令和6年8月25日(日)
今日はSaitama Junior Wind Orchestraの第2回の練習会。
夜はそのまま加須市フライングカープウィンドオーケストラ。
どちらも素晴らしい時間になりました。
Saitama Junior Wind Orchestra
人数が増えて総勢22人!
羽生市吹吹奏楽フェスティバルでは開智未来高校の皆さんも一緒に演奏してくれるので、30名ほどでの演奏ができます。
やはり人数が増えると音も充実して楽しいですね。
今回も加須市フライングカープウィンドオーケストラの皆さんが一緒に演奏してくれて、あっという間にいい音になっていきました。
吹奏楽部の一番苦しい時は、メンバーにお手本になる上級者がいない頃です。
ジュニアの皆さんは、加須市フライングカープウィンドオーケストラのように大人の上級者と一緒に演奏できるので、その成長スピードは飛躍的に速くなるでしょう。
今回、参加してくれている小学生、中学生がどんどん成長してくのがとてもうれしいです。
基礎合奏
初めて参加の皆さんもいたので、「基本のき」をもう一度確認しました。
月に2回×2時間の練習です。
当然、みんなが集まる「練習会」でやれることは限られます。
資料を事前に配布して、知識も身に付けるのは各自でやってもらいます。
この「主体的な学び」を音楽、吹奏楽を通じて身に付けてもらうということも、このSaitama Junior Wind Orchestraの大切なコンセプトです。
音楽を勉強する上で大切な知識を少しずつ伝えていきます。
これを継続していけば、それぞれ立派な演奏家になってくれるはずです。
私は音楽の教員ではありませんが(よく間違えられますが!)、一生懸命勉強して学校の授業、吹奏楽部以上の内容を伝えられるようにします。
逆に社会科、世界史が専門だからこそ音楽の理解が深まります。
そもそも世界史で「芸術」は重要なテーマの一つです。
音楽はもちろん、文学、そして絵画は大好きで、いつも授業で取り上げると相当盛り上がります。
さらに宗教、政治、など様々な背景を理解すること、そしてその知識を音楽の理解につなげる点については自信があります。
歴史と音楽は切っても切れないのです。
ぜひご期待ください!
「ミニチュア・タウン」石毛里佳作曲
演奏するにあたって、作品を理解することの大切さをお話しました。
ちょっと強引ではありますが、お勉強としてスタイル(様式)のお話をしました。
参考音源も付けましたが、これからは実際にコンサートに行って音楽を体験することも企画しています。
本物を聴かないで音楽は出来ません。
前任校でも、オーケストラのコンサートに行ってから劇的に表現力が向上したのを思い出します。
こちらもぜひお楽しみに!
次回は来月。
2週連続の練習が終わりました。
次回は9月。そして10月には発表会です。
団員の皆さんの集中力も高く、指導していて私も気合が入りました。
伝える側と受ける側がお互いに刺激し合い、より高いレベルに進んで行けます。
そんな充実した2時間をありがとうございました!
来月もまたよろしくお願いいたします。
加須市フライングカープウィンドオーケストラ
夜は大人の吹奏楽団。
12月の定期演奏会に向けてコツコツと練習を積み重ねています。
前回も天野正道氏作曲の「マーチ’97」という、なかなか手ごわい、おしゃれなマーチをやりました。
その前は真島俊夫氏作曲の「五月の風」。
これまた6/8のノリを出すのがとても大変でした。
そして今回は、星出尚志作曲 行進曲「イースト・ウィンド」です。
この作品、少し「五月の風」のオマージュを感じる部分があります。
調性が複雑。星出先生の曲はそういう作品が多いです。
さて、頑張らないと。
そして樽屋雅徳作曲「アトランティス」。
これはとても分かりやすい作品。
ちょっと工夫しないとな~と思いました。
これから色々と作戦を考えます。
そしてJ・バーンズ「祈り」です。
帰りのトラック(私が運転!)で団員と話をしていて、「祈り」の音楽的背景についてお話をしました。
やっぱり知らないですよね。
おおみや市民吹奏楽団で「甘き死よ来たれ」を合奏していて、「これって誰の死ですか?」って聞いたら、「バッハ」という答えでしたから・・・。
Saitama Junior Wind Orchestraと同じで「音楽」を学ぶ、ということは大人でも大切だと思いました。
多分、キリスト教について、贖罪、様々な背景を踏まえて演奏すれば、その音楽はより魅力的になるはずです。
そこで資料を作成。
少しイメージが深まって、音楽の表現もより充実することを期待しています。
いや~音楽は奥深いです。
そして楽しい!
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