令和3年6月12日
本日は土曜授業。
1時間目はLHR。
作文をやって、大学調べ。
1時間目から頑張っていました。
3時間目は授業交換で2年9組の世界史。
結局バタバタと4時間があっという間に終わりました。
合奏
午後は練習。
2,3年生の基礎合奏。
言えばすぐ直りますが、まだその段階。
とにかく音の質が安定しません。
また、音程がまだまだアバウトで、そろそろ何とかしていかないと・・・。
パートでびしっと合わせてきてくれることを願います。
これもテコ入れが必要ですね。
課題曲
今回の課題曲はきれいに仕上がると思います。
毎回の事ではありますが、楽譜通りに演奏しても作曲者の意図通りの音楽にはちょっとなりそうもありません。
息を楽器に吹き入れる部分。
リズムが微妙にコラージュ(切り貼り)されている部分。
5連符の一部分、6連符の一部分、16分音符と重ねていたり・・・。
でも、部分毎にきれいな和音を使用しています。
「シェーンベルク」に題材をとった、とありますが、作曲技法はかなり違っています。
ご本人も解説やら、演奏会やらでお話されていました。
結局、この作品をどんな音楽にするのか。
その方向性がなかなか・・・。見えてきません。
もっと楽譜から読み取らないと。
それを考えると、前回の「ビスマス・サイケデリアⅠ」は素晴らしかったです。
あと、「暁闇の宴」も楽譜通りでしっかり音楽になりました。
毎年の事ですが、5番は団体ごとに全く違う演奏が聴けることになると思います。
さてさて。
これから、長いお付き合いが始まります。
自由曲
課題曲で苦労して、自由曲でぐっと気持ちが解放されて盛り上がる。
これが毎年のパターンであります。
とは言え、今日は随分質の低い演奏だったので残念でした。
出来ない理由はいくらあげても、出来るようにはなりません。
演奏者一人一人がベストを尽くすからこそ、素晴らしい演奏へ一歩ずつ近づけます。
手を抜いているとは思っていません。
そのつもりもないでしょう。
しかし、本気、全力ではなかった人がいます。
それでは目標は絵にかいたもちです。
私たちの目標は非常に高いのです。
「全国大会 金賞」
本気を出さないで、鼻歌歌いながら実現するようなものではありません。
そんな学校どこにもありませんよ。
不動岡高校吹奏楽部では、合奏までの練習過程は基本的に生徒に任せています。
もう、それが出来るレベルなのです。
ですから、合奏でのチェックは厳しくなります。そうしなければ、皆さんの努力に応えられません。
最終的には一人一人です。
まさに、一音を磨くがごとくです。
妥協はできません。
その覚悟が見られる練習にしましょう。
十分な力があるのに、結果が出ないという事は本当に残念なことです。
皆さんの持っている基準。
それを常に大切に、さらにそれを押し上げていく代です。
FWOのレベルを劇的に上げる。
それがこの58・59・60代です。
それから、合奏できる喜びを忘れないでください。
昨年度の6月12日は?
分散登校でまだ部活は始まってません。
あの悔しい、残念な時期を乗り越えた皆さんです。
1年生は中学校3年生の一番盛り上がる時に、悔しい思いをしましたね。
何としても、あの時の悔しさを今にぶつけましょう。
2,3年生は57代の先輩たちが悔しい思いをしている姿を覚えているはずです。
皆さんは練習もできる、コンクールもやれるのです。
それをもっと大切に!
その気持ちがあれば、どこまでも突き抜ける。
不動岡生のポテンシャルはいつも見せてもらっています。
「火事場の○○力」をどんどん出してください。
私よりも、皆さん自身が自分に期待してください。
誰かに頼るのではなく、自分で自分の足で突き進んでください。
本気を出さなかったら、必ず後悔します。
一度だけの人生。
せっかくですから、本気で行きましょう。
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