昨日の指揮法レッスンにて。
部活で生徒達の「本気」を引き出すにはどうすればいいでしょうか?というお話をしていると、大先輩の先生から「最近そういうことを考えないですね。やるやつはほっておいてもやるしね。やらないやつは最後までやらない。」というお言葉。
なかなかその境地にはたどり着けていないなと。
これと通じる事でしょうが、「適度な客観性」が持てるかどうかということを自分の子育てでも痛感しています。どうしても自分の子供のこととなると、感情的になってしまうんですね。たかだか鉛筆を忘れた位で、何でか怒りすぎちゃいます。
やっぱり「距離感」を適度に保つ事は難しいです。
ちなみにこれは部活でも同じ。ここの所中学校へ何回か教えに行っていますが、こういう時は「ちゃんと伝わっているかな」とか、「まだ集中力はもつかな」とか、結構アンテナ高く張っていて全体が良く見えたりします。
ところが。。。
自分の学校となると、ど~しても「こうあって欲しい!」という願いが前面に出てしまいます。冷静じゃないって程ではありませんが、でも冷静じゃいられないんですね。
最初のお話を頂いた大先輩はこういう経験を乗り越えて、自分の大切な生徒を前にしても「適度な距離感」を持つ事が出来るようになったのでしょう。結局バランスが肝心なんだな~。
とは言え。
まだまだ落ち着いて見守る境地には至らず。思い悩む日々でございます。ど~すれば良いのかな。そんなこんなをしていると、あっと言う間にコンクールになりますね。
第50代不動岡高校吹奏楽部の夏は幕が開けました。
まずは私自身がしっかりとエンジンをかけること。
私は「今しかない!」、「今年が最後!」と思う事。そうやって自分のエンジンをかけています。生徒達にはもちろん「今しかない」わけですから、本気になって頑張るに決まっています。
それに負けないように、私自身がエンジン全開でいかなければ。
今年も、思い悩みながら、一日一日を大切にして行きましょう。苦労が多いほど、感動はより大きなものになります。間違いなく!!
明日は出張で居ませんが、皆さんで頑張って下さいね~!!
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