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サキソフォンのコンサート。

 日曜日のトランペットに引き続き、月曜日は東京藝術大学サキソフォン専攻生によるコンサートを聴きに上野の文化会館へ行ってまいりました。日頃よりご指導いただいている先生が大学院へ通われているということで、このコンサートをご紹介いただきうかがうことになりました。テスト期間に入っていたのですが、ぜひ伺いたい!という事で無理を言って会場に駆けつけました。

 実は音大生の専攻ごとのコンサートは、とってもお得なコンサートです。意欲的な素晴らしい学生の皆さんが、力の限り音楽を奏でる姿は見事です。高校生にとっては憧れる、大変刺激的な時間になります。テスト期間に重なってしまうとなかなか難しいのですが、ぜひ会場まで行くことをお勧めします。

 さて、オープニングは王道であるグラズノフの四重奏曲。しかしながら、1楽章はあえて演奏しなかったのでしょうか。それでも卓越した奏者たちによる、なかなか聴くことのできないアンサンブルの演奏でした。その後院生の2人がコンチェルトらしく演奏して、演奏会のクライマックスとなりました。

 ちなみに不動岡高校へレッスンしてくださる嵐田先生は、武満徹作曲「ディスタンス」の演奏となりました。サキソフォンと笙の見事なコラボレーションでした。コンテンポラリーミュージックの王道・・・。なかなか難解な、そして美しい作品でした。先生も美しかった!

 最後にサキソフォンオーケストラで、バルトークのオケコン!指揮者、打楽器もいて、とてもチャレンジングでした。若さ溢れる、エネルギッシュなステージに圧倒されました。いやー楽しかった!
 やはりコンサートは素晴らしい。
 音楽に触れることが、どれほど人生を豊かにしてくれることか。私の日々に音楽が溢れていることに心から感謝します。
 さー勉強も頑張りましょうね!

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