令和5年11月3日(祝)
日本吹奏楽指導者協会埼玉県部会主催の「吹奏楽の日in埼玉」が開催されました。
私は一応実行委員長だったのですが、実際は全て黒川先生、三田村部会長を始め実行委員の皆さんに助けて頂き無事に終える事が出来ました。
吹奏楽連盟のアンサンブルコンテストとは異なる、アンサンブルの発表会。
このコンセプトは素晴らしいと思います。
大人から小学生まで。
そしてプロフェッショナルと一緒に演奏に参加できます。
このボーダーレスの企画は、何か新しい流れを生み出せる期待があります。
今回も50団体が演奏してくださいました。
特に一般吹奏楽団の方が多く参加して下さって、それを聴いた中高生が「大人も楽器を吹く」というのを身近に感じてくれればうれしいです。
司会
今回も司会を担当させていただきました。
なかなか日々の激務もあり、ちょっと思うようにいかないな~と思っていました。
しかし、出演する皆さんの笑顔、緊張した様子、など音楽に向き合う姿がエネルギーをくれました。
とにかく、終わった後には自分が元気をもらいました。
曲間につなぎでお話をしますが、出来るだけ面白く、でも余計な事を言わないように気を付けましたが・・・。
お知り合いの団体は特に要注意でした!
埼玉ルミナスの皆さん、楽しいステージをありがとうございました。
秋山紀夫先生の講座
秋山先生に講演していただきました。
私としては大好きな歴史から、吹奏楽についてお話がありました。
お話の中身は8割がた歴史でした。
これも、演奏者の皆さんが楽器だけ、技術だけでは音楽は楽しめない!という秋山先生のメッセージを感じてくださればうれしいです。
何より、御年94歳になられた秋山紀夫先生が、嬉しそうに「生麦事件」の説明をしていることに感動しました。
さすが、100歳が見える大先生。
例年無茶ぶりが多いのですが、今回は最高レベルでした・・・。
打ち合わせに無いこと、直前の変更など最大限の努力で対応しました。
おおみや市吹では「秋山レベル」というものが存在していますが、自分がその上級者だと自覚できる時間になりました・・・。
いや~話に合わせて適当にスライドを出していたら、「このスライドは出てるね?」って言われて、「はい出てます!」って、会場の皆さんはあれがアドリブとは気が付かないでしょう・・・。
次回もお願いできることを願って。
多分、さらに吹奏楽以外のお話が増えるような気がします。
でも、そこがポイント。
背景、何より歴史を知らないで音楽するのはもったいない!
舞台裏でピアソラの作品を演奏している中学生に「ピアソラの出身はどこ?」って聞くと、「アメリカ???」とか、色々と・・・。
アルゼンチン・タンゴを見て、リベルタンゴを聞いて、そしてバンドネオンを知って、ピアソラを演奏して欲しいです。
あのカッコよさは、楽譜からだけでは出せません!
ということで、今日一番頑張った時間になりました。
反省。
自分としてはお仕事について反省点がありますが、次年度以降につなげて行ければと思います。
ずっと考えているのは、日本吹奏楽指導者協会ってなんのためにあるのか?という事です。
指導者の為に役立つ組織であり、活動とは何か?
そこに少しでも貢献できればと思っています。
いずれにせよ、教員、部活動をやっていて、さらに転勤1年目でこなせる仕事ないようではなかったなと反省しています。
見通しが甘い。
自分が、結構いっぱいいっぱいの中、環境に適応している真っ最中なんだと自覚することが出来ました。
とは言え、突き進むのは変わりませんが。
そのうち、JBAのお仕事もしっかりできる生活環境になるでしょう!
役員をやってくださった、秋草学園、熊谷女子高校、ルミナス吹奏楽団、そしてワンポイントレッスンをしてくださった横山先生、茂木先生、各川先生 ありがとうございました!
また来年もよろしくお願いします!
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