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埼玉県アンサンブル・コンテスト その1

吹奏楽
今年もアンサンブル・コンテストが開催されています。

令和3年11月9日(火)

今日もアンサンブル・コンテスト。
あいにくの雨で、朝のランニングも中止。

というよりも、もう7日ほど連続で走ってしまって足腰に疲労がたまってしまいました。

ちょうどよい休息。

走り始めると、気持ちが良くて無理をしてしまうというのが悩みです・・・。

打楽器アンサンブル

さて、本日はアンサンブル・コンテスト第2日目。

不動岡高校吹奏楽部を代表して、打楽器6重奏が出場しました。

ニール・デ・ポンテ作曲 「セレブレーションとコラール」

打楽器アンサンブルの中でも名曲。

部員たちがこの曲を演奏したい!と言ってきたので取り寄せました。

そして、本番当日。

客席で聴きましたが、しっかりと持っている実力通りの演奏をすることができていました。

結果は

銀賞。

今年も打楽器アンサンブルで県大会出場は果たせませんでした。

毎年感じることですが、不動岡高校吹奏楽部の打楽器パートとしてはしっかりとステップアップをしています。

今年は2年生6名!という恵まれたメンバーでした。

それぞれの個性を発揮していましたし、しっかりと昨年を越える演奏をしてくれました。

しかしながら、毎年地区大会の壁を乗り越えることができません。

何が足りないのでしょうか?

アンサンブル・コンテストの特性

審査員の先生は管楽器4名、打楽器1名。

今回の結果も打楽器の先生は1日の最高得点をつけてくださいました。

しかし、管楽器の先生からはほぼ8点。
可もなく、不可もなく・・・。

ということで、管楽器の先生でも分かる打楽器アンサンブルを取り上げる必要があるのでしょう。

また、1日40団体、演奏順も編成がランダムに続きます。

打楽器アンサンブルの後に、フルートのアンサンブルなど。

審査員の先生も審査するのが難しいと思います。

打楽器から金管、木管、混合アンサンブルまで。

3重奏から8重奏まで。

みんな公平に、運だからとおっしゃる先生もいますが、それはコンテストとしてどうなのでしょうか。

現状のアンサンブル・コンテストで音楽性、技術などの観点で評価できているのか・・・。

評価基準はあるというか、無いというか。

「代表に値する演奏」の定義が無い

と言ってもいいのではないか、と私個人は思います。

結果にこだわる

コンテストの場に臨む以上、そのルールに従って結果を出す。

責任は指導者にあります。

アンサンブル・コンテストについては、自分自身の考えが中途半端だな~という反省もあります。

この状況で、「結果」を出すことを徹底しきれるか。

アンコンで結果の出る選曲。

それがなかなか・・・。
躊躇してしまうんです。

選択肢としてアンサンブル・コンテストにこだわらず、打楽器の先生に審査していただけるコンテストをメインに考えるということもあるかもしれません。

でも、そうなると「打楽器アンサンブル」とは・・・。

管楽器の審査員の先生はどう思っているでしょうかね。

実は、打楽器の先生が最高得点なのは毎年なんです。
だからこそ腑に落ちない・・・。

打楽器の先生と管楽器の先生には評価の共通点が無いのか。
そんなはずは無いのですが。

打楽器奏者はアンサンブルを通じて大きく成長します。
これは他の楽器も同じでしょうが、やっぱり合奏での役割から考えても打楽器にはアンサンブルが必須だと思います。

できればアンサンブル・コンテストにチャレンジさせたい!
実際、打楽器が出場できるコンテストは限られています。

でも、こうも結果を出してあげられない現状では、本当に申し訳ない。

とにかく、生徒は頑張りました!

ここ数年感じている指導者としてのジレンマです。

アンサンブル

不動岡高校吹奏楽部としてのアンサンブルの取り組みは非常にうまくいっています。

去年から始めたオータムコンサートで、全員がアンサンブル形式で演奏します。

コンテストという「競う」演奏機会ではなく、純粋に演奏を楽しめる場でのびのびと演奏しています

その結果、定期演奏会でも「つなぎ」だったアンサンブルは、メインの扱いになりました。

ちょっとアンサンブルが長い気もしましたが・・・。

やっぱりアンサンブル、ソロは「自分が音楽している!」という手ごたえが大きいです。

そして、その経験を通じて一人一人の音楽性が豊かになります。

その結果、全体での音楽が魅力的なものになると確信しています。

コンテストは出るからには結果を出さないと・・・。

反省。。。。
生徒にも申し訳ありません。
でも、どうすれば良いのかまだまだ模索は続きます。

アンサンブル・コンテストで結果を出すのはとても難しいと思い知らされました。

いや~残念。

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