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第4回定期演奏会

吹奏楽

令和4年6月12日

加須市フライングカープウィンドオーケストラの第4回定期演奏会が終演しました。

映画が選曲テーマのコンサートでした。

「パストラルかぞ」までお越しくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。

第4回定期演奏会

もう4回もやったのか!と驚きです。

年2回のペースでコロナでも、何でも、出来るならばやろう!というスタンスで積み重ねてきました。

今回、第4回目にしてやっと不動岡高校吹奏楽と共演することが出来ました。

本来は第2回で共演する予定だった企画ですが、コロナでキャンセルとなってのびのびになってしまいました。

この合同企画のメリットは

フライングカープウィンドオーケストラにとっては

集客の期待

保護者、FWOを応援してくださる皆さんのご来場を期待できる。

実際、300名ほどの来場だったようです。

演奏者がお互いに客席にいると、それなりに客席が埋まっていてうれしかったです。

パストラルかぞは1000人入るホールですので、これからさらに集客できる団体にしていきたいです。

新入団員獲得

これは、おおみや市吹でも実施していましたが、実際に一緒に演奏会をやることで存在を知ってもらうことが非常に大きいです。

かつて、久喜高校、不動岡高校と共演して、その結果多くの卒業生が入団してくれました。

毎年数名がコンスタントに入団してくれました。

これが、若者がいる団体という雰囲気を生み出し、その結果若い世代を呼び込む好循環を生み出しました。

ちなみに、おおみや市吹のサブキャプテンは不動岡高校吹奏楽部の卒業生が頑張っています。
彼女は私が不動岡に着任したときの生徒ですので、本当に初期の頃の卒業生です。

今回の演奏会では、単独演奏だけではなく、合同演奏も出来ました。

レ・ミゼラブルは3年生と、ディズニー・アト・ザ・ムービーズは2年生と共演でした。

これもとっても大切です。

やはり、大人と、そして卒業生と一緒に、隣で演奏すると普段とは全く違った楽しさがあります。

それは、前回の国際音楽祭で合同演奏をしたときも同様でした。

不動岡高校吹奏楽部にとっては

ホールでの演奏会が実施出来る事。

やはり、ホールで優観客での演奏会ほど貴重な経験はありません。

そして、コンクールが近づく中でなかなかこのようなステージを味わうことは難しいです。

ちなみに、1年生と3年生でディープパープルメドレーの演奏という新鮮な組み合わせもありました。

実は、1年生は衣装のスラックスが間に合わず制服での演奏でした。

でも、それが逆に見ている側には「1年生なんだね」と分かって、それはそれで良かったようです。

全学年での宝島もいい思い出になることでしょう。
全学年でホールでの演奏は初めての体験です。

素晴らしい機会をありがとうございました!

何より、費用は全て大人が出してくれます。

ありがたいですね~。

大人からの影響

中にはプロフェッショナルの演奏家もいらっしゃいます。

その影響ももちろん大きいですが、何より「大人になっても音楽を楽しむ姿」を見る事が大きいです。

続けてね!と口で言うより、実際に続けている姿を見る事が一番。

そして、とっても楽しそうに演奏している姿、音楽に喜びを感じている姿を見てもらいたいと思っていました。

そんな様々な思いがたくさん詰まった定期演奏会でした。

ちなみに、私は学校祭、セレクション、そして教育実習、からの定期演奏会。

なかなか史上最大級にいっぱいいっぱい。
もちろん楽しさの詰まった日々でしたが・・・。

そして、最初から最後までステージに立ち続けました。唯一。休憩なし。
せっかくだから、黒川先生にゲストコンダクターをお願いすれば良かったです。
※レ・ミゼラブルの副指揮者を直前に頼むという失礼を申し訳ありません・・・。

それを言い訳にはできませんが

スコアを持っていき忘れたり、やっぱりソロを立たせ忘れたり・・・。
あ、これは結構毎回か・・・。

演奏が始まる!と思ったら、2年生が入ってこなかったり。
(プログラムの曲順が間違えていて、それを見て舞台袖で待機・・・。いや~その臨機応変さ。裏目に出たな~。生徒には責任はございません。)

