたいと思います。
中でも印象に残ったのは
・アーティキュレーションの統一
言葉にして、全員が明確に認識できるまで徹底する。
「アタック」、「コア」、「リリース」について、一人一人の理解を深める。
より解像度を上げる。
・集団個人練習
これは私も全く同感ですが、個人練習、パート練習を出来る演奏者のレベルというのは相当高いと考えています。
まだその段階に無い演奏者が、時間を与えられても「練習効果」は限定的です。
そこで、全員で一緒に「個人練習」をするという事です。
これによってバランス良く、きつい練習もみんなで乗り越えるという考え方です。
もちろん個人、パート練習は時間を設けますが、これは集団で取り上げた個人練習以外の不足分を明確に指示して、練習内容のバランスを整えるという練習設計です。
Saitama Junior Wind Orchestraでも、二つの一般バンドでも同じ発想で基礎合奏を設計しています。
とにかく練習時間が無いので、より効率的に、効果的にと日々考えています。
あれだけの成果を出している越谷南高校でも同じ実践をしているのですから、この方針には一定の信頼が置けると考えます。
他にも、「ああ、これは大切だな~」と再認識されることも多々ありました。
やっぱり、外に出て、様々な交流、刺激をもらう事は大人も生徒もみんな大きな成長につながります。
とにもかくにも、このような機会を作ってくださった岡田先生、越谷南高校の皆さんに心より感謝申し上げます。
こういう「貢献」は、必ず皆さんの活動の向上につながります。
成功の3つの条件は「継続」、「教えてもらう」そして「貢献」です。
これが揃えば必ず目標は達成されます。
持っている力は、シェアしたときに大きな力を発揮するのです。
そして、教わる側よりも教える側がより成長します。
これは「加速された学習」として、教育業界では常識となっている教育効果です。
この「貢献」が出来る越谷南高校は、これからさらに加速度的に成長していくはずです。
ぜひ、これからも埼玉県の吹奏楽をけん引していってください!
よろしくお願いします!!
リーダーの資質
今日は色々な方とたくさんお話をして、多くのことを考えるきかっけを頂きました。
岡田先生はもちろん、その他の先生からも多くの学びがありました。
やはり、というか当然ですが「人柄」が全ての土台。
とにかく穏やかに、丁寧に、そして誠実に接する。
こういうリーダーとの時間は、話している私も包み込まれるように落ち着くことが出来ました。
そして素直に「自分の足りない部分」に気が付き、受け止める事が出来ました。
これから焦らず、少しづつ改善していきたいと思います。
「結果」も大切ですが、その「結果」を出すための「過程」も重要です。
そもそも、私の出せる「結果」だけにこだわればいいのです。
自分自身に妥協しないのは自由ですが、それを他者にまで求めるのは違います。
私は本来、「自分に優しく、他人に優しく」をモットーにしてきたのですが・・・。
今日の学びは大きいです。
これもすでに学び、常に言い聞かせてきたことですが
「人は変えられない」
「自分の出来る事に焦点を当てる」
この当たり前の原理原則を分かっていても、行動に反映できていませんでした。
「知っている」と「出来る」は違うのです。
やはり自分の「中心」に関わる、いや「人生」ともいえる事となると、どうしても冷静さを失ってしまいました。
いやいや、でもそれは「私の問題」では無いんです。
今、この環境は、私自身が人生の転換点となるような「学び」を得ていると信じています。
幾度となく訪れる挫折と失望。
でも、それが「成長」につながってきました。
歴史を教える身としては、これまでの歴史を信じて、そしてこの先にある希望を信じて、まず今を充実させようと「決断」しました。
この間の「猫カフェ」や「マッサージ」も、物理的にリフレッシュできました。

でも、やっぱり「決断」が一番大切。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる事を自覚しながらも、どうしても止められない自分を、やっと客観視することが出来るようになりました。
「できなこと」を思い悩むのをやめます。
とてつもない解放感です。
そして、私の持っている資源全てを「今」に注ごうと思います。
最大の挫折だった最初の転勤は、「学び」の大切さ、自分の「成長」以外に解決策は無いという考え方を得る事が出来ました。
今、まさにそれを復習する時です。
もっと貪欲に「学び」を実践し、次のステップに自信を持って踏み出せるように頑張ります。
ここの所、毎日1冊ペースで本を読んでいます。
もちろん冊数をこなすことが目的ではありませんが、無限の可能性が広がる知識の源泉として「本」を読む時間を心から楽しんでいます。
自分に与えられて限られた時間を何に使うのか。
自分自身を少しずつでも磨いていかないと、近い将来「老害」と呼ばれるようになります。
これだけは絶対に避けたいのです!
人のふり見て我がふり直せ。
今日もその思いを強くしました。
人は他人の「なりたいモデル」になるか、「なりたくないモデル」になるかどちらかである。
その通りです。
もう一度、自分の原理原則を確認、磨き上げる、土台をより充実させる時間にします。
「決断」です。
やっとストレスから解放される!という喜びでいっぱいです。
明日も頑張りましょう~!!
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