令和7年1月11日(土)
へとへとになりながら、何とか1週目を乗り切りました。
授業初日が金曜日がきつかった。。。
なんと5時間も授業がある日です。
でもFigJamにチャレンジしたり、インフレとデフレを説明したり。
地理も政治経済も楽しい!
もっと経済を勉強しよう!と思って、ノーベル賞受賞経済学者、元FRB議長のベン・バーナンキ氏の著作を読み始めました。

お名前からも分かる通り、ユダヤ系アメリカ人。なんと学生時代はマーチングバンドでサクソフォンを吹いていたそうな。
急に親近感が沸いてしまいました。
『21世紀の金融政策』と『大恐慌論』
なかなか歯ごたえ抜群ですが、現代のマクロ経済を理解する上で非常に重要な著作ということでチャレンジしております。
読んでみると、世界史でも重要なポイントが押さえられており、歴史も経済も切っても切れないな~と実感しております。
部活動
今日の午前中はばっちり楽器を吹きました。
たくさん吹いて、冬休みの練習不足(臺灣演奏旅行と新年のサボり)を何とか解消しつつあります。
とにかく、もっと気持ちよく楽器を吹けるようになりたい!
とは言え、現状はおおみや市吹では指揮をする方が多くて当面楽器を吹く機会もなく・・・。
ということで、せめて部活では生徒と一緒に楽しく楽器を吹こうと思います。
だんだん調子が取り戻せてきている実感があります!
今年も毎日朝練頑張ります~!
開智国際大学
お世話になっている先生からご紹介いただいて、ニューイヤーコンサートのリハーサルを見学させていただきました。
初めて伺った柏市民文化会館。
ステージには市民会館とは思えない照明設備。
さすが市立柏高校のホームグラウンドです。
そして吹奏楽部の音楽監督はあの石田修一先生。
某テレビ番組で一世を風靡した「吹奏楽の旅」
初期の頃、鹿児島情報高校の屋比久先生と共に登場なさっていたのが、市立柏高校の石田先生でした。
今でも教室に落ちていた楊枝を拾って「この一本でバンドが崩れるんだ!」と激怒していたシーンを覚えています。楊枝・・・。掃除は本当に大切です。
ちなみに、埼玉県にも全国に名前をとどろかせる学校がありますが、そちらは取材を受けて数日間密着したけれど、業界的に言われる「撮れ高」不足で放送見送りになったそうです。
まあ、普段の部活に密着してもテレビ的に盛り上がるシチュエーションが起こるかといえば・・・。逆にそんなに盛り上がってばっかりだと練習になりませんよね。徹底的に音を合わせているシーンをテレビで見せられてもね・・・。
これは裏話。
石田先生にご挨拶させていただき、ご指導を見学させていただきました。
とにかく「こだわり」がすごい。
演奏会の最後に4年生の紹介、市立柏の生徒が加わる部分の入りと終わり。
これを何度もチェックして、最後は自分の呼名も何度も確認。(これ大切・・・)
トータル8回くらい確認したと思います。
この徹底が違いを生み出すのでしょう。
第1部がポップスステージで、第2部がクラシックステージという構成が斬新でした。
しかもポップスステージはステージドリルのように動き回り、踊り、歌い、ずっと演出が入ったショーのような構成でした。
少しノリが「関西」的に感じました。どうでしょうか?
これは吹奏楽ファンではないお客様からも喜ばれるステージだと分かりました。
某教育番組のシリーズ、聞き馴染みのある音楽(お料理3分○○など)、歌って踊れる演出。
大学生の若さ、ノリの良さ、そして高校生とは違う大人な面など、全てが新鮮で楽しかったです。
しかも、皆さん明るく、和気あいあいとしていてとても良い雰囲気でした。
やっぱり音楽は雰囲気が大切。
ちなみに、4年生紹介に加えて、G年(5年生=留年・・・。)が紹介されていて、これまた大学生らしいと思いました。
随分昔に、東京藝術大学のG年オケのビデオを見させていただいたのを思い出しました。
オーケストラ全員がG年。ひどいですね・・・。
そこにいる人の多くがオーケストラプレイヤーとして現在も活躍しているのですから、まあ大学が好きすぎて人より多少長く在籍しても大した問題ではないのかなと・・・。親不孝ですが・・・。
ちなみに演奏はコメディで、本当に面白いコンサートでした。
5分足らずで終わってしまう「展覧会の絵」、マンボは掛け声が「一気!」て実際に掛け声毎にビールを一気するという・・・。
実際に会場で見たかった!ちなみに指揮者はモーニングにトランクス姿のI氏(某N交響楽団トロンボーン奏者)でした。いい時代でしたね~。
ということで、熱狂の柏を後にして大宮へ東京外環道路を爆走しました。
おおみや市民吹奏楽団
令和7年吹き初めの合奏となりました。
まだまだ慣れる時期という事で、出来るだけ多くの曲を吹いてもらいました。
「バンドワゴン」P・スパーク作曲、「眩い星座になるために」八木澤教司作曲は本番も私が指揮をする作品です。
「バンドワゴン」は以前に取り上げたことのある作品ですが、八木澤教司氏のオリジナル作品を演奏するのはおおみや市吹としてはかなり珍しいことです。
どれだけ八木澤節を表現できるか、これから試行錯誤して参ります。
他にもJ・ジルー作曲「ファンタジー・イン・フレンチ」は、フランスの作曲家(ドビュッシー、サティ、サン=サーンス)の作品をコラージュした面白い作品です。
クラシカルで、繊細で、美しい豊かな音楽をどのように表現できるか。
武田先生の指揮で、おおみや市民吹奏楽団の音色はカラフルになることでしょう。
また「微笑みの国」セレクション、五月の風はオーケストラ編曲作品、真島俊夫氏の作品と武田先生がお得意の作品が並びます。
しっかりと下振りをして、来月の初レッスンに備えます!
そして、兼田敏作曲「パッサカリア」の楽譜が到着!
秋山紀夫先生のアドバイスにより私が指揮して演奏することになりました。
この作品も日本の吹奏楽において、欠かすことのできない名曲中の名曲です。
実は、私にとっても高校2年生のコンクールで演奏した思い出の作品です。
この作品を指揮することになるなんて、本当に運命的なものを感じています。
今自分の持っている全てをこの音楽にぶつけて、最高のステージにしようという思いであふれています。
今からこの作品が演奏されることを想像するだけで武者震いがします。
とにかく、12月の定期演奏会よりも、また一歩進めるように練習を積み重ねていきます。
加須市フライングカープウィンドオーケストラの演奏会も記念の第10回。
演奏する曲目もだんだん見えてきたので、こちらもしっかりと音楽を自分の中に入れて、着実に仕上げます。
週に1回の練習でも、積み重ねが大きな力になります。
短いフライングカープウィンドオーケストラでも5年、長いおおみや市民吹奏楽団は31年。
やっぱりスクールバンドとは異なる、時間の積み重ね方になります。
そうやって練り上げられた音楽は、熟成された信頼関係によって絶妙な魅力を発揮します。
大人にしか紡ぎだせない音楽を表現したい!と思って、また来週も頑張ります。
とにかく、「パッサカリア」は良い曲です。
もっと取り上げられて欲しい!と強く思った合奏でした。
初回から大勢の方が参加して下さって本当にありがとうございました。
また、来週もよろしくお願いします!
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