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体験入部

吹奏楽

令和3年3月30日

年度末が迫り、通常に練習できる日々が戻ってきました。
まだまだ失われた力は取り戻せていませんが、それでも生き生きと練習している姿にこちらも気持ちが上向いていきます。

そんな中で、4月から入学してくる新入生たちが練習に参加してくれました。

新入生登場!

今日は2名の新入生が練習に参加してくれました。

フルート(女子)とトランペット(男子)でした。
パート練習から基礎合奏、そして合奏と通常の練習に参加してもらいました。

2人とも堂々としていて、吹いている姿を見るとしっかり音が出せていたと思います。
実際に一人一人聴いたわけではないのですが、吹いている容姿で大体わかります。

長いロングトーンだったり、難しい調のスケール練習だったり、タンギング練習だったり、ブランクのある新入生には大変だったかもしれません。

でも、春休みにわざわざ高校まで来て練習に参加してくれるのですから、それなりの思いを持っていると思ったので、普通の練習に参加してもらいました。

これから連日数名の新入生が参加してくれるます!
上級生たちは新入生を見て、ちょっと気合が入ったのではないでしょうか。

特に1年生は「先輩」になることを実感すると思います。

いいところを見せたい!と思うのも成長につながるとても大切な要素。
そして、何より後輩を大切に思う気持ちが成長のエネルギーになります。

これはハイキュー!!の田中君、西谷君が、日向君から「先輩!」って呼ばれて舞い上がっていましたね~。

やっぱり後輩が出来るのはうれしいものです。
先輩らしく振舞えるのか不安もあるでしょうが、それすらも成長につながる素晴らしい思いです。

大丈夫!誰でも自動的に「先輩」ですから。
頑張るしかありません!

ちなみに、思い起こせば私は中学校の先生の勧めで(自分の意志だけではなく!)、受験直前に吹奏楽部へ見学に行きました。

教員になってから20年以上。未だに受験直前に見学に来る生徒は見たことが無いので、当時でも相当レアだったのではないでしょうか。

実際に、入学してから部活に参加すると先輩が私の事を認識していたように記憶しています・・・。
そりゃそうですよね。まだ合格もしていないのに・・・・。

とにかく!午前中フレッシュな気持ちて頑張りました!
もしかしたら私が一番でしょうか。

基礎合奏

今日は久しぶりに長めの45分。
まずは音色のチェック
B管クラリネットから重ねるロングトーン
スケール練習
タンギング練習(ハーモニー練習を使って)
コラール

これまでの音色を豊かにすることに加えて、発音について色々と確認しました。

息を十分に使う事
これはダイナミクスで客観的に確認できます。mfの音量を下回らないでタンギング練習をしましょう。

舌の位置、スピードについては各自で最適の場所を探しましょう。(骨格、舌の長さなど、1人1人最適な場所が微妙に異なります。)
色々と工夫すれば、様々な発見があります。

タンギング練習をしっかりとやれば、発音の質は必ず向上します。
実際、タンギング練習の後のバランス練習では、ほぼノーミスで音が立ち上がりました。

実践と継続。
自ら考えて工夫して、実践して、工夫して。これをやり続けましょう。

合奏。

おジャ魔女カーニバル

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全く知らないアニメ(お邪魔女どれみ)の音楽でした。勉強不足ですみません。。。
でも20年前のアニメだそうです。知らなかったな~。

おジャ魔女どれみ25周年公式サイト | 東映アニメーション
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びっくりしたのは編曲者が三國浩平さん!
ジュニア管打楽器コンテストで、金管8重奏の録音をしてくださった方です。

mikku392.net | 作編曲家・三國浩平Webサイト
作編曲家・三國浩平Webサイト

本業がどちらか分からないくらい、多彩な方ですね。
すごいな~。

さて、曲はちょっと歌謡曲の雰囲気漂うメロディでした。
しかも昭和の気配を感じる。どちらかというと演歌寄り。

ということで、私にとっては聞き馴染みのする音楽でした。
スコアの表紙がかわいい女子なのがちょっと困りましたが・・・。

定期演奏会で演奏しますので、どうぞお楽しみに!

課題曲3番「僕らのインベンション」

イントロダクションのバッハの部分から。
発音、音色、そして多声部(ポリフォニー)について、各声部を取り上げながら確認。

ちょっと声部が複雑に変化していて、そこがバッハ風宮川音楽になっているのかもしれません。

また、スペイン風になってから少しの部分まで進みました。

スペインがなぜ偉大な作曲家を魅了してきたのか!
それについては私の大好物である「歴史」ということで、後程たっぷりレクチャーしたいです。

一つ言えるのは文化の融合です。
スペインの文化芸術はイスラームとキリスト教の融合。さらに、イベリア半島のみならず、北アフリカ、その他の地域の文化を吸収した独特のものです。

その王道を行くスペイン風音楽。
このリズム、ノリ、そしてメロディラインの節回し。

これを知ってい演奏しなければ、本物に近づくことはできません。

コンクールのように磨いて磨いて、精度を上げた演奏はできません。
しかし、その音楽の本質を理解する努力をして、自分たちの持つ技術でそれを表現すれば必ず観客の皆さんに素晴らしさは伝わります。

ジョイフルフェスティバルまで本当に時間はありません!
でも、こういう音楽性の高い作品は不動岡高校吹奏楽部らしい演奏が出来るとおもいます。

1人1人がこの音楽と向きあっていきましょう。
ジョイフルフェスティバルをお楽しみに!!

午後は時間割作成・・・。

午後も合奏する気満々だったのですが・・・。

時間割編成の作業が思いのほか長引いてしまいました。
と言っても、最終段階のチェックだったので確認、入力という単純作業だったのですが・・・。

目が本当に疲れる作業で、途中で何度も意識が遠のきました。
これで何とか来年度の時間割も完成。

中心になって準備してくださった教務の先生方に感謝です。
5クラス10展開とか、再任用の先生がたくさんいるとか、時短勤務(子育て)の先生、様々な条件があって本当に時間割を組むのは超高難度のパズルみたいなものです。

私は全く得意ではない分野・・・。
これを出来る皆さんを尊敬します。

ということで、合奏はつぶれてしまいました。
残念。
でも、一生懸命に練習している音は聞こえました。素晴らしいですね~。

また明日頑張りましょう~。

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