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ドタバタ珍道中 シンガポール編

吹奏楽
クリスマスイルミネーション

令和4年12月5日(月)

とうとう、コロナによる影響から苦節3年。
海外へと飛び出すことが出来ました。

とにかく、大変多くの事が押し寄せる中、逃亡するかのように海外へ飛び出しました。

最大の目的は、シンガポールとマレーシアがコロナ対策をどのように行っているのかを下見することでした。

特に、入国審査について新たな取り決めが多くて、これが本当にどうなっているのか・・・。
実際に行ってみないと!と言うことでちょっと、いやかなり頑張って日本を飛び出しました。

朝から大混乱

とにかく3年の歳月は本当に大きかったです。

すべてを忘れるには十分な時間でした。

そもそも、荷造りも夜中にワールドカップを見ながらする始末。

そりゃいい加減になりますね。

前日は翌週に定期演奏会を控えた加須市フライングカープウィンドオーケストラの練習。

ゲストをお迎えして、気合の入った練習を何とか無事に終える事が出来ました。

そして、へとへとになって帰宅すると、なぜかバッグに某場所のカギが・・・。

さすがにこれを持ったまま海外はまずいだろうと、加須経由の成田行きとなりました。

まあ、結局圏央道から東関東道を通って成田だから、まあ通り道だしいいかなと。

予定を早めて出発。

学校には予定通りに到着して、無事に鍵も返却して成田へ出発。

ここでカーナビが東京のど真ん中を突き抜ける道を推奨・・・。

おや。そうだっけ?

確かに圏央道が赤いな~。渋滞か。首都高はそれほどでもないのか・・・。(この甘い判断が大きな間違いでした。)

実際に久喜I.C.に近づくと、圏央道は混んでいてじゃあこのままいっちゃえ!と進むと・・・。

みるみるうちに首都高が真っ赤に。

そりゃそうだ。

しかも事故渋滞・・・・。

川口に入るかな~ってあたりから全く動かなくなってしまいました。

結局「新郷」から下道。

朝の東京を超絶イライラしながら、どこから乗ればいいんだ!?と画面を見ながら。
本当に危ないですね。反省。

結局、いつも慣れ親しんだ「四ツ木」まで下道で渋滞をくぐり抜けて、高速に復帰したころにはすでに9時でした・・・。

国際線は2時間前

皆さん。
国際線の搭乗手続きは思いのほか時間もかかりますから、出発時刻の2時間前にはチェックインカウンターで搭乗手続きをしてくださいね。

1時間半も切った状況で、まだ「四ツ木」。

これは結構心臓に悪い状況です。

事前に予約していた民間駐車場からは、「その時間は・・・。直接空港に行った方がいいですよ。」

そりゃそうだ。

ということで、初めての成田空港第2ターミナルの駐車場へ停める決意。(駐車場代金は2.5倍)

途中で「もう乗れないかもしれない・・・。」と泣き言を言いながら、それでも法定速度は意識して、国家権力に捕捉されないように頑張りました。

空港到着して、ゴールは目の前なのに!駐車場の入り口が分からなくて成田空港を2周。

やっと入れると、奇跡!!

連絡通路の目の前に駐車スペースが空いているではありませんか!!

滑り込んで、そこから走ってチェックインカウンターへ。

事前に調べておいたマレーシア航空のカウンターへ行くと、誰もいない・・・。

焦って中央掲示板を確認したら反対方向。

そこから猛ダッシュ。

カウンターにゼーゼー言いながらたどり着くと、まだ間に合うとのこと。

まだ来ていない人もいたようですが、とにかく私が最後の一人だったようです。

完全にデジャヴですが、20年以上前に最初の海外旅行で上海でのトランジットが分からなくて出国手続きをしてしまって、右往左往して、悪い人に連れてかれそうになった時の記憶がよみがえりました・・・。

そして、私専用の案内がついて出発ロビーまで。

「あの~Wi-Fiをかりたいんですが・・・。」と勇気を出して言うと(正確には予約して支払い済みのWi-Fiを取りに行きたい・・・)

