令和5年9月2日(土)
今日は部活をお休みさせてもらって、朝からおおみや市民吹奏楽団の練習でした。
団員指揮者としての合奏は定期演奏会前最後となりました。
とにかく全曲(武田先生のアンコール以外)は全て合奏しました。
10時から17時まで・・・。
参加して下さった皆さん、本当にお疲れ様でした!
朝からの練習参加者はそれほど多くなかったのですが、ありがたいことに打楽器の皆さん、ホルンの皆さんが多く参加してくれて良い練習になりました。
合奏
1曲目から「セントルイスブルース・マーチ」という重いプログラム。
朝からバリバリ吹いていただきました。
秋山先生がいつも気にしている部分も調整して、今日の夜の合奏は大丈夫!のはず。
2曲目は「サウンドオブミュージック・メドレー」
またまた重いですね。
ポイントを確認して、テンポを覚えてもらいました。
この30年間幾度となく演奏を重ねてきましたが、飽きることの無い名曲です。
どの曲も魅力的です。
それにしても、最後がきつい・・・。
かなりたっぷり伸ばすトランペットのハイノートが上手く当たるか。(体力がもっているか)
Mont.FUJI
今回の30周年記念演奏会のメインプログラム。
本当に難曲。
ちゃんと音が並ぶか、というテーマでは対応が難しいです。
全員がしっかりと作品を理解して演奏して欲しいです。
木管が少なかったので、打楽器、金管が活躍する箇所を中心に進めました。
まだまだ詰める場所がありますが、随分と仕上がってきました。
まだ時間があるのでさらに磨きをかけてもらいたいです。
午前中最後は喜歌劇「メリーウィドー」序曲。
これは編曲を依頼した学校の要望を反映した、少し個性的なアレンジなのでちょっと不都合な部分が多かったので調整しました。
クラリネットが個性的な配置だったり、アルトサックスが特別に目立っていたり。
これは委嘱作品ではよく見られることです。
ただ、一般に販売するためには少し手直しをしてもらいたかった・・・。
まだまだ手を入れないといけない感じでしたが、ちょっと時間切れでした。
うーん。残念。
ハナマルうどん
昼食は久しぶりにうどん屋さんへ。
みんなで楽しくお食事して気分転換できました。
しかし・・・。食べ過ぎた。
午後の合奏に影響が出ないようにしないと。
合奏その2
ロンドンデリー・エアー
これまた市吹の定番作品。
全てが美しい。
シンプルですが、見事なアレンジです。
グレインジャー作品は「リンカーンシャーの花束」など、フレデリック・フェネル指揮のウィンド・アンサンブルで名演奏が思い出されます。
また演奏したいな~と思ったりしながら合奏しました。
シェナンドー
ティケリのこれまた素晴らしいアレンジ。
何度演奏しても感動します。
この作品も作曲家の思いが全編にわたってちりばめられていて、それを一つ一つ大切に演奏したいです。
どちらも大好きな作品です。
これを指揮したり、テューバを吹いたりできて本当に幸せです。
ジュビリー序曲
これはもう大体方向性は見えています。
「ウィンザー」をやって実感するのは、管弦楽作品は音を並べただけでは音楽にならないこと。
そして、「ジュビリー序曲」のような吹奏楽オリジナル作品は、逆に管楽器らしく演奏すれば曲として聞こえてきます。
それぞれ特徴が面白いです。
変拍子の部分をちょっと確認して終了。
オリジナル組曲
民謡をテーマに、当時の「現代音楽」の技法を取り入れた作曲。
結構深いんですよね。
和声も、リズムもとても興味深いです。
ポリリズム(複数のリズムを同時進行で使用する)もさりげなく使用されていて、作品の何とも言えない幻想的な雰囲気を盛り上げます。
ぜひ、中高生にも演奏してもらいたい名曲です。
なかなか演奏される機会は少ないのが現状です。
コンクールが中心の影響です。
最後に「ファンタジアとロンド」
秋山かえで先生がソロを吹いてくださいます。
何としても仕上げなければなりません。
結構細かい部分まで詰める事が出来ました。
音間違いも結構ある楽譜なので、一音ずつ確認しました。
何度も演奏している作品ですが、ここまで細かくやったことは無かったと思います。
今までで一番の演奏になってくれればと思っています。
秋山先生の合奏
さて、夜は秋山先生の合奏でした。
この時間は楽器を吹きました。
休憩時間に1時間くらい楽器を吹いたので、ウォームアップは十分でした。
結構気持ちよく演奏できるほどには状態も改善してきています。
もちろん、まだまだ本調子ではありません。
それでも、先生の指揮で演奏していてとっても楽しかったです。
やっぱり楽器はしっかりと吹ると、その楽しさは他を圧倒します。
そして、秋山先生と一緒に演奏することも大切な時間です。
定期演奏会まであと少し。
自分の練習をしっかりしようと思います。
今月一生懸命練習すれば、本番に気持ちよく吹けそうな気がしてきました。
そうなることを信じてかんばります!
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