令和4年3月24日(木)
本来ならば合宿をしているはずだったこの日。
マンボウ解除後も、当面合宿は禁止なのだそうです。
いや~11月、12月と合宿やって良かった。
1月には中学校と合同練習もしましたしね。
本当に懐かしいです。
やっぱりできる時にどんどんやらないと、いつ止められてしまうか分かりません。
海外のコロナ事情
ちなみにマレーシアのバンド・ディレクター ワイマンさんとテキストのやり取りをしていて、
マレーシアは4月1日から「エンディミック」へ切り替わっていく
とのお話でした。
これからは感染と経済の両立。
どんどん経済を回していく、という政治的判断を下したそうです。
これは、もちろんシンガポールも同様でしょう。
何より経済を重視するシンガポール。
あの国で、経済を止めてしまったら・・・。
これと全く逆を行くのが中国でしょう。
未だに「ゼロコロナ政策」を展開して、中国経済の落ち込みは深刻な状況になっています。
ロシア、中国と独裁的な政治体制が維持できたのは、国民の生活が豊かになり満足度が上がったからにほかなりません。
これは国民国家となるには、様々な課題を抱えた状態で議会主導の民主主義では国家の運営がままならない(と一部の人間とアメリカ合衆国、英仏など旧宗主国が考えました。)
歴史を紐解けば、第2次世界大戦後に世界中に独裁国家が誕生しました。
「開発独裁」
アフリカの国々など、これら軍人出身の独裁者が運営する国家体制を
カンボジアのポルポト
フィリピンのマルコス大統領。
韓国の朴正煕
ある程度強権を発動する形で、国家を整備していく独裁政権をこのように呼びます。
しかし、これら「開発独裁」は80年代に多くが崩壊します。
なぜならば、開発がある程度軌道に乗り、国民が豊かになると「独裁」への不満が高まります。
これは、18世紀末 ロベスピエールが恐怖政治によってフランスをまとめたことにも通じます。
バラバラだった議会の人々を、ギロチンでまとめ上げました。(排除した・・・わけです。一説には5万人もギロチンで処刑したと言われます。)
しかし、政治が安定すると議会の人々はロベスピエールの独裁に不満を持つようになります。
テルミドールのクーデタ 1794
結局、ロベスピエールもギロチンで処刑されるのです。
ということで、独裁政治において「経済政策」の失敗は致命傷になります。
ロシアはこの戦争で経済に致命的なダメージを追うでしょう。
中国はゼロコロナ政策、そして習近平体制の資本主義に反する様々な政治決断。(塾の禁止、インターネットゲームの制限、不動産バブルへの急ブレーキなどなど。およそ先進国では考えられない決断を次々と断交してきました。)
さて、現代に「革命」のようなことは起こるのでしょうか?
多分、アメリカ合衆国を始め欧米各国はロシア、中国の政治体制には大きな関心を持っていることでしょう。
さて、どのような方向に進むのか・・・。
歴史通りになると、なかなか波乱万丈な展開が予想されます。
練習の日々
国際音楽祭、そして定期演奏会とファミリーコンサートに向けた練習が加速しています。
また、休憩時間、つなぎなどに演奏するアンサンブルも練習に熱が入っているようです。
朝の集合、昼食休憩後にアンサンブルの発表会が開催されています。
進捗状況をみんなで確認する、という目的のようです。
アンサンブルも真剣に練習するように、という運営側からのメッセージだそうです。
音楽祭のプレリュード
まだ仕上がりはこれから。
本当に素晴らしい作品です。ここから頑張りましょう!!
音がしっかりと頭の中に定着していないようです。
ソルフェージュは基本ですからね。
テンポもグイグイ動きますからね。
これにも慣れましょう!
もっともっとさらっていきましょう。
スペインのため息
秋山先生がアメリカでたくさん購入したレコード。
そこに、スペイン音楽の吹奏楽アレンジ特集があり大変お気に入りでした。
何度かお宅で拝聴したことがあります。
どうしても演奏したくてスペインから楽譜を取り寄せたそうです。
この楽譜が・・・。なかなかのキワモノ。
このまま配布しても演奏できない、と判断して黒川先生に浄書していただきました。(教え子さんへ外注のようです)
これも本当に困難な作業だったようですが、最終的には見事な仕上がりになって手元に届きました。
パソドブレ
生徒には聞き馴染みのない分野の音楽です。
こういう自分たちの知らないスタイルを勉強するのは、とっても大切な音楽体験となります。
最終的には秋山先生のタクトによって、どのような味付けになるのか楽しみです。
先生も、楽譜が美しく仕上がっていて大喜びだったそうです。
良かった~。
あとは演奏です。
アルメニアンダンスPart1
随分練習したようで、細かい部分も仕上がってきました。
本番は、大人の皆さんと一緒に盛り上がって吹けるのが楽しみですね~。
やはり名曲。
普通に演奏するだけで、とっても幸せな気分になれます。
この素晴らしい作品を演奏出来てみんな幸せです。(あ、私は下ぶりですが・・・)
熱狂のステージになると思いますので、どうぞお楽しみに!!
黒川先生
午後は黒川先生がいらっしゃってリハーサル。
「風はフォルモサを巡り」をじっくり(とは言え30分ほど・・・)見ていただきました。
11月にはヘロヘロの演奏になってしまいましたので、今回はリベンジ!と結構練習を頑張りました。
一通り曲も理解できたので、本番はいい演奏をしてくれると・・・。信じています。
GP
通し練習もしました。
幕間のアンサンブルもやって、結構ヘトヘトになりましたね。
やはり、一回通してみるのはとても大切な経験になります。
GP(ゲネラル・プローヴェ・通し練習)はとても大切です。
合同練習
加須市・フライングカープウィンドオーケストラ、埼玉ルミナス吹奏楽団、そしておおみや市吹の皆さんも少数で参加。
卒業したばかりの第58代も大勢参加してくれています。
90名ほどの大合奏。
いや~盛り上がりますね。
平日にもかかわらず、大勢の大人の皆さんが参加してくださいました。
高校生はそれほど遅くまで残らせられないので、19時半までで終了。
でもちょうど良かったかもしれません。
朝から吹きっぱなしの高校生は、さすがにぐったり疲れ切ってていましたね。
でも、若いのできっちり寝れば回復します。
高校生も大人と一緒に吹いたことで、多くの経験を積むことが出来ました。
やはり、数名の大人が加わるだけでも演奏がグッと変わるんですね。
音楽的な経験値の高さでしょう。
また、オーボエはプロフェッショナルがお二人参加してくださいました。
もう素晴らしいの一言。
聴いているだけ楽しかったです。
さ~来週は本番。
ぜひ、会場までお越しください!!
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