「飛行機乗れませんよ」

美しい女性に厳しく言われると、もはや二の句も継げず・・・。
目が真剣だった・・・。ごめんなさい。

出国手続きも空いていて助かりました。

「トイレは行けますか?」

「9分で出発です。」

いや~ずっと我慢していたので本当に長時間のトイレで心配になるほどでした。
が、さすがに9分まではかかりませんでした。

車で行くときには本当に時間に余裕を持って・・・。

間に合わないと、飛行機は行ってしまいますからね。

出発時間に来ても乗れませんよ~。

あ~乗れてよかった。

ちなみに、今回は昼間のフライトなのでそこまで気にはなりませんでしたが、夜のフライトの場合はそれなりにグッズを準備した方が良いです。

安眠グッズ

まずマスク。

これは湿気を含んで快適に過ごせるマスクがありますので、ぜひおすすめです。

機内は相当に乾燥します。ただ、最新型のボーイング787は乾燥は心配ありません。

また、アイマスク、耳栓、あと簡易的な首枕など。

座って寝るので、色々と道具に助けてもらうと快眠できます。

とは言え、初のフライトでぐっすり寝られる人は皆無だと思いますが。。。

でも、7時間のフライトで3時間でも寝ておくとずっと楽です。

高校生は何とでもなってしまうのかもしれませんが・・・。

トランジット

今回は航空運賃を下げるために、直行便ではなく昼間のクアラルンプール(マレーシア)→チャンギ―(シンガポール)の経由便。

KL国際空港では、なかなか時間を使う場所が見つからずに「スターバックス」へ。

普段も全く行かないスタバ。

よく分からなくて頼んだのは「カフェラテ」でしたが、飲んでびっくり。

豆乳でした。。。
そして・・・。あんまり美味しくない。

ま~ま~混んでましたが、サービスのスピードがなかなか・・・。
出てくるまで随分かかって、思いのほかそれほどのんびりできませんでした。

20分以上待ちました。
お客3人くらいでしたが・・・。

日本のスタバもそうなのでしょうか。。。

そんなはずはないか。

シンガポールに到着

空港内の滝。向こう側には巨大スクリーンがあって、ワールドカップが放映されているそうです。

シンガポールでは

1 入国カードの事前入力(到着3日前)

それまで飛行機の中で配られて記入してきた入国カード(Arrival Card)が電子化されました。

自宅のPC、スマホで事前に入力ができます。

ワクチン接種の証明書もデータでアップロードできます。

すると、入国審査は自動ゲートにパスポートを提示、次のゲートで顔写真、左右親指の指紋登録で入国出来ちゃいます。

最初に「シンガポール人」用のゲートでNGだったのですが、受付の人に教えてもらって

オレンジ色の「外国人(Forigngher)」用ゲートからあっという間に入国審査は終了。

以前よりも早いくらいです。

2 アプリへの登録

シンガポール国内での行動をトレース(追いかける)する「TraceTogether」というアプリをダウンロードし、登録する必要があるということでした。

事前に入力していましたが・・・。

提示を求められることはありませんでした。

最後まで・・・・。

まあ、指示通りに入力しておいた方がよいのでしょうが。

ということで、現状のシンガポール入国は事前入力を済ませておけば非常にスムーズ。

と言うことが分かりました。

預け荷物も無事に見つかり、出国ゲートにはレスターさん、黒川先生がお迎えに来てくれていました。

邂逅

3年の時を経て、シンガポールに降り立ち、レスターさんと再会となりました。

ちょっと感動してしまいました。

チャンギ空港には人工の滝があって、そこには巨大なスクリーンが置かれていました。

なんと「ワールドカップ」のためのスクリーンでした。

いや~ここでクロアチア戦見たいな!と思ってしまいました。

まずは最初のシンガポール・サパー(夜食)。

でも結構遅い時間だったので簡単に。
でも十分な量はありました。

サトウキビジュースも優しい甘さでホッとしました。

さて、宿泊はレスターさんの事務所かと思っていたら・・・。

カイ・フーさんのお宅

友達だから大丈夫。

レスターさんの大丈夫は、あんまり大丈夫じゃない事が多いんです。

今回は初めて会う方のお宅に私、黒川さんでお泊りという・・・。

なかなか新鮮なシンガポール滞在となりました。

カイ・フーさんは建築家ということで、お部屋はもう素晴らしくおしゃれな空間でした。

そして!

日本対クロアチア の試合で盛り上がりました~。

結局負けちゃいましたが・・・・。

サッカーにはビールだよ!ってカイ・フーさんが出してくれて、久しぶりに飲酒。

でも、ダウンすることなく無事に試合終了まで応援できました。

盛り上がって、その後も話が広がって深夜まで話し続けました。

この盛り上がりが・・・。後になって大変になりました・・・。

やっぱり睡眠は大切です。

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