令和5年1月11日(水)
第2回冬季演奏会第2日目に出演してまいりました。
今日は出演者ということで、ちょっと緊張しながら朝を迎えました。
演奏については最後の最後に突貫工事で本番を迎えたので、カットなどをしっかりと確認して本番で事故が起きないように努めました。
朝の楽器積み込みは、登校している3年生がやってくれました。
ちなみに、戻った楽器を下すのもです。
共通テスト直前の大変な時に、後輩たちの為に動いてくれた3年生に感謝の気持ちでいっぱいです。
お陰で生徒は直接会場に余裕を持って移動することができ、私は自宅から会場へ直接行くことが出来ました。
私は朝は8時に家を出ました。
とても余裕があって助かりました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
それにしても、共通打楽器を伊奈学園からお借りできたので、積み込む楽器が少なくて助かりました。
というのも、今回の自由曲でとり上げた「木星」は、ティンパニ2セット、ハープも2台!
もしフルセットの打楽器を積み込んだら、トラック満載になる感じでした。
また、今日は不動岡高校吹奏楽部副顧問の先生方もお二人に役員をやっていただき、役員不足でギリギリで回している冬季演奏会を何とか運営することが出来ました。
私が事務局をやっている関係で、不動岡高校から3人も役員を出すことになってしまい申し訳ありません。(他の学校ではこのようなことはありません・・・。)
しかも大ベテランの先生に寒い駐車場係をやっていただくとは・・・。
私もしっかり確認しておけばよかったです。
しかも、たった2人で休憩もままならない状況で駐車場を担当してくださいました。
本当にありがとうございました。
また、もう御一方は一日司会を担当してくださいました。
これまたずっと舞台袖に詰めていて、神経を使うお仕事で大変だったと思います。
お二人はもちろん、他校でも副顧問の先生を中心に役員を担当してくださって無事に大会が運営できました。
生徒役員の不動岡、花咲徳栄、春日部共栄の皆さんにも助けてもらいました。
表には出ない、裏方の皆様のご協力なしには大会運営はできません。
もちろん、会館スタッフの皆さんにも助けて頂きました。
写真、映像撮影、配信の業者の皆様も同様です。
舞台でスポットライトを浴びる私たちは「感謝」の気持ちを大切にしましょう。
本当にありがとうございました。
生徒役員
不動岡高校は出演順1番~9番までを担当しました。
ステージ係や計時、会場などなど。
コロナの影響もあり、最小人数を配置していますが、もうこれでも問題ないと思います。
必要以上に役員のサポートを用意する必要も無いと思います。
担当する学校の負担を考えると、出来るだけ削減していきたいです。
ステージ係は緊張感がありましたが、2団体ほど演奏を終えると慣れてぐっとスピードアップしました。
さすが、適応能力が高いですね!
次回はアンサンブル・コンテスト西関東大会の役員が待っています。
これはこれで相当に緊張しますね。
なんでも経験です。
西関東支部の運営をやる経験はとても貴重です。
全員ではありませんが、ぜひ不動岡生の能力を発揮してスムーズな運営を支えて欲しいです。
金賞!
不動岡高校は課題曲「マーチ・シャイニングロード」、自由曲「木星」を演奏してきました。
課題曲はもちろん、自由曲が本当に難しくて苦労しました。
課題曲の精度を上げる事に苦労しました。
1人1人が充実した音を奏でられるかどうか。
結局そこなんですよね。
今日聞いたトップバンドはみんな本当に一人一人がしっかりと楽器を鳴らせていました。
ここに差がありました。
やっぱり課題曲があることで多くの学びがあります。
来年度の課題曲が冒頭の1分間だけ公開されましたが・・・。
来年度は一体どうすれば良いのか。
課題曲3番「レトロ」は、まるでウルトラクイズのオープニング。(テーマ曲は「スタートレック」のテーマでしたが・・・)
あれを演奏したら、なかなか印象に残るでしょうね。
前後の団体にも影響がありそう・・・。
木星
自由曲は管弦楽作品のアレンジ作品をとり上げることにしました。
生徒の人気が最も高かった品を選びました。
講評用紙にも書いていただきましたが、名曲に取り組む意義は本当に大きかったです。
名曲が名曲たるゆえん。
それは「無駄な音が存在しない」のです。
それは「薄い」(少人数で演奏する箇所が多いこと)ことにもなります。
「その音が無いと曲にならない!」という局面ばかりです。
さらに「弦楽器の音楽」を理解して、管楽器で表現する工夫をすること。
やっぱり演奏しないと分からない事ばかりです。
スタイルを理解しない演奏をすれば、名曲だけに違和感全開になってしまいます。
一言で言って「シビア」です・・・。
ただ正確に音を並べても、イメージにある「木星」には全くならないのです。
いや~大変。
でも、本当に勉強になりました。
昨年まで取り上げていたオリジナルの難曲とは全く異なる、一音も気を抜けないシビアさを学びました。
弦楽器の響きを知るには本物を聞くに限ります。
1月15日、新日本フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに半分くらいの生徒は行くので、ここでばっちり学んでこられるはずです。
大変だけど名曲は素晴らしい。
コンクールの自由曲も考えないといけません。
名曲・・・。難しいな~。
今回は課題曲も悩むし。(5番が無いので・・・)
とにかく、新人戦の頃からこの時期のコンクールはチャレンジ、そして学びの場です。
金賞(7位)
結果としては代表圏まではまだ距離があります。
しかし、審査結果を精査すると
課題曲の評価は高い。
ちなみに、金賞受賞団体の中では唯一課題曲の評価が自由曲を上回った団体でした。
それだけ「木星」は難しい作品だったのです。
頑張りました。
ま~散々です。
自由曲だけだと金賞ではありません。
でも名曲にチャレンジする上で、これも織り込み済みの結果ではありました。
意図があってチャレンジした結果ですので前向きに受け止められます。
何より、「木星」を通じて私も生徒も多くの学びを得たことに最大の価値があります。
私は冬季演奏会はチャレンジするためにあると思っています。
不動岡高校は冬期演奏会では「課題を明確にする」と「成長する」ことに価値を置いています。
代表になったトップバンドとの差を知るのも大切な意義です。
全国バンド、そして埼玉県代表が並んでいます。
まだまだ差は大きい!
それを知ることも大切です。
代表までの差は?
代表との差は順位点で10点。
つまり、一人当たり2点(2位)。
これは大きいです。
でも、課題曲の評価には希望が感じられました。
昨年の課題曲に比べて、相当精度が高かったと思います。
これは手ごたえです。
ここからどこまで伸びるのか。
もう夏のコンクールの結果が「僅差」で涙を呑むのはやめましょう。
今年こそ、県大会を当たり前に突破できる実力を身に付けましょう!
そのためのステップはしっかりと踏めています。
さ~また明日ら頑張りましょう!!
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