激動の令和2年度が終了しました。
思えば思うようにいかない壁にぶつかりまくった1年間。
2020年2月末よりコロナウィルスの影響で、学校を含め社会活動は思うようにいきませんでした。
コロナのせいで出来なかったことがありました。
でも、コロナだからこそ出来たこともあります。
マイナスに焦点を当てるのではなく、プラスを見る。
事実を無視するわけではありません。状態をコントロールするためには、気持ちが落ち込む情報は適度に距離をとる必要があります。
最後のホームルーム
私が担任した2年4組は、元気の良い生徒が多い賑やかなクラスでした。
行事では積極的に楽しめるし、LHR(クラスで自由に使える時間)では鬼ごっこやら、だるまさんがころんだなど、まじめに遊べるクラスでした。
でも、成績は学年トップクラスがいたりして、やる時はやるというメンバーでした。
基本的に、不動岡高校はそういう学校で4組が特別という訳ではありません。
名残惜しむ雰囲気もあって、通常よりも一緒にいる時間が短いクラスでしたが、素晴らしいメンバーと素晴らしい時間がすごせたのではないでしょうか。
最後の一言。
何を話そうか悩みましたが、やっぱり自分が今一番はまっている「ハイキュー!!」にしました。
ネタは山ほどありますが、今日は「月島君」のエピソードを選びました。
秀才型で頭で物事をとらえるタイプの「月島君」。
自慢の兄がバレー部で挫折した事にショックを受けて、極端に物事に期待しない、絶妙な距離感を取り続ける人物です。
周囲の人間からはやる気がない!と思われます。
でも正確には「本気になる勇気」が足りないのです。
彼が他校との合同合宿で、日本を代表するスター選手二人に疑問を投げかけます。
「なんでそんなに頑張れるのですか?」
音駒高校キャプテン黒尾君は
「おまえは下手だから熱中できないんだ。」
これはなかなかグサッときます。でも本質を突いているアドバイスです。
上手くなると、のめりこんでいく。
実力もまだまだの状態で、競技の楽しさに気が付くのは難しいものです。
これは楽器も一緒。
梟谷学園エース 木兎君
「ただスパイクが決まるだけで幸せ」
これまた。
今、この瞬間を楽しめ!
小難しい事を考えて、将来を考えて、うじうじして結局立ち止まったまま。
そんな月岡君に「お前にもそんな『はまる』瞬間が来るぞ!」って。
そして来るんですね~。あのドシャットが。牛若を止める!!
って、ああすみません。見ていない人には分からないですよね。
ということで、クラスで話すのもちょっと迷いました。知らない人にはなかなか・・・。
でも、この話は不動岡生にも深く通じる内容と思い話しました。
そこのあなた!先の事考えすぎ。そして、出来なことに焦点当て過ぎ。
もっと勉強でも、部活でも、行事でも、今を楽しんでみてください。
当たり前に感動してみてください。
今日からバラ色な、幸せな日々が始められます。誰も止めません。すべては自分次第。
3年生になって、さらに勉強のプレッシャーは重くなります。
また部活でも最高学年として、最後のイベントに向かって盛り上がっていく事でしょう。
一番の踏ん張りどころ。
そして一番の成長できる季節。
間違いなく、高校生活の中で最高の時間が始まります。
思い切り楽しんでください!!
ちょこっとハイキュー!!
「ハイキュー!!」の主人公日向君はちょっと異質。ああいう子は基本いません。
でも、その周りを固めるメンバーが本当にリアル。そのバランスが絶妙です。
もしかしたら、あのドラマに自分を当てはめてみている高校生(大人も?)も多いのではないでしょうか。そして、日向君というスペシャルな存在が、普通の人たちを照らしていきます。
その変化がみどころです。
合奏
毎日合奏できるようになって本当に幸せです。
学校に来る意味が全く違うものに感じます。
基礎合奏はツイートで流しましたが、まだまだ調子を取り戻すには時間がかかりますね。
「髭男」は大体流れが見えてきました。
「飛翔」は、今の状態で演奏するのは大変な曲。
まず、音の形が作れないと曲になりません。そして、音程がとても気になります。
まだ、こういう作品を人前で演奏するには時間が必要です。
ディープパープルメドレーは、最後に疲れがでたのもありますが、まだまだまだ。
早く爆発するDPを聴きたいものです。
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