ちょっとてんやわんやがありましたが、演奏自体はそれなりに満足のいく演奏だったと思います。

第一部

フライングカープウィンドオーケストラの単独ステージ。

オープニングのマーチ「ブルースカイ」は、華やかに、軽やかに演奏することが出来ました。

いや~トランペットとフルートが上手だと、こういう作品は本当に決まりますね。

ちょっと濃いアレンジの「アメージング・グレース」

しっとりと、大人の表現で仕上げられました。

オーボエが本当に素晴らしい。

やっぱり、プロフェッショナルと一緒に演奏するってとんでもない幸せですね。

お金払って演奏を聴く価値がある、と実感。練習の度にそう思いました。

クラリネットも急遽お願いしたエキストラはプロフェッショナルの皆様。

本当にありがとうございました。
私の意図を汲んで、先を行く演奏をしてくださる。
ああ、本当に幸せでした。

第2部

不動岡高校吹奏楽部の単独ステージ。

オープニングは「ジェネシス」

全日本吹奏楽コンクール課題曲3番。

今年はこれをやるんだな~と思われたかもしれませんが・・・。

やりません!

単純にネタが無いんですね。
文化祭では全てポップスでしたし。

せっかくのホールでの演奏ですので、吹奏楽オリジナル作品をやりたい!ということで定期演奏会のプログラムから。

さすがに課題曲5番(現代音楽で、一般的に楽しめない作品です・・・。という訳にもいかず、そもそも人前で演奏できる状況にもなく。

さらに、メンバーをセレクションしてしまって、2,3年生みんなで演奏できる作品。

という選択からの選曲でした。

でも、素晴らしい作品で、本当に短時間の練習でしたが改めてしっかり仕上げたら魅力的だろうな~と思いながらの演奏でした。

「想い麗しクシナダ姫の涙」

生徒が大好きなこの作品。

だんだん気持ちも入って、最後まで気持ちよく演奏することが出来ました。

素晴らしい作品でした。

終了後に、実はフライングカープウィンドオーケストラの第1回に演奏していたことを知りびっくり。

すっかり・・・。
過去は振り返らない正確なもので。

ちなみにこの作品が、ライブ配信のアーカイブをブロックした原因です。

なかなか厳しい著作権制限。

ディープパープルメドレーは初の1年生、3年生の演奏。

動きはぎこちなかったですが、1年生も3年生と一緒に演奏できる貴重なステージを楽しんでいたのではないでしょうか。

宝島は全学年。

ステージ上はぎゅうぎゅうでしたが、初めてホールで全員の演奏!を楽しめました。

やっぱり名曲。

この時期に3年生もしっかりと演奏できる実力をつけて、安心して演奏することができます。

とても幸せな時間でした。

第3部

レ・ミゼラブル

3年生とフライングカープウィンドオーケストラの合同演奏。

良い雰囲気で演奏出来ました。

グイグイ吹く大人に影響されて、高校生も気持ちよく演奏していました。

この「気持ちよく吹く」がとっても大切。

そのために楽器を練習しているのです。

ディズニー

これは2年生。
入場でのトラブルはありましたが、演奏は充実していました。

このメドレーはとっても良いです。名作ばかり。

生徒も楽しく演奏出来たのではないでしょうか。

最後は、アンコール「Summer」を何とか乗り切り、「美中の美」はスーザマーチらしい演奏でした。

4回目を終えて、早く次回の演奏会が楽しみになりました。

今年度はシンガポールへの演奏旅行も企画しています。

ぜひ、興味のある方は一度練習に遊びに来てください!

加須は遠いけど、演奏は楽しいですよ~!!

フライングカープウィンドオーケストラのスタッフに心より感謝申し上げます。

次回もよろしくお願いします!

前列でいつも優しいGさん。前に立っていると、前列の皆さんのやさしさが心にしみます。
今日もらったやさしさを胸に、強い気持ちで頑張ります!

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