令和5年4月29日(土)
本日のメインは保護者会でした。
初めてお会いする松伏高校吹奏楽部の保護者の皆様。
ちょっとドキドキする一日になりました。
午前中は通常の練習。
午後の保護者会でのコンサートに向けて練習が進みました。
私はTuba女子と一緒に練習。
本当に真面目で一生懸命。
まだまだ大人しいけど、もう少し慣れれば遠慮なくモノが言えそうな気がします。
とはいえ、毎日のように知らないおじさんがそばにいれば緊張しますよね・・・。
実際、こんなに1年生に長い時間指導したことは記憶がありません。
嫌われないように頑張ります・・・。
ま、色々と難しいとは思いますが。
この45分の練習で様々な課題が判明する有意義な時間でした。
基礎練習にはある程度毎日やる「パターン」を決めた方が良いです。
彼女は中学校時代に使用していたという3D(教則本)があったので、それを毎日やるようにしました。
まずはウォームアップ。
リップスラーをなかなか苦労していたので、やり方を確認して毎日やる事にしました。
次は半音階。
これも初めてやったようだったので、毎日すこしずつやることにしました。
次はスケール(音階)練習。
まずはBdur(B♭Major)変ロ長調から。
スケールのロングトーン、スケール練習。
この調は良く練習していてしっかりと吹けました。
これをやったら、必ずセットで並行調もやるように伝えました。
Gmoll(G minor)ト短調。
これが「初めて」だったのでとても苦労していました。
まずはこの長調と短調の2つは毎日やる。
そして、これにあと2つ合計4種類の音階を毎日必ず練習することにしました。
良くある話ですが、楽譜に指番号を書いてしまっていたので、それも卒業。
楽譜が読めないと、演奏する上で大きな支障が出てしまいます。
来週に、なぜ楽譜が読めないと困るのかを全員で共有しようと思います。
なんでもそうですが、理由を分からないで表面的にやると、いざ自分で考えようと思うと大変困ったことになります。
また、何も考えないで言われた通りにやっていると、方向がブレたときに修正が効きません。
まず、基礎練習のパターンを確立する。
そこからだと思いました。
まずは3Dを使って、しっかりと日々の練習の質を高めていきましょう!
バランスの良い基礎練習。
それ以外に技術を高める方法はありません。
彼女が楽しくTubaを吹いてくれるようになるかどうか、私の指導力が問われています。
大いに責任を感じています。
やっぱり一生懸命に頑張っている人を応援するのは楽しいです。
保護者会
会に先立って、保護者会長とお話をさせて頂きました。
お話を伺うと、姉妹で松校吹部だったというこでした。
やはり兄、姉が頑張っている、充実している姿を見てあこがれて入部してくれたのでしょう。
部活が楽しかった証でしょう。
兄弟が所属してくれるという事は本当にうれしいことです。
さらに、副会長ともお話すると、同様に兄弟で松校吹部とのこと。
こういう生徒が多いのでしょう。
さすが松伏高校吹奏楽部です。
まだ新参者ですが、その有難い期待に応える事が私たち顧問の役割です。
私たち大人は生徒のために妥協せず、最善を尽くして出来る事は全て取り組みます。
やはり保護者の皆さんとお話すると、より生徒への責任を強く感じるようになります。
我が子への深い愛情を目の前して、気合が入らない訳がありません。
これだけの応援団がいるのですから、何としても盛り上げていきたいです。
ちなみに1年生はちょっとしたパーカッションアンサンブルを発表。
早速打楽器パートのOさんがリーダーシップを発揮していました。素晴らしい!
そして最後に1年生を交えてコンサート。
なんと私も参加・・・。全く戦力ならずに反省。
宝島、私は最強。
自分は最弱だと悲しい気持ちになりつつ、毎日練習しようと決意するコンサートになりました。
1年間かけて取り戻そうと思います。
やっぱり楽器を吹くと楽しいですね!
おおみや市民吹奏楽団
松伏高校でお世話になっている佐藤正人先生。
5月7日に課題曲のコンサートを開催するとのことでした。
そこにはなんと秋山紀夫先生もご出演なさるということで、チラシ、チケットをおおみや市民吹奏楽団にお持ちするということになりました。
招待券をお持ちすると、「ああ俺も欲しかったんだよ!」と秋山先生も招待券を・・・。
いや、先生絶対に招待券持ってるはずですよね。
市吹の皆さんもぜひお時間がありましたら会場へ足をお運びください。
その後、秋山先生の合奏を見学させていただきました。
とにかく、先生は変わりません。
常にパワフルです。
ご指摘はとても的確。
おおみや市民吹奏楽団の抱えている現状について、課題を明確なメッセージとして伝えていました。
これに答えなければもったいないです。
この先生との時間を本当に大切にすべきだと実感しました。
また、お邪魔して勉強させていただきたいと思いました。
ありがとうございました!
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