令和7年4月29日(祝)
午前中は松伏中学校へ、午後は春日部ふれあいキューブにて開催された「東部私学の集い」で募集業務を担当させていただきました。
松伏中学校
昨年度から数えて3年目となる松伏中学校の練習に伺いました。
とにかく、今日はその飛躍的な成長ぶりに、心底感動しました。
まるで、上級者のバンドが演奏しているかのような、質の高いサウンドが聞こえてきました。
これは『3Dバンドブック』をしっかりと活用し、日々の基礎練習を真摯に積み重ねてきた証でしょう。
この目覚ましい成果は、熱心なご指導をされている賀谷先生、そして何よりも生徒さんたちの一生懸命な努力の賜物です。
今日も、基礎練習の要点についていくつかアドバイスをさせていただきました。
お手本となるような、芯のあるしっかりとした音が出るようになったので、ここからの進歩は本当に早いと感じています。
「石の上にも三年」とはよく言ったもので、地道な積み重ねは本当に大きな力となるのですね。
また、嬉しいことに、今年は11人もの新入部員が入部したとのこと。
いや~、初々しいですね!
皆さん、なんだか凛とした表情をしていて、将来がとても楽しみです。
私も開智未来中学・高等学校に勤務するようになり、日常的に中学生の成長を目の当たりにするようになりました。
高校生以上に、そのスピードや個性は実に多様で、いつも興味深く観察しています。
ぜひ、この可愛い11人の新入部員の皆さんが、先輩たちと一緒に大きく成長してくれることを願っています。
自由曲も1時間ほど合奏しましたが、冒頭部分は非常に印象的で、大いに期待できると感じました!木管はとても上手なので期待できますね!
あと、ティンパニも素晴らしかったです。
いずれもソロコンテストにチャレンジした成果ではないでしょうか。
冬の努力が実感されました。
今後の課題は、ff(フォルテッシモ)のサウンド、そして八分音符のスタッカートなど、明確な点をしっかりと基礎練習に落とし込んでいくことでしょう。
さあ、ここからが本番です。
エンジン全開で頑張ってください!
中学校の指導を通して、私自身も気合が入ってきました。
そろそろ、コンクールの自由曲をアナリーゼ(楽曲分析)したいと思います。
東部私学の集い
さて、午後は開智未来中学・高等学校での初めての募集業務です。
休日にもかかわらず、多くの先生方が集まり、中学生や保護者の皆様に開智未来の魅力を精一杯お伝えしました。
嬉しいことに、埼玉ジュニアウインドオーケストラに参加してくれている生徒さんや、これまで指導に伺っていた中学校の生徒さんが何人もブースに来てくれました。
勉強と部活動の両方に真剣に取り組みたい皆さん、ぜひ開智未来で私たちと一緒に吹奏楽をやりましょう!
まだ具体的な形にはなっていませんが、今後の開智未来高校吹奏楽部の最大のアピールポイントは国際交流になります。
すでに、シンガポールのバンドディレクターや香港の友人からは、学校交流のお話をいただいています。
また、今年の夏には台湾の中学生が来校する予定です。
私のこれまでの国際交流の経験と、そこから生まれる人との繋がりは、間違いなく他の吹奏楽部にはない圧倒的な強みです。
絶対に他の学校ではマネできません。
観光旅行のような演奏旅行ではなく、現地の学校、生徒と本当に深い交流が出来るプログラムを実施できます。
今風に言えば、このプログラムだけでも有料級。
参加した生徒は劇的に成長します。
早ければ来年度には、海外研修旅行(演奏旅行)を実施したいという大きな夢を持っています!
ということで、非常に充実した一日となりました。
それにしても、700組もの中学生が参加されたとのこと。
やはり、社会情勢の影響もあって、私立学校への関心が高まっているのでしょうか。
まずは、目の前にいる開智未来高校吹奏楽部を全力で盛り上げることに注力します。
そして、これまでと変わらず東部地区の中学校(東部地区ではなくてもお手伝いします!)を応援し、さらに埼玉ジュニアウインドオーケストラを通して小学生からのサポートも続けていきます。
私の大きな目標は「吹奏楽を文化にする」ことです。子どもから大人まで、吹奏楽を通じて人々が交流し、繋がる。そんな拠点を築いていきたいと考えています。
まだまだ見えないことも多いですが、今できることを全力で取り組んでいきます。
ワクワクしてきました!
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